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舞台「幽☆遊☆白書」再現率が高かったキャラ&理由は?「全員最高、選べない」の声も多数【ファンアンケート回答結果】

2019年夏に上演し、大好評のうちに幕を閉じた舞台「幽☆遊☆白書」。

観劇の熱冷めやらぬ中、「2.5ジゲン!!」では舞台「幽☆遊☆白書」についてのファンアンケートを実施した。

今回は「再現率が高いと思ったキャラクターとその理由は?」という項目について、ファンから寄せられたコメント(抜粋)をキャラクターごとに紹介しよう。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

浦飯幽助(演・崎山つばさ)

まずは主役の浦飯幽助から。

幽助を演じる崎山つばさは、公式サイトのコメント動画で「『幽☆遊☆白書』はいつか表現したいと感じていた作品の一つ」と語っている。

そんな崎山が演じる幽助に寄せられた、ファンからのコメントを見てみよう。

崎山さんは品があるけど舞台上ではちゃんと不良だった。

今どきいないタイプの不良の解釈の仕方がすばらしかったです。全員最高の再現率だったと思いますが、やっぱり主役の幽助にしました。

粗野で乱暴、短気で無鉄砲の中にも芯になる気持ちの美しさが感じられ、感情の変化を一番丁寧に演じられていた、その圧倒的存在感、気合いの入り方、まさしくみんなの愛した幽助。

やはりあの全力のギャグシーン! 全力で、そして上手い人が真摯に演じるギャグシーンはホントに面白い!!

原作漫画『幽☆遊☆白書』は、1990〜1994年に渡り少年ジャンプにて連載。主役の浦飯幽助は、当時の典型的な不良少年(ヤンキー)として描かれている。

一方の崎山は1989年生まれで、連載当時は1〜5歳。学生時代について「自分はスポーツ少年で、幽助とは真逆だった」と語る。

幽助は喧嘩っ早く、舞台版でも相手に凄んだり啖呵を切ったりするシーンが多々登場する。また普段の崎山からは想像できないような、ある意味過激なギャグシーンもあった。

体当たりのギャグシーンからは、崎山の持つ原作へのリスペクトが感じられた。

さらに、幽助というキャラクターの大きな魅力の一つに、「不良だけど根は優しい」というギャップがある。幼馴染の蛍子、いつも喧嘩を仕掛けてくる桑原、母親である温子……といった人物への態度には、時折それがちらりと見える。

崎山は、そうした複雑な魅力も全てひっくるめて原作に忠実に幽助を演じきり、観客の心を掴んだ。

桑原和真(演・郷本直也)

続いて、自称「浦飯幽助の永遠のライバル」・桑原和真だ。

喧嘩っ早いが情に厚く、仲間からも子猫からも慕われるこの男。演じる郷本直也はコメント動画で「自分は幽白ドンピシャ世代であり、大好きな作品」と語っている。

演じるにあたり「プレッシャーが大きい」とも語っていた郷本だが、その再現率には驚嘆の声が多数寄せられた。

アドリブや挨拶も含めて、面白くてみんなの頼れるお兄さんぶりが桑原そのものでした!

桑原の人情味あふれるところとか、立ち居振る舞いがまさに、それ!でした。

ビジュアルもそっくりでしたが、声やセリフ回しもアニメの声優さんそっくりでした。単に似せているだけでなく、男・桑原の魂を感じるほど、役がのりうつっているように思いました

リアクションやアドリブが凄くハマっていました。

桑原は元々好きなキャラクターだったのですが、もう劇場で見た時に涙が止まりませんでした。桑原役の郷本さんがご自身の配信で「役が決まった時に敢えてアニメを見なかった」と仰っていましたが、さすがど真ん中世代。アニメの良さも入っているけど郷本さんの中の桑原をきちんと演じられていました。また郷本さんは来年40歳になるアラフォー世代なのに、それを感じさせないほどの中学生感。やんちゃだけど仲間思い、そしてお勉強が苦手。そんな中学生・桑原和真を演じられるのは本当に郷本さんだけだと思います。

他にも「どこからどうみても本物」「漫画から出てきたのではないかと思った」といったコメントがたくさん寄せられている。

三枚目という立ち位置は、案外難しい。一歩間違えば空回りした印象を与えてしまう。しかも桑原という男はただコミカルなだけでなく、人情味あふれる格好良さも兼ね備えている。

