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ヒロイン役を通して味わう彼との恋… 「イケシリ」舞台化シリーズの魅力と楽しむコツをご紹介します

乙女ゲーム原作の2.5次元作品が発表されると、ヒロイン役がいるかいないか気になってしまう人も多いだろう。その作品に推しが出演するなら、なおさら気になる部分だ。

ヒロイン役とお気に入りの役者が演技とはいえ恋仲になって仲睦まじくするのはちょっと……という気持ちも分かる。が、今回はあえてヒロイン役がいるから生まれる舞台での胸キュンについて考えてみようと思う。

胸キュンを届ける「イケメンシリーズ」

女性向け恋愛ゲームを次々と世に送り出しているサイバードの「イケメンシリーズ」。通称「イケシリ」。

さまざまな趣向を凝らしたタイトルが揃っており、コンスタントに新作も発表されている。乙女ゲームの老舗といえるシリーズのひとつだ。やったことがあるという読者も多いだろう。

ゲーム内でユーザーはヒロインとして気になるイケメンとの甘く切ない日々を味わうことができる。味わうといっても、一朝一夕で甘い関係になれるわけではない。

ときにはミッションをこなしながら、少しずつ気になる彼との日々を積み重ね、信頼関係を築いて、その果てにようやく彼にとって特別な存在になるのだ。

過ごしたプロセスがあるからこそ、エンディングを迎えたときの感動はひとしおで、スチル画像が二次元だということを忘れてしまうくらい胸がときめくのだろう。

「イケシリ」続々舞台化中

女性に大人気の「イケシリ」は現在続々と舞台化されている。

最初に舞台化されたのは「イケメン王宮◆真夜中のシンデレラ」。通称「イケミュ」。ミュージカルとして制作され、アラン、ルイ、ゼノの3人のルートが用意された。

マルチエンディング方式をとっており、途中からルート分岐をしてストーリーが変わっていく。本来のゲームの仕様に近い演出になっていた。

これまで「イケシリ」をプレイしてきた原作ユーザーにとっては、このゲームに近い上演スタイルはとっつきやすかったかもしれない。この作品をきっかけに、以降の「イケシリ」舞台化作品を観に行くようになった人も多いのではないだろうか。

次に舞台化されたのは「イケメン戦国◆時をかける恋」。通称「戦ステ」。ここからは制作会社が変わり、1人のキャラクターにスポットを当てる形となった。

これまでに「真田幸村篇」「毛利元就篇」「織田信長篇」が上演され、2019年2月に最新作「上杉謙信篇」が上演された

タイトルごとにキャラクターを絞ったことで、メインキャラの内面がより深掘りされる内容となった。ゲームの冒頭で気になるキャラクターを選ぶと彼との出会いが発生するように、劇中でも運命的な出会いから描かれていく。

お互いに惹かれ合っていく様子がより丁寧に描かれることで、胸キュン度は格段にアップした。惹かれて、すれ違って、困難を2人で乗り越えていく。その先に待つエンディングを観る頃には、観客はヒロインに感情移入して大きな感動とときめきを得られるだろう。

次に舞台化された「イケメン革命◆アリスと恋の魔法」(通称「レボステ」)も同様に、1人のキャラをフューチャーするかたちで上演された。

いずれも原作ファンからは好評だ。胸キュンシーンはもちろんだが、ゲーム内ではどうしても時間を割いて描写できない戦闘シーンや仲間たちとの日常が目の前で繰り広げられる光景にハマる人が続出している。

「乙女ゲームって苦手だしヒロインに感情移入できないかも……」と不安に思う人もいるだろうが、安心してほしい。イケメンたちの絆や敵対関係など、人間ドラマとしても興味深い内容が描かれている。胸キュンものが苦手でも、十分に楽しめるだろう。

