ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』のラオウ役のキャスト、ユリアとラオウのビジュアル、チケット最速先行情報が解禁された。
ラオウ役は福井晶一と宮尾俊太郎の2人がダブルキャストで務める。またビジュアルも公開された。その他、ユリア(演:平原綾香/May’n ダブルキャスト)のビジュアルも解禁された。
福井晶一 コメント
「北斗の拳」が放映されていた1984年、僕は11歳でした。もちろんリアルにTVで観ていて、ケンシロウが繰り出す必殺技や名台詞の数々をよく真似をして遊んだものです。
当時の僕らにとってケンシロウは正義のヒーロー。逆にラオウは悪役でヒール的な存在でした。今回ラオウ役での出演が決まり、改めて原作を読みなおしアニメも観ましたが、ラオウの信念を貫く圧倒的な強さ、そして心に秘めた熱い想い、その生きざまに心を奪われました。大好きな作品の世界初演、新作を立ち上げるワクワク感、ワイルドホーンの素晴らしい音楽、今から楽しみでなりません。演出の石丸さち子さん、そして素敵な共演者の皆さまと共に僕なりのラオウをこれから創りあげていきたいと思います。
宮尾俊太郎 コメント
世紀末の中で自分の精神に筋を通して生きていける人って本当に素敵だと思う。僕は今回ラオウからその真髄を学ばせていただきます。ストーリーラインでは親子、男女、兄弟、家族…たくさんの「愛」が描かれていきますが、最後はそういうのをすべて突き抜けたところまでたどり着きたい。真の誇り、プライド…作品の本当の核となってくるこの世界に生きる男たちの美しき姿、それらはフランク・ワイルドホーンさんの音楽と演出家の石丸さち子さんの手によって浮き立たせていただける気がしているので、そういった魂の部分も深めていく作業が楽しみです。己を貫いた男たちの生きさまに涙し、何か尊いものを見たような感じ、「なんかわからないけど泣けたなぁ」というところまで作り上げられたらいいなと思っています。
本作は漫画「北斗の拳」の舞台化作品。最終戦争によって文明社会がなくなり、暴力が支配する世界が舞台。北斗神拳の伝承者であるケンシロウが、愛と哀しみを背負いながらも、救世主として成長していく姿が描かれる。
公演は、12月8日(水)~29日(水)に東京・日生劇場、2022年1月8日(土)~9日(日)大阪・梅田芸術劇場メインホール、1月15日(土)~16日(日)愛知県・愛知県芸術劇場 大ホールで行われる。チケットの最速先行は東京公演が10月11日(月)13:00~10月17日(土)23:59まで受付中。
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