原作が大好きだという郷本にとって、この役を演じることは確かにかなりのプレッシャーだったに違いない。

しかしステージ上の郷本は、プレッシャーなど微塵も感じさせない完璧な芝居を通して、我々を「幽☆遊☆白書」の世界へと導いてくれた。

蔵馬(演・鈴木拡樹)

蔵馬は原作きっての人気キャラクターだ。

眉目秀麗な優男で、頭も切れる。当時の原作ファンの中には「蔵馬に憧れた」という人も多いのではないだろうか。

そんな蔵馬を演じるのは、鈴木拡樹。彼はコメント動画の中で「自分も原作を読んでいた世代。まさか自分が蔵馬を演じられるとは思わなかった」と語っている。

そんな彼の演じる蔵馬には、「立ち姿」「指先」「仕草」など、ディテールまで再現率が高いと賞賛の声が寄せられている。

立ち姿やちょっとした仕草、指の先まで全てが蔵馬だ…!と感動しました。

2次元でしか有り得ないようなキャラのイメージが現実に現れて、驚きました。

立ち姿がまさに蔵馬。ローズウィップを自在に操り、ちょっとした仕草も蔵馬でした。

美しさも喋り方も動き方も蔵馬でしかなかった。低い声も男っぽくて色っぽかった。ローズウィップ、普通に小道具なのにちゃんと巻き付いててビックリ。あれ、特殊な仕掛けありませんよね??

アニメの真似ではない役者さんならではの再現の仕方にとても驚きました。立ち姿だけではなく、指先1つ動かすだけでも蔵馬だと思ってしまう表現力に脱帽。蔵馬が登場する度に目が離せませんでした!

頭のてっぺんから爪先まで神経の行き届いた蔵馬でした。似ているというより蔵馬の内面性と元は妖狐といった成り立ちも合わせて、少年だけど老成した雰囲気を醸し出し美しさも際立った、まさに蔵馬でした。

蔵馬は少々、背景が複雑なキャラクターである。10代の少年の姿をしているが、魂は千年以上も生きた妖怪だ。普段は温厚だが、内に秘めた妖怪の残忍さも失ってはいない。

今回の舞台版ストーリーでは、蔵馬が送る二重生活への葛藤も描かれている。

人として母や女性を慕う気持ちと、妖怪としての本性。そのはざまで揺れる思い。観劇中はそんな蔵馬の背景が改めてリアルに感じられ、圧倒された。

必要以上にオーバーな演技をすることもなく、あくまでも蔵馬らしく、内面を淡々と描き出す。鈴木のそんな表現力はさすがだ。

また、蔵馬の武器“ 薔薇棘鞭刃(ローズウィップ)”についても特筆したい。鈴木はコメント動画の中で、「鞭はすごく難しい(けれど)生きているように扱いたい」と語っている。

鞭の動きは予測しづらく、キービジュアル撮影を担当したカメラマンの言葉を見ても、難しいことがよく分かる。

だが本番を観劇したファンからは、鈴木の鞭さばきにも称賛のコメントが多数寄せられた。

飛影(演・橋本祥平)

第三の眼“ 邪眼 ”を持つ妖怪・飛影もまた、原作屈指の人気を誇るキャラクターだ。

飛影を演じる橋本祥平は、もともと原作の大ファン。漫画は全巻読み、アニメも全話見たという。

「ファンだからこそ、舞台を通じて作品の魅力を伝えたい」と語る橋本。そんな橋本の芝居には、「イメージどおり」「飛影そのもの」という声が多く寄せられた。

橋本祥平さんの演技、表情、姿勢に加え、衣装やメイク、髪型までまさに飛影そのものでした。飛影がそこにいる!と感動しました。

原作からのファンとしてはあのツンツンヘアとか服装もだけど、そのまま飛影が生きてるって思った。

素早い動き、刀さばき、身のこなしが本物の飛影だ…!と感動するほどで、ビジュアルの再現率もすばらしく、声や台詞の間の取り方も飛影らしい…と、細部にわたり飛影を感じさせてくれたから。