イケシリの楽しみ方は「徹底的に脳内変換する」こと

乙女ゲームを舞台化するとき、ヒロイン役がいてほしいかどうかは意見が分かれるところだ。

原作においてヒロインはユーザー自身である。だからこそ、自分以外のヒロインを受け入れられないという人もいるだろう。

たしかにステージ上のヒロインは、観客の選びたい選択肢とは違う行動をとったり、ゲームで想像していた性格とは違ったりと、「理想となんか違う」になりやすい存在だ。

苦手意識を持っている人が多いのも、とてもよく理解できる。(何を隠そう、筆者も当初はヒロインの存在はわりと苦手だったタイプである)

一方で、ヒロインの存在があるからこそ、ときめきが倍増しているとも考えられる。

恋愛は1人でするものではない。相手がいてはじめて成り立つものだ。ヒロインがそこにいるていで物語を進めることももちろん可能だが、それでは恋愛としてはどこか味気ないうえに表現の幅はぐっと狭められてしまうだろう。

ヒロインがこんなリアクションをしたら、彼はどんな顔をするのか。こういうシーンでは、どんな表情でヒロインを見つめているのか。

ヒロインの存在を通じて、二次元ではなく限りなく三次元に存在する攻略キャラクターたちを観ることができる。恋愛をメインテーマとして描くとき、ヒロイン役は観客の感情をステージ上に引き上げる役目を果たしてくれるのだ。

とはいえ、劇中でヒロインは彼と手をつないでデートをしたり、抱きしめられたり、熱烈な愛の告白をされたり……と恋愛イベントが盛りだくさん。ついついヒロインに嫉妬してしまうかもしれない。

舞台は観たいけど、嫉妬が邪魔をしてしまうという人は、あとはもう脳の特訓あるのみだ。

ヒロインを自分に置き換え、彼の言動が自分に向けられていると脳内変換するのだ。「何をふざけたことを……」と思うかもしれないが、筆者は大真面目である。

何秒間も女性と抱きしめあったまま愛の言葉を囁いている推しの姿なんて観たくない! となれば、観客にできるのは、自分に置き換えたりヒロインにピントを合わせないようにしたり、といった作戦しかない。

脳内変換がうまくいけば、自分と彼との甘い時間が成立する。それはそれで、乙女ゲーム原作の舞台らしいドキドキにあふれた楽しみ方といえるだろう。

新作「イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑」が新しい扉を開く!?

ここまでさんざんヒロインがいる「イケシリ」舞台化作品の魅力を語ってきたのだが、現在上演を控えている「イケメンヴァンパイア◆偉人たちと恋の誘惑」の舞台化では、また新たな伝説が生まれるかもしれない。

というのも、この作品では主演をジャニーズJr.のMADEの4人が務めるのだ。

4人のキャラクターを主演に据えて物語はどう展開させるのか? というのも気になるし、なによりキャストのなかにヒロイン役が見当たらない。

原作で味わえる恋のときめきとはまた違ったベクトルのときめきを味わえる作品になるのだろうか?

「イケシリ」とジャニーズの融合、そして2.5次元舞台とリアルなアイドルたち。果たしてどんなテイストの作品に仕上がるのか。「イケシリ」ファンはドキドキしながら続報を待ってみよう。

 

「ときめきが最近足りない!」そんな人に全力でおすすめしたい「イケシリ」舞台化シリーズ。機会があれば、イケメンたちが所狭しと活躍する乙女のための夢のような世界を満喫してみてほしい。

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軍神・上杉謙信様のヤンデレっぷりが堪らない…「イケメン戦国 THE STAGE」第4弾囲み会見&ゲネプロレポート(写真全37枚)

「イケメン戦国 THE STAGE~上杉謙信編~」の囲み会見と情熱ルートのゲネプロが、開幕前日の2月20日に行われた。

「2.5ジゲン!!」編集部では、先日情熱ルートの初通し稽古にお邪魔したばかり。

その日も初通しとは思えないほどの仕上がりだったが、さらに磨き上げられたゲネプロは思わず感嘆のため息が出てしまうほどだった。

今回は、その魅力を写真全37枚の超豪華ボリュームでお届け!

