ドラマイズム「REAL⇔FAKE 2nd Stage」(MBS・TBS)の第1話先行試写・完成披露トークイベントが5月31日(月)、都内で行われ、荒牧慶彦・植田圭輔・佐藤流司・松村龍之介・和田雅成・染谷俊之・蒼井翔太・猪野広樹・笹森裕貴が出席した。
同ドラマは、2019年に放送されたサスペンスミステリー「REAL⇔FAKE」の続編。荒牧らが1期から続投するほか、猪野と笹森が今回から新キャストとして加わる。
トークイベントでは、既にクランクアップを迎えたという撮影現場を振り返り、各々、現在の心境を明かした。
「(今回は)映像ディレクターらしいことは一切やっていません(笑)。2nd Stageはかなりサスペンス要素が強くなっているんですよ。全4話なのですごいスピード感のある作品になっています。楽しみにしていただけたらなと思います」
「1st Stageの時は、役としても演じる個人としても共演する皆さんに支えられていました。今回は、1st Stageがあったからこそのスピード感もあって、今回も皆さんにすごく支えられたなと感じますし、朱音としても大きな決断のもと大きな壁として君臨します。その大きな決断をするための1st Stageからの成長を見せられたらいいなと思いながら演じさせていただきました。今回はライバルも登場しますので、熱い展開になります。見直すのが僕自身も楽しみです」
「ステラクラウンズで集まるシーンでは、やっぱりこのメンバーでいると落ち着くな、と。撮影時間が早朝や深夜まで続いていても、カメラが回っていない時でも皆でボケたり突っ込んだりして和気あいあいとした時間を過ごせました」
「本当に笑顔になれる現場で幸せだなと思っております。今回の2nd Stageは、元々あった設定がより色濃く表現されていて、それぞれの人間らしさがお芝居の部分でも表現できています。自信のある作品になりました」
「今まで以上にリラックスしたスタンスで鈴木翔琉という役と向き合えました。鈴木翔琉にも色んな表情が見え始めて、前回よりもやわらかく、そしてみんなと仲良くできているような、そんなニュアンスのお芝居ができて、結果的にプライベートも役も、もう一段階踏み込んだところでお芝居ができたんじゃないかと思っています」
「一期同様短い時間での撮影にはなったのですが、それを感じさせないくらい濃密な時間でした。一期から仲と絆が深まっており、コンビネーションが良い中で楽しみながら撮影させていただきました」
「1年半ぶりに集まって、それぞれが別の現場で培ってきたものを披露できました。そこが魅力として伝わっていればいいなと思います。現場では常に楽しくて、それぞれが別の仕事を抱えていたりしたので、お互いの身体の心配をしていました」
「本当に(キャスト・スタッフの)仲の良さがひしひしと伝わってきました。卯野絋希を演じるにあたって、その仲の良さにひと波乱起こしてやろうという気持ちで臨ませていただきました。それがいい形になっていればいいなと思います」
「素敵な先輩方とご一緒できてとても光栄でした。すごく初日から緊張しっぱなしだったのですが、猪野さんとタッグということでとても心強く、いい意味で引っかき回せるようにと必死で演じました」
トークコーナーでは、「REAL⇔FAKE」のタイトルにちなみ、「嘘のような本当の話」をテーマにそれぞれがエピソードを披露。
蒼井は、タロット占いで競馬の順位を予想したところ、見事に当たったというエピソードを披露。蒼井に占ってもらった経験があるという植田も「(蒼井のタロット占いは)割と当たってる」と太鼓判。キャスト一同は「お金を賭けた方がいい」と提案するも、蒼井は「占いができなくなっちゃうんで…」と乗り気ではない様子。
一方、猪野は「仕事の帰り道に隕石が降ってくるのを見たんです。でも、どんなに調べても隕石が落ちたなんていうニュースはなくて…」と告白。しかし、周りから「流れ星じゃないの?」と突っ込まれ、「俺の眼球の中だけだったのかなぁ…」と不安げに。
笹森は「免許センターで、時間がかぶらなくて会えなかったんですが、同姓同名で生年月日も同じ“笹森裕貴”さんがいたんです」と語ると、染谷が「それは会ってみたいよね!」と目を丸くした。
テーマが「〇〇に言いたい」になると、お互いに対する普段の思いを打ち明けていくことに。
植田は、荒牧に対して「言葉をちゃんと覚えてね」と指摘。その理由について「言い間違いがひどいんですよ。平気な顔をしてジェネレーションガップ(ギャップ)とか言う」と明かすと、荒牧は「色んなものを曖昧に雰囲気でふんわり覚えてるから…」と言い訳。
また和田から「ちょっと休め」と言われた荒牧だが、「僕ね、動いてないと死んじゃうんですよ。サメみたいに」と発言し、一同から「サメではなくマグロだよ」と突っ込みが。早速、植田から指摘された“言い間違い”を披露し、会場の笑いを誘った。
この他、佐藤は松村に対して「ヘアスタイルかぶっちゃってんのよ」と吐露。続けて「挨拶してもみんな僕だと認識してくれなかった」と笑う。
一方の松村は、染谷へ「貴方(あなた)は凄い」と賞賛し、「撮影現場で一緒になって、ちょっとしたことにも突っ込みを入れてくれたり、場を和ませてくれたりして、すごく尊敬できる人だと思いました」とコメント。ほかのキャストとは異なる、松村の性格がうかがえる発言に、キャスト一同「真面目だよね」としみじみ。染谷も「のすけ(松村)はすごくほわっとしてバランサーとしての役割があるんです」と評した。
最後に蒼井が「2nd Stageは今の時代だからこその内容になっています。何がリアルで何がフェイクか分からない。全4話とあっという間に駆け抜けていきますが、最後まで見守っていただけたらと思います」と見どころをアピールした。
ドラマ「REAL⇔FAKE 2nd Stage」は6月15日(火)放送スタート。
(C)「REAL⇔FAKE」製作委員会・MBS
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