THE RAMPAGE from EXILE TRIBEでヴォーカルを務めるRIKUらが出演するMusical「天使について~堕落天使編~」が2022年2月24日(木)、東京・自由劇場で開幕する。開幕に先立ち、ゲネプロが公開され、ミュージカル初出演のRIKUは「初めてを言い訳にしない」と公演に向けての意気込みを語った。
「天使について~堕落天使編~」は、2016年に韓国で初演された作品。作品の創作に苦しむレオナルド・ダ・ヴィンチのもとに降臨した新米天使のルカと堕落天使のヴァレンティノ。そして、ダ・ヴィンチを支える助手のジャコモ。 2人の天使と2人の人間が絡み合う騒動を、2人4役で演じる。韓国では2018年に再演し、2021年11月から3度目の上演。今年は上海でも行われる予定だという。
ゲネプロでは、RIKUが堕落天使ヴァレンティノとジャコモを、鍵本輝(Lead)が新米天使ルカとダ・ヴィンチを演じた。
3階構造になっている舞台を自在に使い、踊りを交えて2時間近く歌い続ける。最後まで2人で演じきる、体力を消耗する舞台に、鍵本は「初日を迎えたくない。2人でやりきるのは、20年の芸能活動で初めて」と苦笑いする。
ミュージカルは、新米天使の視点からの物語の後、堕落天使の視点に変わる。一人二役を演じるため、わずかな時間で、衣装替えをしなくてはいけない。舞台途中で、汗が光っていたのは、そのハードさの証明だろう。
「RIKUよ、歌うな」
今回がミュージカル初挑戦となるRIKUは、こう歌唱指導されたという。「この人、何を言ってんだ」という言葉が頭に思い浮かぶほど、衝撃的だった。ところが、各キャラクターの思いを歌に乗せるため、ライブ活動の歌い方とはまるで違ったという。歌には慣れているRIKUも「声帯の疲労で、声が出なくなりました」と稽古を振り返った。
ゲネプロ後の取材会では、体調不良の鈴木勝吾をのぞき、RIKU、鍵本輝、古谷大和、中村太郎、石井一彰が登壇した。今回の舞台の魅力は、新米天使と堕落天使が回ごとに入れ替わり、様々な組み合わせの公演が見られることだろう。古谷大和は「もう少し似るとおもったけど、全く似ていない。同じ台詞だけど、全く違う味。びっくりされると思う」。中村太郎は「各分野で活躍し、本来は集まるはずのない6人が集まっていろんな挑戦ができた」と話せば、石井一彰も「それぞれ違った天使像、登場シーンが魅力」と語った。
Musical「天使について~堕落天使編~」は3月6日(日)まで、東京・自由劇場で行われるほか、3月5日・6日の回は、ticketbook ONLINEとHuluで配信される。
Book & Lyrics by Heejoon Lee
Music by Aram Lee
「天使について~堕落天使編~」は韓国MP&COMPANYの協力のもと製作されました。
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