※全ての写真は上記の「画像一覧はこちら」よりご覧いただけます。

あらすじ
城下で浪人に絡まれた『水崎舞』は、
偵察に来ていた軍神 上杉謙信に助けられるけれど、冷たい態度であしらわれ…。
戦狂いで女嫌いの謙信のことを理解できないと思う反面、
ふとした瞬間に見せる物憂げな瞳や隠された優しさ、深い人間性を知って惹かれていく。
謙信の方も、舞の素性を知らないまま、その純粋さと強さに心動かされる。
しかし、やがて二人は戦火の中で巡り合い…。
その中で、舞は謙信の持つ脆さに触れ…双方、抗えない恋に落ちた。
直後、舞が織田軍に庇護されている存在だということを知った謙信は、激情に任せて彼女をさらう。
敵同士でありながら危うい関係を築くふたり。
やがて明るみに出る謙信の哀しい過去と、それが引き金となってしまった謙信の深すぎる愛執。
舞は謙信の消えない傷も、激しすぎる熱も、すべて受け止める決意をする。

主演を務める上杉謙信役の橘龍丸は、開幕を目前にした気持ちを聞かれると

「(戦ステシリーズが)4回目まで来れたのもファンの皆様の応援あってこそ。本当に心からお礼をしたいと思っているので、期待に添えるよう一生懸命に汗水垂らして戦国ライフを生き抜きたい」

とファンに向けてコメント。

また、新しく3名のキャストを迎えての座組みの雰囲気について聞かれた橘は「先輩たちが本当に盛り上げてくれて……ね?」とキャスト陣に話を振った。

すると織田 信長役の小笠原 健は、開幕直前の12日に合流したばかりの伊達 政宗役の米原幸佑に向かって「稽古来てなかった。ギリギリだった」と一言。

すかさず「うるさいわ!その情報いらんやろ!」と米原幸佑からのツッコミが入った。

▲舞台冒頭、「本能寺の変」のシーン。ここから全ての物語は始まった

橘は「新しいキャスト陣も増えて……」と、後ろに立っていた過去の戦ステシリーズ出演者の石田 三成役の天野眞隆を見ると、本人からは「最初からです!4回目です!」と必死のアピール。

「あれ?そうだったっけ?」と、とぼける橘にキャスト陣からは笑いが起きた。

一方、同じく戦ステシリーズ共演者の早乙女じょうじは、真田幸村編、毛利元就編、織田信長編といった過去作を振り返りながら今作について「謙信様の独特な恋愛の癖を存分に堪能できるので、ぜひ期待してほしい」とコメント。

4作目にしてようやく描かれる謙信様の素顔とその魅力についてアピールした。

前作の「織田信長編」と同様に“幸福ルート”と“情熱ルート”のマルチエンディングで上演される今作。それぞれの魅力について聞かれた橘は、

「ルートによって殺陣もお話もすべて変わるので、色んな『イケメン戦国』の世界を楽しんでいただけると思います。とくに顕如様には殺陣でバリバリとアクロバットをかましていただいて。」とコメント。

話を振られた顕如役の高橋駿一は、「個人的には、幸福ルートのほうが体力的にはしんどいです(笑)」と正直な心境を吐露。

「座長の龍丸くんと一緒にやる殺陣は楽しいし、ぜひ注目してほしい」と戦ステの見どころのひとつである殺陣シーンをアピールした。

一方、過去シリーズでも森蘭丸役として出演していた星元裕月は、新キャストとして加わった相方・顕如役の高橋駿一について聞かれると「なんか……パパ」と一言。

周囲からは思わず「パパって何?(笑)」とツッコミが入りつつも、「今回もそれぞれのルートに応じて、蘭丸もだいぶガラッと変わってくるので、ぜひ見どころポイントとして観てほしい」と漏れなくアピールした。

