3月37日(水)より舞台版「BLACK BIRD」が開幕した。今回は、開幕に先駆けて行われた、囲み取材でのキャストコメントをお届けする。
登壇したのは烏水匡役の松村 優、原田実沙緒役の朝倉ふゆな、烏水祥役の神田聖司、相模役の太田将熙、伯耆役の正木 郁、豊前役の横山真史、前鬼役の碕 理人の7名。カンパニー愛と原作へのリスペクトが詰まったキャストたちの言葉に、本舞台への熱い想いを感じる会見となった。
囲み取材コメント
――まずはキャストの皆さんから一言ずつコメントをお願いします。
松村 優(烏水匡役):本舞台を大成功させて、次回にも続いていくものにしていければと思います。よろしくお願いいたします。
朝倉ふゆな(原田実沙緒役):ヒロインとして、匡のことをたくさん愛して、実沙緒ちゃんという女の子が、なぜ美沙緒なのか伝わればいいなと思っています。匡を信じて、たくさん頑張ります。よろしくお願いいたします。
神田聖司(烏水祥役):本日はありがとうございます。キムラさんを信じてやってきたことを、あとはぶつけるだけです。頑張ります。
太田将熙(相模役):桜小路かのこ先生が書いた「BLACK BIRD」という、愛の詰まった壮絶な物語を舞台化するということで、せっかく人間がやるからこその演劇の良さと原作愛でせめぎ合いながら作ってきました。千秋楽まで頑張っていくので、どうぞよろしくお願いします。
正木 郁(伯耆役):愛の詰まった作品という言葉が今ありましたが、毎日何時間も稽古してきたので、家族のように思っているキャストの皆さんとスタッフの皆さんと作り上げてきた、この「BLACK BIRD」ではあたたかい何かをお届けできると思います。
「BLACK BIRD」という愛の詰まった作品とともに、仲の良さやあたたかさを観に来てくださった方にお届けできればいいなと思います。
碕 理人(前鬼役):本舞台は、いろんな部分に愛が詰まっている作品です。キムラさんの演出や、照明さんをはじめたくさんのスタッフさんを借りながら、そしてキャストの力を合わせながら、本当にキレイな作品に仕上げられていると思います。
なので、僕たちなりの「BLACK BIRD」の世界観をお届けできればと思いますので、ぜひ劇場で愛を探してください。そしてキレイな世界観を観に来てください。
横山真史(豊前役):1ヶ月このメンバーで稽古してきました。僕が32歳で、他のみんなはもっと若いので、もしかしたら仲良くなれないんじゃないかなって思っていたんですけど(笑)、おかげさまで仲良くなれました。
濃密な1ヶ月を過ごし、それがキャラクターや作品に対しての愛にも繋がっていると思います。細かい部分も含めて、「BLACK BIRD」の世界観を表現できていると思うので、ぜひ、ね、していただけたらと思います。
…よろしくどうぞ!
メンバー:それ(演出家の)キムラさんの口癖…
横山:はい、以上です!
――今の気持ちを教えてください。
松村:楽しみは半分です。原作を愛している方々にどう観られるのか。キムラさんがお芝居として作ったものと原作の良さを掛け合わせながら、原作だけではわからない1コマのなかの表情の変化など、「感情を伝える」ことを大事にしてやってきました。そこがしっかりと伝わればいいな、と思います。
稽古中は「実沙緒をどれだけ愛せるか」について、とても考えていました。ほぼ二人でいましたね。誰かが実沙緒と話してたら、端っこからずっと見つめてるみたいな。「楽しそうにしやがって」って思いながら(笑)。
その普段から意識している感じも舞台でも反映できれば、ね。
太田:稽古場以外でもずっと仲良さそうだったので、いいな〜って見てました(笑)。
――以前の会見で、神田さんと松村さんは「兄弟として中身も似せていきたい」と話していましたが、いかがでしょうか?
神田:結局、元々似ていたんですよ(笑)。ゲームアプリとかも好み一緒で、その話で盛り上がったり。
松村:俺の意味わからない絡みも、いつも乗ってくれるんですよ。ちゃんとお兄ちゃんっぽく接してくれるんです。だから、(匡と祥にも)そういう時期もあったのかなって思ってました。昨日も変な動きしてたら、一緒に乗ってくれて(笑)。
――制作発表の際、飲みニケーションでもっと仲良くなりたいと話していましたが、仲は深められましたか?
横山:おかげさまで。
松村:稽古終わりにご飯行ったりとか。そういう時もアドバイスとかしあったり、「ここを改善しよう」って話し合ったりと熱い議論を交わせました。稽古場以外でもちゃんとコミュニケーションを取れて、本当によかったなと思います。こういうカンパニーは少ないんじゃないですかね。
太田:僕は稽古の本合流は遅かったんですけど、いつもご飯行くときに誘ってくれてたので絶対行くようにしてたら、合流する前にすぐ仲良くなってました(笑)。
横山:俺よりも行ってたよね(笑)。
――朝倉さんにお伺いします。美沙緒を演じる今の気持ちを教えてください!
朝倉:美沙緒は人には見えないものが見えていたことで、自分のことを周りとは悪い意味で違うんだと思っていた女の子です。でも、いろんなことに振り回される中でも、自分の運命を歩んでいく美沙緒ちゃんがかっこいいと思います。
危なっかしい美沙緒をしっかりと支える匡ちゃんとの関係がすごく好きで、きっと読者の皆様も楽しみにしていると思います。舞台上でもしっかりと自分の中で美沙緒としてのベースを持った上で、美沙緒として成長していきたいです。
――最後に、松村さんからファンに向けてメッセージを一言でお願いします!
松村:今までやってきたことを信じて、カンパニー全体を愛して信じて、頑張りたいと思いますので、この素敵な作品を見に来てください。
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