コラム

君沢ユウキ、佐藤祐吾…己の筋肉が衣装!鍛え上げられた身体が美しい2.5次元俳優5名をピックアップ

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舞台のため、役のため、「魅せる」ため。役者は己の肉体を、時には太く逞しく、時には鞭のようにしなやかに鍛え上げる。

自宅やジム、稽古場などでおこなっている筋トレの様子をSNSで見せてくれる俳優もおり、その筋肉の張りと眩しさには目がくらむばかりだ。

前回は「厚く大きく美しい」をテーマに素晴らしい筋肉を持つ俳優を5名紹介したが、正直なところまったくもって紹介しきれなかった。今回も、血反吐を吐く思いで選び抜いた5名の俳優を紹介する。

※第1弾目はこちら
肉体美にうっとり ナイスバルクと呼びたい2.5次元俳優たち
https://25jigen.jp/column/12958

1. 君沢ユウキ

ギリシャ神話のアポロンかと見間違うほどの身体の上に、ルーブル美術館に展示されているに違いない顔が乗っている。奇跡の至宝と呼んでも良い。

仮面ライダーWの2話、衝撃の裸ベルトで登場した君沢はその後、映像の世界とともにテニミュのオサムちゃん、ナルステのカカシ先生、ジョーカーゲームの蒲生次郎などの役で強烈な印象を与えてくれている。

特に、三つ揃いスーツを纏ったスタイリッシュな役柄の時は「この美しいお顔とスーツの下にあの鍛えられた筋肉が」と頭の中が混乱状態に陥ることだろう。

見れば見るほどすべてが心の底からありがたい。

今すぐに「君沢ユウキ 筋肉」とグーグルで画像検索をして欲しい。網膜と視神経のアンチエイジングにも非常に効果がある。

2. 山口大地

ストイックオブストイック。筋肉の種類に「ふかふかとした肉感のあるソフトな筋肉」と、鋼のようないわゆる「バキバキ」に鍛えられた筋肉とがあるのなら、山口大地の筋肉は後者だ。

食生活のコントロール、ジム通いでのウエイトトレーニングなど、徹底して自分を追い込む姿勢で身体作りをしている。会見などでの穏やかな語り口調と、大理石を削り取ったような身体のギャップにはいつも驚くばかりだ。

2014年の「戦国BASARA 4(伊達政宗役)」から綺麗な腹筋を見せてくれていたが、年齢を重ねるたびに仕上がり具合が凄まじくなっていっている。2019年10月の「五右衛門マジック」では、ゲネプロレポートで最高の上腕と二の腕の血管が撮影できたので、ぜひ見て欲しい。(「画像一覧」の4枚目に収録)

2020年1月現在、「リアルファイティング『はじめの一歩』The Glorious Stage!!」にてボクサーの冴木卓麻役を演じるためにトレーニングに励んでいる。

3. 伊万里有

ありとあらゆる部分から大人の色気が匂い立っている。シュッとしているスマートな顔、形が良く長い首。その下に広く厚い胸板が隠れていることは、なかなか想像がつかないだろう。

2015年には「東京ワンピースタワー」にて開催されたショーにて、ロロノア・ゾロとして出演。ミュージカル『刀剣乱舞』の長曽祢虎徹役でも胸元の開いた衣装を身に着けており、鍛えられた胸筋から腹筋までがはっきりと見えるのだが、上腕も相当なものだ。

2017年にはTBSテレビの「究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦」に出演した。この番組は、男性芸能人が巨大な跳び箱を跳んだり、壁を押しあうなど、己の身体による運動能力を競う内容だ。

地上波人気番組での、見せるためではない筋肉同士のぶつかり合い。できることならもう一度この番組で勇士を拝みたい。

4. 高野洸

ミュージカル『刀剣乱舞』の膝丸役、そして2019年は『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1- の山田一郎役で大きな話題となった高野洸。

歌える・踊れる・演技ができる。目を見張るアクロバット、ここに2019年は「ラップ」が加わった。盛り過ぎではないかという設定の人物だが3次元の俳優だ。

舞台『タンブリング』の会見では、ドラマ出演の時の思い出や「バク宙ひねりをできたらいい」などアクロバットについて語っている。

彼はいったいどこまで成長していくのだろう。「俳優」というくくりにおさまらず、表現者・アーティストとして活動の幅をどんどん広げていっている。

2020年は、これまたバレエで鍛えたしなやかな筋肉が素晴らしい三浦宏規とともに日本博のオープニング・セレモニー第1部記念式典への出演が決まっている。今後目が離せない、階段を100段抜かしで駆け上っている俳優だ。

5. 佐藤祐吾

お分かりいただけるだろうか。「筋肉こそ最高の衣装」を体現している。

筆者が彼を初めて観たのはミュージカル『テニスの王子様』の聖ルドルフ学院・木更津 淳役の時だった。半袖のユニフォームから伸びる筋肉質な腕。テニミュブログにて相方の柳沢慎也役・尾関 陸を軽々と肩に担ぎあげた画像を見て「……絶対強い」と呟いた。

重力を感じさせない動きは、強い体幹とバランス感覚によるものだろうか。

癒し系の「可愛い」とも言えるほのぼのとした顔立ちの下に、この雄々しい身体がある。2020年1月現在、25歳とまだまだ若い。キレのあるダンスとともに、今後もたくさんの舞台でその力強い演技を見せてほしい。

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WRITER

広瀬有希
								広瀬有希
							

金融・印刷業界を経てフリーライターへ。エンタメメディアにて現場取材・執筆の他、日本語・日本文化教育ソフト監修、ゲームシナリオ、ノベライズなどで活動中。感動が伝わる文章を目指して精進の日々を送っています。

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