続いて、ヒロインの水崎舞役を演じる早乃香織は、前作の信長編よりも今作のほうが2ルートの違いがはっきりしていると答えた上で、

「情熱ルートは『謙信様無双のストーリー』、幸福ルートは『みんなで力を合わせて謙信様を救うストーリー』になっている」

と両ルートの違いについてコメントした。

囲み会見の最後に、橘はファンへのメッセージとして

「ここまでですね、本当にキャスト全員一丸となってこの作品を作って参りました。ぜひ情熱・幸福ともに楽しんでいただければ、有り難く思っている一存でありますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします」

とコメント。満を辞しての「上杉謙信編」の開幕を目前に控え、熱い想いを言葉に込めて締めくくった。

「イケメン戦国 THE STAGE~上杉謙信編~」は、2月24日(日)まで池袋サンシャイン劇場にて上演。

橘龍丸演じる、ヤンデレ軍神・上杉謙信をはじめ、豪華戦国メンバーたちが一堂に集って魅せる、波乱とイケメンに溢れた世界をぜひ劇場にて堪能してほしい。

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戦ステ稽古場レポート!圧巻の情熱うずまく「イケメン戦国 THE STAGE ~上杉謙信編~」の通し稽古に出陣(写真全30枚)

今回は、2月21日に初日を迎える戦ステこと舞台「イケメン戦国 THE STAGE ~上杉謙信編~」の稽古場の様子をご紹介する。

取材をしたこの日はちょうど情熱ルートの初通し稽古の日。多忙なキャスト陣が揃い、いよいよ通し稽古が始まるということで、稽古場はほどよい緊張感に包まれていた。

通し稽古前の休憩時間には、台詞や殺陣を確認する人、入念にストレッチをする人、リラックスして過ごす人……とさまざま。真剣な会話の合間に時折笑い声が響き、座組に流れるいい雰囲気を感じた。

「通し稽古始めます」の声で、円陣を組むキャスト陣。上杉謙信役の橘龍丸が座長としてみんなに声をかけ、稽古場はみるみるうちに空気が変わっていった。

「いつものアレ、なんだっけ?」と同じく戦ステシリーズに出演してきた織田信長役の小笠原健に確認をしてから、「いざ、出陣!」と気合のひと声を合図に通し稽古がスタートした。



▲「いつものアレ」を小笠原健に確認するキャスト一同


▲橘龍丸の掛け声で稽古場に緊張感が走る

冒頭は本能寺の変まっただなかの戦国の世に、ヒロイン・水崎舞(早乃香織)がタイムスリップしてくるシーン。



▲本能寺の変から物語が始まる


▲貫禄バッチリの織田信長役・小笠原健


▲華奢な手足で豪快に刀を振り回す姿に魅了される森蘭丸役・星元裕月

前作の「織田信長編」でも描かれた内容だが、今作はなんといっても上杉謙信ルート。舞と織田信長が出会っていた一方で、謙信が暗躍する姿が上質な殺陣とともにたっぷり描かれている。

謙信の舞うような美しい殺陣は今作でももちろん健在! 彼の殺陣のファンは、作品の冒頭から一気にテンションがあがること間違いなしだろう。

謙信の殺陣に見惚れているうちに、シーンはオープニングへ突入。イケメンシリーズの舞台はこのオープニング・エンディングにも定評がある。

今回のオープニングも期待して観ていたが、やはり「エモい」のひと言に尽きる内容だった。ストーリーやキャラクター紹介、各キャラクターの関係性を巧みに織り交ぜた内容となっている。

戦ステ初心者でもこのオープニングでおおまかな基礎知識をつかめるはずなので、シリーズものだし……と躊躇しているファンがいるならぜひ安心して劇場に足を運んでみてほしい。



▲衣装・セット・照明つきで観るのが楽しみなオープニングシーン
 

原作通り、織田軍に身を寄せることになる舞。舞は彼らのお世話係を任命されるものの、城は居心地が悪く城下町に繰り出していた。

そこで、浪人に絡まれていたところを偶然上杉謙信に助けられる。舞が出会った謙信はとても素っ気なく、あっさりと立ち去ってしまった。


▲舞と謙信の出会いのシーン。謙信の一連の所作の美しさに目を奪われる

クールで、軍神として戦いに身を投じることを生きがいとしている謙信。女性に対しなにやらトラウマを抱えている様子で、堂々としているのにどこか危なっかしい雰囲気をまとっている。

