客席にこそドラマがある、舞台「観劇者」で堀田竜成らが“観劇する側”に

舞台「観劇者」が6月30日（水）～7月4日（日）に東京・シアターグリーン BIG TREE THEATERで開催される。

同舞台は、“客席にこそドラマがある”をテーマに、客席開場から終演後までの観劇者たちを描く物語。登場する男女9人がどのような経緯で舞台を観劇することになったのか、“観劇する側”のストーリーが描かれる。

脚本・演出は開沼豊。堀田竜成、外岡えりか、林明寛、大滝樹、岩佐祐樹、わたなべかすみ、吉田翔吾、斉藤レイ、長戸勝彦が出演する。開沼豊とキャスト全員のコメントは以下の通り。

演劇をやれることが当たり前ではなくなった昨今。今こそ演劇そのものを題材に、支えてくださっているお客さまと向き合いたいと思い脚本を書きました。「チケットを買って劇場に観にくる」ということはどういうことなのか。そこにどんな想いや背景があるのか。改めて観劇者の皆さまに“感謝”の気持ちを持って描きたいと思います。

まず、観劇者というタイトルにすごく興味を惹かれました。蓮を演じる自分にワクワクしています。このご時世に新しい挑戦となる舞台に立てる幸せを噛み締め、皆さんと一緒に素敵な舞台を作り上げていきたいです。多くの経験を積まれた先輩方とお芝居ができることに感謝しつつ、精一杯努めてまいりたいと思います。楽しみにお待ちください！

今この状況の中で舞台に立ちお芝居ができるということ。喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。脚本を読み、たくさんの方々に観ていただきたいと思いました。この作品はお客さま一人一人が主役です。少しでも安心して劇場に足を運んでいただけるよう万全の対策で稽古、本番に臨みたいと思っています。無事にお届けできますように。

初めて開沼豊さんの作、演に出演させていただけることなりました。お話しが来た時は素直に嬉しかったです。豊さんとまたご一緒させていただきたいと思っていたので今回は、演出家と役者としてですが開沼ワールドを楽しんで体現できたらと思います。台本を読ませていただいた感想は、また面白いところに目を付けたな～と思いました。演劇好きには共感の嵐だと思いますよ！ ちなみに自分の母は最初舞台を観劇した時、おひねりと饅頭をわたしてきて制作さんに怒られてました（笑）。

“推し活”をする女性ということで、私はアイドルを追いかけたことも俳優さんにどっぷりハマったこともないので、とても新鮮な気持ちです。自分の新たな部分を引き出せるんじゃないかとワクワクしています。私自身を推してくれてるお客様に恥じぬよう、私も本気で「サトル君」への推し活に励みたいと思います！そして亮太との恋の行方もお楽しみにしていてくださいね。

お話をいただいた時に「観劇者」というタイトルからもう興味と楽しみでしかなかったですっ！ 以前「LDKミディアム2」という作品で演出の豊さんとはご一緒していて劇団公演も観劇に行ったりと豊さんの書く脚本が大好きだったのでまたこうして素敵な方々と一緒に出演できることが嬉しいです！ 精一杯演じさせていただきます！

開沼さん脚本演出の舞台はこれが初めてですが、元々事務所が一緒だったので、いつご一緒できるか楽しみにしていました。舞台も現代ストレート演劇。作品も面白くて、沢山の世代に“刺さる”内容なんじゃないかなと思いました（私にも刺さりました）。私が演じる林田未来ちゃんは、とっても素直な子です。その素直さを、どう演じられるか。精一杯頑張りますので、どうぞ楽しみにしていてください。

お客さまが観て舞台は完成するとよく言われますが、観劇者では、僕らがそのお客さま役をやらせていただきます。僕の役は常に何かを我慢しています。実際に僕も経験があることなので観劇によく行く人なら恐らくは誰でも1度は経験があるんじゃないかなって思います（笑）。お客さまからの共感を多分に得られるよう頑張ります！

大人枠の1人としてキャスティングされました。最近は若い人たちの中に入れて貰える機会が多く嬉しい半面、責任の重さに身が引き締まる思いです。が、何せ私なので、何の見本も示せない（汗）。すみません！ 先に謝っておきます。が、しかし！ この台本は面白い！ 明るく楽しく、みんなで切磋琢磨仕合いながらやれるお稽古場を想像して、誰よりも待ち遠しく思っていることだけは負けないでしょう！

これまでにも開沼さんの作品には何度か出演させていただいてます。毎回、毎回お客さまからは感動したとお声をいただいてます。今回も芝居はもちろんですが、僕の演じる役も全幅の信頼を寄せています。台本を見て思ったことは、斬新でいつも通り心温まる作品だなということです。もしかしたらお客さまの『あなた』が主役かもしれませんよ？ ぜひお楽しみに！

チケットは、5月29日（土）10:00から各プレイガイドで一般発売スタート。