池田純矢が作・演出を手掛けるエン*ゲキ#05『-4D-imetor(フォーディメーター)』の全キャスト・ビジュアル・公演詳細が解禁された。
公演は8月5日(木)~15日(日)に東京・紀伊國屋ホール、8月28日(土)~29日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで行われる。ダブル主演の生駒里奈と池田純矢に加え、村田充、松島庄汰、田村心、新子景視、阿南健治らの出演が発表され、同時にビジュアルもお披露目となった。
池田純矢が手掛ける「エン*ゲキ」シリーズは、「演劇とは娯楽であるべきだ」を理念の下、2015年からこれまで4作上演。5作目となる同舞台は当初、2020年5月に上演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症の影響により中止に。今回、延期公演が決定した。
今作『-4D-imetor』のテーマは量子力学。渡来暦(演:池田純矢)の研究所に突如として現れた、記憶を失くした少女・ノア(演:生駒里奈)。渡来は、四次元世界に干渉できるように進化した新人類“4Dimetor”と推論して…奇術、謎解き、演劇が融合した“アトラクション・エンターテインメント”が描かれる。
なお、チケット最速先行が4月28日(水)12:00に受付スタート。
作・演出:池田純矢 コメント
昨年の公演中止から1年が経ち、私たちを取り巻く環境は大きく変わりました。いまだ先の見えない荒波の中ではありますが、演劇が生まれて数百年…きっと今以上の危機があったのだと思います。それでも脈々と受け継がれてきた意思は、これから先も繋がっていくのだと思います。先人たちが遺してくれた想いを次の世代へと繋げていく。それが我々の意思であり、願いです。
舞台演劇の性質上、お客さまには決して安くはないチケット代を頂き、その日その時その場所に足を運んでいただかなければならない。それは簡単なことではないと改めて感じます。だからこそ、意味がある時間を、人生において大切な瞬間を過ごしていただく為、持ちうる全ての力でおもてなしすることを約束します。
どんな暗闇からでも光を見出すことはできる。演劇には、人間には、そんな力があると信じています。様々な物が変わりゆくこの時代ですが、演劇を続けていく覚悟と信念は変わりません。どうか、共に紡いでください。皆さまのお力をお貸しください。今夏、笑顔でお会いできますように。
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