戦いに喜びを見出す姿には強さと脆さが同居しており、舞が彼を放っておけないのも思わず頷いてしまう。



▲ヒロインにも容赦なく刃を向ける軍神


▲舞の笑顔に心奪われ……

舞がゆっくりと謙信と打ち解けていく過程は、“謙信の女”なら必見。内心、舞に惹かれているのにあえて突き放そうと冷酷に振る舞ったり、そうかと思ったら今度は不意に弱さを見せて甘えてきたり。

信長に戦場に連れられてきた舞を謙信がさらって以降は特にトキメキ度が一気に上がっていくので、ファンは心して挑んで欲しい。

恋愛要素が楽しめるのはもちろんだが、甘さだけではないのが戦ステの醍醐味。武将たちの人間ドラマ、陰謀、殺陣……と熱さも存分につまっている。

カリスマ性を見事に表現した橘龍丸の謙信は、初演から話題となっていた。シリーズ4作目にして、満を持してやってきた「上杉謙信編」。その結末をぜひ劇場で見届けて欲しい。

ちなみに今回は情熱ルートを取材したが、幸福ルートはまた違った魅力がつまっているだろう。同じキャスト陣が織りなす、もうひとつの物語。こちらもぜひ観劇して、2つのルートでこの作品を存分に味わってみてはいかがだろうか。



▲コミカルな演技にも注目したい真田幸村役・荒一陽、猿飛佐助役・早乙女じょうじ、今川義元役・竹石悟朗


▲鉄砲をかつぐ姿がかっこいい明智光秀役・瑛


▲大人の余裕と色気が漂う武田信玄役・横山真史


▲不穏な空気が漂う高橋駿一演じる顕如と森蘭丸


▲織田軍推しにも見逃せないシーンが多い

※全写真は記事下の「画像一覧」から

「舞台ならではの人間らしさに注目して欲しい」橘龍丸インタビュー

今回、2.5ジゲン!!では通し稽古終了後の橘龍丸さんに、開幕を直前に控えての意気込みや見どころについて話を伺うことができた。

ーー3名のキャストが追加となった今回の座組みですが、座長として稽古場の雰囲気はいかがでしょうか?

橘龍丸(上杉謙信役):前作から出演している先輩キャストや後輩キャストそれぞれが「イケメン戦国を盛り上げよう」という強い想いを持っているので、新しいメンバーたちもその想いに対して食らいついていこうという熱意を感じます。

それこそ(新キャストのうち1名の)顕如役の高橋駿一さんは、アクロバティックな動きがとても得意な方なので、戦ステの殺陣もより一層派手に魅力的になったのではないかと思います。

ヨネさん(伊達政宗役の米原幸佑)は昨日(12日)稽古に合流したばかりなのに、たった1日でセリフも殺陣も全部自分のものにしていました。

それくらい強い意気込みを持っていて、かつ明るい人たちがとても多いです。とてもアットホームなカンパニーだと思います。

ーー橘さんは今作で3回目の出演となる舞台「イケメン戦国」ですが、今回は満を持しての「上杉謙信編」となります。前作との違いや、見どころなどについて教えてください。

橘:これまで謙信は、戦闘要員としての側面が強かったのですが、今作でようやくどんな人物なのかという点が深掘りされていると思います。

舞台ならではの、ゲームでは見られないリアルな部分や複雑な感情の動きなども表現できるよう、脚本・演出の宮城さんとディスカッションしながら進めてきたので、ぜひその点にも注目してほしいですね。

前回は織田信長編で織田軍の主体の話でしたが、今回は逆の上杉側が主体の話となります。

なので、武田信玄や今川義元、真田幸村、猿飛佐助など、今までフィーチャーされなかったキャラクターたちの出番が増えたことによって、また新しい戦ステの魅力をお見せできるんじゃないかなと思っています。

