5月に開幕する『歌劇派ステージ「ダメプリ」ダメ王子 VS 偽物王子(フェイクプリンス)』のビジュアル撮影が都内にて行われた。
前回のリュゼ役・大見拓土のインタビューに続き、今回はメア役を務める三原大樹のインタビューと撮影ショットをお届けする。
――かなり久しぶりにメアとして衣装を着て、撮影してみていかがでしたか。
三原大樹(メア役):そうですね、とても久しぶりな気がしました。でも、あの時の記憶がザーッと蘇ってくるような感覚がありましたね。
第1弾の舞台を経たことで、撮影はスムーズに進んだと思います。メアにとっては何よりもキュアランが大事なので、自分の顔よりもキュアランを押し出しました(笑)。
あとはスタッフさんとの関係も深くなったことも、撮影がスムーズに進んだ理由のひとつかもしれません。ぼくは人見知りなので……
――久しぶりにリュゼやクロムとお会いして、安心感はありましたか。
三原:ありましたね。今年に入ってからクロム役の汐崎アイルさんが声をかけてくださって、3人でご飯に行ったんですけど、そのときも本当に居心地がいいなと思いました。
2人とも良きお兄さんというか、心から信頼している人たちです。この関係性が出来上がったいま、第1弾よりも良いセレンファーレンがお見せできると思います。
――大見拓土さんと汐崎アイルさんのどのようなところが好きですか?
三原:アイルさんは僕ら2人よりも年上なので、長男のような存在としてセレンファーレンを引っ張ってくれるところですね。
稽古が終わった後も、僕ら2人をご飯によく連れて行ってくれていました。セレンファーレンの肝というか、大黒柱のような人です。
拓土くんは、まさにリュゼ王子のようなキラースマイルで、いつも僕らを笑顔にしてくれるところですね。セレンファーレンの3人のバランスをうまく取ってくれているのも、拓土くんだと思います。
▲まさに自然体の3名。「続きまして〜」の掛け声で、和気藹々としながらも次々とポーズをとっていく
――第1弾の晩餐会シーンでは、リュゼからいろいろイタズラされたそうで……。
三原:そうなんです。あのときは結構キツかったですね(笑)。
リュゼ王子が弟を愛するがあまり、どんどんアイスを食べさせてくるんです。「ちょっとペース早いな」と思っちゃったときには危うく笑いかけました。すかさずキュアランで顔を隠しましたけど……(笑)。
普段の仲の良さが活きたかな、と思います。
▲撮影の合間に、3人(とキュアラン)で自撮りした写真を確認する様子
――第1弾で共演した他のキャストさんはどんな印象でしたか。
三原:皆さんからとても刺激をもらっていましたね。ナレク役の(滝澤)諒は僕より年下なのに、本当にしっかりしていて、カンパニー全体を引っ張ってくれるし、そんなナレクをヴィーノ役のまっつんさん(松本祐一)がうまくサポートしていて。
(進藤)学さんはカンパニー最年長なんですけど、いい意味で最年長ぽくないというか、若手の僕らにもすごく優しくしてくれました。
テオ役の橘りょうくんとは、2人のシーンが多かったんですけど「稽古の1時間前に来て演出家のヤス(八十島美也子)さんに見てもらおう」と提案してくれて。そしてグリまる役の(齋藤)彩夏さんは女性1人でやりづらさもあるかもしれないのに、いつも現場を明るくしてくれたし、Twitterでも僕ら一人ひとりを紹介してくれて。
そしてルオーシュ役の徳山(秀典)さんは男としても役者としてもかっこよくて、僕にとって憧れの存在です。
このメンバーだからこそ、ダメステ第2弾ができるくらい愛される作品になったんじゃないかな、と思います。
――2回目となるメア役を演じるにあたり、自分の中で工夫してみたいことはありますか?
三原:第1弾のときは、とても愛されている原作とキャラクターを演じることに最初は不安もあったんですけど、日に日にお客さんが増えたことで「やってきたことは間違っていなかったんだ」と自信になったので、ベースは第1弾と変えることなくやるつもりです。
でも、第2弾ならではのもっと良いメアやセレンファーレン、ダメステカンパニーをお見せできるように、日々模索しようと思っています。
――では、最後に第2弾への意気込みとファンの方々へのメッセージをお願いします。
三原:ダメステのカンパニーとして、みんなで協力し合いながらより良い作品を作ることはもちろんですが、せっかく国家が3つに分かれているので他の国に負けないようにセレンファーレン一同もっともっと切磋琢磨しあって、頑張っていきたいなと思います。
第1弾お越し下さった方にも、「今回初めて行ってみようかな」と思っている方にも楽しんでいただけるような作品にするので、ぜひお越しください。頑張ります!
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