表情が大変素晴らしく、素早く動く様や、低い姿勢がとても素敵でした。

殺陣や刀さばきがアニメみたいだった。ちょっとした立ち姿や姿勢もかなり意識して再現してると感じた。

小柄な体躯だが並外れたスピードと高い戦闘能力を誇る、飛影。降魔の剣をめぐる幽助との戦いでは、橋本の持つ身体能力が最大限に発揮された。

相手を翻弄する素早い動きを、橋本は低い姿勢を保ったまま演技することで表現した。それを見ていると、まるで飛ぶように動き視界から消える原作の戦闘シーンが浮かんでくる。

今回のストーリーでは、飛影の生い立ちについては描かれていない部分が多い。

だが、さすがは原作ファンの橋本。ただ残忍なだけでなく、過去に起因する飛影の悲壮なまでの覚悟、孤独、秘めた愛情といった背景まで、立ち姿にきちんと滲ませる役作りを見せてくれた。

橋本は、カーテンコールや挨拶後のお辞儀の瞬間も飛影のキャラクターを崩さず、アンケートには「飛影ならやりそうなお辞儀の仕方」「飛影の態度そのものだった」といった声も寄せられている。

コエンマ(演・荒木宏文)

さらに忘れてはいけないこの人、荒木宏文演じるコエンマだ。

コメント動画で荒木は、彼自身が原作とコエンマのファンであることを明かし、「自分もファンだからこそ、(シビアな目で見ても納得できるよう)しっかり作り込みたい」と語った。

そんな荒木の演じるコエンマには、芝居はもちろん、難易度の高い演出も含めて、さまざまな観点から絶賛のコメントが寄せられている。

どう表現するのか気になってましたが!おしゃぶり咥えたままあの滑舌の良さ!コミカルさ!子供コエンマのちっちゃいおててが表情豊かで、凄く細かく動いてて可愛かったです。

見た目はもちろん声も声優さんに寄せているし、何よりおしゃぶりをしたまま本当に喋っていてとても感動しました。また霊界バージョンと人間界バージョンの表現もとても好きです。霊界バージョンのときは本当にコエンマ様がいるように思います。

霊界バージョンがまさかの!!再現率がすごく高いのに最高に笑える演出でした!おしゃぶりのまま喋るのも本当に凄い!!人間界バージョンのイケメン度はハンパないです!コミカルでしたけど!

素晴らしく美しいのに可笑しかった!最高に盛り上げてくれた。

霊界バージョンと人間界バージョン(ストーリーテラー)の使い分けが秀逸。仕草がアニメの動きそのままでステキでした。

おしゃぶりを咥えながらしっかり聞き取れるセリフを言っていてすごいと思いました。赤ん坊バージョンは笑いましたが、大人バージョンは口調や立ち姿がコエンマそのもので感動。

今回コエンマの演出でとくに注目を集めたのは、次の3つだ。

  1. おしゃぶりをくわえたままの演技
  2. パペットを使った「赤ん坊バージョン」の再現
  3. ストーリーテラーとしての役割

コエンマは、終始おしゃぶりをくわえたまま芝居が進む。この演出は、ゲネプロ時のキャスト挨拶でも話題になった。

おしゃぶりをしながら、観客がきちんと聞き取れるセリフを話す。これだけでも相当な精神力が要求されるだろう。

加えて今回コエンマは、霊界バージョン(大人の姿)・人間界バージョン(赤ん坊の姿)という2種類の姿で登場する。赤ん坊の姿を表現する手段として、荒木自身が操作するパペットが用いられた。

このパペットの操り方がまた絶妙で、最初はシュールに見えたパペットの動きが、だんだんと可愛らしく見えてくる。

さらに注目したいのが、ストーリーテラーとしての役割だ。今回の台本では、断片的ないくつかの物語がコエンマの回想により一つの流れに繋がれていく。

場面が大きく切り替わっても観客の集中力が途切れずにいられたのは、狂言回し・コエンマの存在があってこそだった。

きちんと役割を果たしつつ、もちろんキャラクターの再現性も大切にする。そんな芝居を見せてくれた荒木のコエンマは、原作ファンの一人としてとても満足度が高かった。

ぼたん(演・平田裕香)

再現率の高さについてのコメントがとくに多かった人物が、もうひとりいる。それは平田裕香演じる霊界案内人「ぼたん」だ。

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彼女の再現率についてはキービジュアルが発表されるとすぐに話題となり、千秋楽公演の配信日には「ぼたんちゃん」というワードがTwitterのトレンドに入るほどの人気となった。

アンケートにも、平田が演じるぼたんについて本当にたくさんのコメントが寄せられている。

再現率すごく高い舞台でした!特にぼたんちゃん!平田さんの声、言い回しや抑揚の付け方、仕草!凄くぼたんちゃんでした。

衣裳から、雰囲気からそのまんま!出てきた瞬間に好きになりました!