ーーいよいよ来週21日から開幕を迎えます。本番を目前に控えた現在のお気持ちを教えてください。

橘:スケジュールの兼ね合いもあり、ようやく今日初めてみんなで全部通せたのですが、目立った事故や危なげな所もなく、無事に終えられたのでよかったです。

1回目の通し稽古でこれだけ出来たらあとはもう改善していくことだけ。

僕の中では少しだけ安心出来たので、「お客さんにちゃんと面白いものを見せよう」という自信を持ってお届けできると思います。期待して楽しみにしていただければ幸いです。

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「イケメン戦国 THE STAGE~上杉謙信編~」 ファン待望の“メインビジュアル”が公開 一般チケットは明日1月12日18:00より発売開始

2019年2月21日(木)~24日(日)に池袋サンシャイン劇場にて上演される、イケメン武将たちによる「イケメン戦国 THE STAGE 上杉謙信編」からついに“メインビジュアル”を公開となった。

原作は、累計2000万ダウンロードを突破した、大人気スマホ恋愛ゲーム「イケメンシリーズ」の『イケメン戦国◆時をかける恋』。

前作に続き、今作も“幸福ルート”と“情熱ルート”のマルチエンディングで上演される。

主演 上杉謙信役/橘 龍丸さんのコメント

この作品は、皆さんご存知の通り、幸村編から始まり、少しづつ大きくなっていって今回池袋サンシャイン劇場でやらせていただくというのは、本当に感慨深いものが沢山あります。
ここまで色々な事があり、色々な想いを詰め込みながら、皆、このステージを盛り上げていこう!と一致団結して頑張ってきました。
是非とも、この公演を皆さんに観ていただいて、また次のイケメン戦国THE STAGEに繋げていきたいと思っております。
そして、謙信編が一番面白かったと言われるように、全力投球で演じさせていただきたいと思っておりますので、皆さん、劇場でお待ちしております。

【コメント動画URL】 ⇒ https://youtu.be/TZ1C2reFjKg

各回別来場者特典発表

【各回別来場者特典】
回ごとに組み合わせの違うキャストブロマイド(各回別、二枚一組)をプレゼント!
2/21(木)情熱14:00 織田信⾧(小笠原 健)&豊臣秀吉(滝川広大)
2/21(木)幸福19:00 伊達政宗(米原幸佑)&明智光秀(瑛(あきら))
2/22(金)情熱19:00 上杉謙信(橘 龍丸)&水崎舞(早乃香織)
2/23(土)情熱13:00 猿飛佐助(早乙女じょうじ)&真田幸村(荒 一陽)
2/23(土)幸福18:00 森蘭丸(星元裕月)&顕如(高橋駿一)
2/24(日)幸福12:00 武田信玄(横山真史)&今川義元(竹石悟朗)
2/24(日)情熱16:30 石田三成(天野眞隆)&徳川家康(木原瑠生)

【幸福・情熱ルート通し観劇特典】
幸福・情熱両ルートをご観劇のお客様へ
『山田シロ先生描き下ろし上杉謙信イラスト(カラー)&全キャストサイン入り色紙』を
プレゼント致します。(サインは複製となります)
※イラストビジュアルとは異なるイラストとなります。

【リピーター特典】
4回以上ご観劇のお客様に
『非売品 戦ステ~上杉謙信編~イラストビジュアルB2ポスター』をプレゼントいたします。
さらに全7回ご観劇のお客様には、上記ポスターを『全キャスト直筆サイン入り』で
追加プレゼント致します。
※各特典の詳細は公式サイトをご覧ください

「イケメン戦国◆時をかける恋」原作グッズを公開

「イケメン戦国◆時をかける恋」原作グッズを公開。
ランダムイラスト色紙とランダムイラスト缶バッヂは、いずれも新規の描きおろしイラストを使用。
※値段などの詳細は、公式サイトをご覧ください。
キャストグッズの詳細も後日発表いたします。

2019年1月12日18:00より 一般発売開始
【チケット】
・一般チケット
7,900円(税込・全席指定)

