ふぉ~ゆ~・辰巳雄大主演、林翔太共演の『ネバー・ザ・シナー ‐魅かれ合う狂気‐』が9月2日(木)、東京・品川プリンスホテル クラブeXで開幕。辰巳と林が意気込みを語った。
リチャード・ローブ役:辰巳雄大(ふぉ~ゆ~) コメント
翔太とは、同じグループに属していた時期もありましたが、まさかこうして2人で主要人物としてステージに立つとは想像もしていませんでした。その時の自分たちに諦めずに頑張っていたらこういう景色が見えると伝えてあげたいです。
翔太とは今回、初めてがっつりとお芝居をしましたが、優しさやふわふわしている部分がありつつ、芯がものすごくしっかりした男だと感じました。ただ、この稽古に入る前は「恋人としてあり」と言っていましたが、稽古をしてみたらナシかなと(笑)。翔太は、優しさで包んでくれるような母性すら感じる人ですが、気付くと「あれ? 今、手のひらで踊らされている?」という瞬間があるんです。最終的に尻に敷かれそうなイメージが強くなったので、(恋人は)やめておきます(笑)。
今回、僕たちはカンパニー一同、演劇をやるということに真摯に立ち向かってきました。この作品は実話をもとにしているため、(演出の)君塚良一さんを先頭に、いろいろなことを調べて、僕たちなりに勉強をしてこの作品に取り組みました。濃密な稽古の時間を経て、今、こうして皆さまの前で披露できたことが何よりも幸せです。千秋楽まで気を引き締めてお届けしたいと思います。
ネイサン・レオポルド役:林翔太 コメント
辰巳くんは、同じグループの時からお兄ちゃん的存在で、小さい頃から踊りを教えてもらったりしていたので、今回、2人でがっつりとお芝居させていただけることは本当にうれしいです。お稽古場でも毎回、違うお芝居を投げてくださるので、すごく勉強になりましたし、刺激になりました。
辰巳くんは、ローブのように稽古中もずっとセクシーでした。自宅でも動画を観たりして、日々研究しているようで、日を重ねるごとにどんどんセクシーになっていたので、僕はレオポルドとしてキュンキュンしながらお芝居をしていました。なので、恋人としても「あり」です(笑)。頼りがいもあるので、世の女性から見ても恋人にしたい男性ではないでしょうか。
本作は、実在した事件を題材にしているので、もしかしたら心苦しくなるところもあるかもしれません。ですが、劇中にはローブとレオポルドの青春物語のような場面もありますし、観に来てくださった皆さんにエネルギーや元気を与えられる作品だと思います。そして、僕たちはセクシーな部分もどんどん出していきたいと思いますので、楽しんでいただけたらうれしいです。
「ローブとレオポルド事件」を題材に、ハリウッドの脚本家ジョン・ローガンが執筆した戯曲の舞台化。これまでロンドンや韓国で上演されてきた。
今作は、脚本家・映画監督の君塚良一の初演出舞台で、9月2日(木)〜12日(日)に東京・品川プリンスホテル クラブeX、9月18日(土)〜19日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。
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