コラム

肉体美にうっとり ナイスバルクと呼びたい2.5次元俳優たち

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大きく開いた衣装の胸元からのぞく大胸筋、剣をふるう逞しい上腕筋、後姿の太い首から肩へのなだらかな僧帽筋。

身体を極限まで鍛え、そしてその身体を使って演じ、歌い、表現してくれる俳優たちは皆、素晴らしい筋肉の持ち主ばかりだ。

端から紹介し称賛したいところだが、ここでは特に「厚く、大きく、美しい」筋肉の持ち主5名を独断で紹介する。

岩永洋昭

 

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のっぴきならない事情により、微笑みの国、タイのバンコクにおります🇹🇭🌞 世界中の何処にいようとも、日々のルーティーンは欠かさずに。トレーニングからの即クールダウンは👌 が、その後死亡💀💧笑 …….死亡で思い出しました💡 毎週金曜22:00〜TBS 系列で放送中のドラマ「アンナチュラル」の第6話に出演させて頂いてます。 ぼく………死にます💀💧 お時間&ご興味あられる皆様は、是非。 #Thailand #Bangkok #微笑みの国 #プールサイドトレーニング #アンナチュラル #死体役上手いねと監督さんに褒めて頂く #守るべきモノの為なら人殺し以外何でもするさ #泳ぎは得意な方です笑

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筋肉と言えばやはりこの人を置いては語れない、岩永洋昭だ。近年では2019年公開の『映画刀剣乱舞-継承-』での日本号役、4月公演の「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” でのオールマイト役が記憶に新しい。

舞台だけではなく映像の世界での活躍も多い。2008年の特撮「レスキューフォース」の隊長・石黒鋭二、2010年の「仮面ライダーオーズ/OOO」の伊達明と、印象的な役をこなしながら着実に実績を積み重ねている。

岩永洋昭の筋肉の素晴らしい点は、とにかく全身が彫刻のように美しいということに尽きる。割れた臍周りの腹直筋はもちろん、胸筋下と脇腹にウロコのように浮き出た腹斜筋に注目して欲しい。

30代はじめの頃にはその年齢らしく若々しい筋肉の良さがあったが、40にさしかかろうとしている今、衰えは全く見られない。むしろ年々身体がより大きく仕上がっているのではないかとさえ感じる。

いつまでも共演者をお姫様抱っこし続け、白のVネックシャツが似合う俳優であってほしい。

spi

 

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ミュージカル『刀剣乱舞』の蜻蛉切、舞台『KING OF PRISM Over the Sunshine!』の大和アレクサンダー役などで知られるspiは、その大きな身体に響かせる、豊かで優しい歌声が素晴らしい。

一見、低く太い声を出すように見えるが、のびやかで透き通る歌声は特に高音部が心地良い。身体で喉をしっかりと支えているので、無理のないナチュラルな歌声になっているのだろうと考えられる。

spiの筋肉は厚みがあり、上腕も胸筋もとにかくやわらかそうだ。ダンスもうまく、186センチの長身は非常に舞台映えする。歌、ダンスともに身体の使い方が優れている俳優だと言える。

特に2017年末の「STAGEFES2017」で仁科カヅキ役の大見拓土と見せた大和アレクサンダーとしての「EZ DO DANCE」のパフォーマンスは、激しい殺陣とも言えるダンスをこなしながらの歌唱に圧倒された。

高橋良輔


近年ではスーツや厚めの衣装が多いためその筋肉を拝める機会があまり無いが、カンパニーの筋肉トレーニング(通称リョーザップ)を担当することもあった高橋良輔は「筋肉番長」との呼び声も高い。

2015年から始まった「ダイヤのA The LIVE」(伊佐敷純役)では、ピッタリとした青いアンダーシャツの下にある厚い胸筋がライトでくっきりと浮かび上がり、すぐ横にいた上田悠介(結城哲也役)が後日イベントで「あんな筋肉見たことない」と証言するほどだった。

着物の下にこの筋肉、と思えば身体が隠れた衣装も悪くない。

声優として声の仕事も増えてきているが、変わらず舞台にも出続けてほしい。

小柳心

2019年4月の「黒子のバスケ ULTIMATE-BLAZE」で、洛山高校の根武谷永吉役を演じた小柳心は、SNSでもワークアウトの様子がよく投稿されている。

演じた根武谷が筋肉やパワーにこだわるキャラクターであることから、やはり自身もマッスル的な考えの方なのだろうかと思っていたが、そうではなかった。

公式ブログ「夢で逢いましょう」は、芸能人のブログに多く見られる、改行の多い短文ではない。そこには、筋トレに対する考え方と根武谷の人物像についての深い考察があった。ブログの読み手として、そしていち黒子のバスケファンとして、あらためて根武谷について考えさせられた。

脚本や作家業も手掛ける小柳らしく、率直な文で思いがビシビシと伝わってくる。写真とともに、SNSやブログなどでの言葉に今後とも注目していきたい。

佐伯大地

 

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おふしょっと

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今回紹介する5名の中で最も若い佐伯大地は、近年では映像方面での活躍もめざましく、舞台のチケットが取れない場合に大変ありがたい。

ミュージカル『刀剣乱舞』で演じた岩融は、薙刀をふるう上腕が公演を重ねるごとに逞しくなっていくため、岩融の身体の仕上がり具合でどの公演かを当てるクイズをしてもいいほどだ。

同作で共演した崎山つばさとともに出演したLINE LIVEの番組での男気溢れる腕立て伏せ講座では、日ごろのトレーニングの一部をうかがい知ることができた。

2018年末に出した写真集では、台湾のナイトプールなどでその筋肉を惜しげも無く晒してくれている。

2.5次元では「ALL OUT!! THE STAGE」、2019年7月7日から放映のドラマ「ノーサイド・ゲーム」ともにラグビー選手を演じている。映画に舞台にドラマに、活躍の場を広げる佐伯大地にこれからも期待したい。

 


以上今回は5名に絞ったが、正直なところ他にも紹介したい俳優は目白押しだ。

日ごろから体を鍛えることが好きだったり、役に合わせて体を仕上げていったりとそれぞれではあるが、マッチョ系から細マッチョまで、己の綺麗な筋肉を舞台上で見せてくれる俳優たちには感謝しかない。

今後とも、その素晴らしい筋肉に敬意を表しながら、ありがたく拝んでいきたい。

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WRITER

広瀬有希
								広瀬有希
							

金融・印刷業界を経てフリーライターへ。エンタメメディアにて現場取材・執筆の他、日本語・日本文化教育ソフト監修、ゲームシナリオ、ノベライズなどで活動中。感動が伝わる文章を目指して精進の日々を送っています。

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