ずっと目が離せなくなるほど可愛らしくてぼたんそのままでした!

可愛くておちゃめで原作そのままだった!

声だけでなく仕草や表情、全てが違和感なく思い描いていたぼたんそのものだった。

原作・アニメでも好きなキャラでしたが、浮かんでいる姿や喋り方、仕草などイメージ通りでした。

姿形声動きすべてパーフェクトでした。感動しました!制服姿も見たいなぁと思いました。

みんな再現率高くて最高だった。とくに、ぼたんちゃん。本物のぼたんちゃんだった。アニメ風のセリフの言い回しとか全部大事にしてくれてるのが分かる。

マネをしているともキャラを意識しているとも言えないほどのなりきり方、ぼたんの愛されている部分をしっかり作ってくださっていて、物語に華をそえていた。

あでやかな着物姿に快活なポニーテールが特徴的な、ぼたん。死者の魂を霊界へ案内するという役割ではあるが、その性格は陽気でほがらか。

シリアスな展開にあっても場の空気をふっと和ませてくれる、登場するだけでほっとするようなキャラクターだ。

そんなぼたんに最大級の愛を注いで演じた、平田。彼女がぼたんを愛する様子は、稽古期間や本番中のツイートからも伝わってくる。

平田の丁寧な役作り、そして渾身の演技が、男女問わず幅広い層から愛される「ぼたんちゃん」を作り上げたのだろう。

剛鬼、蛍子、温子…「全員」という声も多数

再現率の高さについては、剛鬼(演・新田健太)、雪村螢子(演・未来)、浦飯温子(演・角島美緒)など他のキャラクターについても寄せられた。

また、「全員の再現率が高かった」「みんな良すぎて選べない」という声も非常に多かった。

役者の演技はもちろん、衣装、メイク、ウィッグ、そして台本、演出、美術……そのすべての工程が原作を深くリスペクトしていたからこそ、この再現率を実現できたのだろう。

舞台「幽☆遊☆白書」には、続編や再演を期待するファンも多い。

公式からの新たな発表は今のところまだないが、もし何かが実現したならば、必ずやまた素晴らしい景色を見せてくれるに違いない。

公演情報

タイトル

舞台「幽☆遊☆白書」

原作

冨樫義博「幽☆遊☆白書」(集英社「ジャンプコミックス」刊)

脚本・演出

御笠ノ忠次

劇場・日程

【東京公演】
シアター1010
2019年8月28日(水)〜9月2日(月)

【大阪公演】
森ノ宮ピロティホール
2019年9月4日(水)〜9月8日(日)

【福岡公演】
ももちパレス
2019年9月10日(火)〜9月12日(木)

【愛知公演】
一宮市民会館
2019年9月20日(金)〜9月22日(日)

キャスト

浦飯幽助役:崎山つばさ
桑原和真役:郷本直也
蔵馬役:鈴木拡樹
飛影役:橋本祥平
雪村螢子役:未来
浦飯温子役:角島美緒
ぼたん役:平田裕香
剛鬼役:新田健太
幻海役:エリザベス・マリー
コエンマ役:荒木宏文

チケットについて

詳細は公式サイトから

公式サイト

http://officeendless.com/sp/yuhaku/

公式Twitter

@yuhaku_stage

主催

舞台「幽☆遊☆白書」製作委員会
(Office ENDLESS/ぴえろ/読売広告社/サンライズプロモーション大阪/バンダイナムコアーツ)キョードー西日本(福岡公演のみ)

©舞台「幽☆遊☆白書」製作委員会
©Yoshihiro Togashi 1990年-1994年

WRITTER

豊島 オリカ
 
								豊島 オリカ
							

いつも感動しているフリーライター。2.5次元が大好きです。頂いた日々の活力、勇気、心を揺らす奇跡のような感覚に、どうにか恩返しできないものかと願いながら執筆しています。カーテンコールで拍手することと、鼻ぺちゃな犬も大好きです。

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