・非売品オリジナルグッズ付チケット
9,900円(税込・全席指定)

※特典:『戦ステ~謙信編~イラストビジュアル扇子』&『チェキ複製キャストブロマイド』セット
14メインキャスト、7公演別パターン)

【一般発売】
2019年1月12日(土)18:00より

【プレイガイド】
・チケットぴあ [発売日以降]
0570-02-9999
<Pコード:490-866>24時間
(メンテナンス:月・火26:30~29:30)
http://w.pia.jp/t/ikemen-sengoku/
セブンイレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗、チケットぴあWEBサイト

・ローソンチケット [発売日以降]
0570-08-4003
<Lコード:32847>24時間
0570-00-0407(オペレーター)
10:00~20:00
https://l-tike.com/ikemen-sengoku/
ローソン店内Loppi
・e+(イープラス)
http://eplus.jp/ikemen-sengoku/
+ ファミリーマート各店舗

・CNプレイガイド
0570-08-9999
[10:00~18:00]
http://www.cnplayguide.com/
+ ファミリーマート各店舗
※0570で始まる電話番号は、一部の携帯電話・PHSからはご利用になれません。
※音声自動応答での受付番号はダイヤル回線からのご利用はできません。
プッシュ回線またはトーン信号の出る電話機からおかけください。

【チケットに関するお問い合わせ】
公演事務局 0570-200-114(10:00~18:00)

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19年2月上演「イケメン戦国 THE STAGE~上杉謙信編~」の全キャストが発表 「イケメン戦国」舞台化第4弾

2019年2月より池袋サンシャインシティ劇場で上演予定の「イケメン戦国 THE STAGE~上杉謙信編~」の全キャストと描き下ろしビジュアルが発表された。

本作は累計2000万ダウンロードを突破した、女性向け人気恋愛ゲーム「イケメンシリーズ」の『イケメン戦国◆時をかける恋』が原作。舞台化第4弾目の作品で、前作に引き続き「幸福ルート」と「情熱ルート」の2パターンのマルチエンディングによる上演となる。

本作の主演となる「上杉謙信」には、ミュージカル「忍たま乱太郎」や舞台「NORN9 ノルン+ノネット」等で大活躍する橘龍丸の続投が決定。

「猿飛佐助」には、本作第一弾から同役を演じている早乙女じょうじ。「武田信玄」には舞台「十二大戦」等に出演の横山真史、「真田幸村」には舞台だけでなく声優としても活躍する荒一陽、「石田三成」にはモデルや舞台俳優など幅広く活躍する天野眞隆、「豊臣秀吉」にはLive Musical「SHOW BY ROCK」等で活躍する滝川広大、「水崎舞」には原作のTVCMナレーションも務める早乃香織が続投する。

「森蘭丸」にはミュージカル「スタミュ」で活躍中の星元裕月、「今川義元」には舞台「信長の野望・大志 -春の陣-」で主演の一人を務める竹石悟朗、「伊達政宗」にはLive Musical 「SHOW BY ROCK!!」で主演を務める米原幸佑、「織田信長」にはミュージカル「ふしぎ遊戯~蒼ノ章~」等で活躍する小笠原健の続投が決定した。

また、今作からの新キャストとして、「明智 光秀」には舞台「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」等で活躍中の瑛(あきら)氏、「徳川家康」にはLive Musical「SHOW BY ROCK」で活躍する木原 瑠生氏、「顕如」には舞台『ハイキュー!!』等で活躍する高橋 駿一氏の3名が新しく加わり、より魅力的な世界を作り上げる。

メインキャスト一覧



上杉謙信:橘 龍丸


猿飛佐助:早乙女じょうじ


武田信玄:横山真史


真田幸村:荒 一陽


石田三成:天野 眞隆


豊臣秀吉:滝川広大


水崎舞:早乃香織


森 蘭丸:星元裕月


今川義元:竹石悟朗


伊達政宗:米原幸佑


織田信長:小笠原 健


明智光秀:瑛(あきら)


徳川家康:木原瑠生


顕如:高橋駿一