シリーズ屈指の人気作「テイルズ オブ ヴェスペリア」が12月に舞台化されることが決定。
舞台は「テイルズ オブ ザ ステージ-光と影の正義-」と題され、天王洲 銀河劇場にて、15公演が上演される。
新作のニュースは、6月15日(土)から16日(日)まで、横浜アリーナにて行われたイベント「テイルズ オブ フェスティバル 2019」(TOF2019)で発表された。
この2日間限定の夢の祭典では、バンダイナムコエンターテインメントの人気RPG『テイルズ オブ』シリーズに参加する声優が一堂に会し、スペシャルスキット(朗読劇)、トークショー、テーマソングを歌うアーティストのライブなどが行われた。
新作の脚本は入江おろぱ、演出はTETSUHARUと前作の「テイルズ オブ ザ ステージ‒ローレライの力を継ぐ者-EMOTIONAL ACT-」からの続投で、これまでにないスペクタクルを見せてくれたタッグなので楽しみは尽きない。
本作はダブル主演となっており、注目の主演2人は、ユーリ・ローウェル役に、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン、舞台ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』など等で脚光を浴びた吉澤翼、フレン・シーフォ役に舞台『刀剣乱舞』慈伝 〜日日の葉よ散るらむ〜に参戦、話題作に次々出演する注目の俳優の加藤将。
ほかにもフレッシュな若手から内田健介や和泉宗兵といった演技派まで起用され、スタッフ・キャストを合わせ鉄壁の布陣だ。
今回会場に、ユーリ・ローウェル役の吉澤翼、エステル役の末永みゆ、ラピード役の田中尚輝がゲストとして登場。
▲田中尚輝(ラピード役)
大歓声の中、司会からコメントを求められ、田中尚輝は「僕は犬の役ですが、本番でどんなお芝居をするのか楽しみにしてください。目標は必殺技“円閃牙”ができるようになることです」と語って会場を盛り上げた。
VTRの出演だったが、加藤将は「作品の世界観を理解しながら役の土台を作って、僕たちの魂のこもった舞台にしたいです」とコメント。
▲末永みゆ(エステル役)
末永みゆは「エステル役が決まってから、長い髪をバッサリ切りました。それぐらいエステルになりたかったんです!」と笑顔を見せた。
▲吉澤翼(ユーリ・ローウェル役)
最後にキャスト陣を代表して吉澤翼が意気込みを語った。「歴史があり、なおかつたくさんの方に愛されている作品に携われて光栄です。カンパニーがひとつになって舞台ならではの「ヴェスペリア」の世界を描いて、すべてのお客様が心から楽しめるように努力していきたいと思います」と情熱的だ。
そして人気シンガーのBONNIE PINKが登場、「テイルズ オブ ヴェスペリア」のテーマソングの「鐘を鳴らして」や、「We Belong」など『テイルズ オブ』シリーズの楽曲を含む5曲を披露した。
最後に司会で声優の小野坂昌也が「ビバ☆テイルズ オブ!」と観客に掛け声をかけ、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。
もちろん、来年の「テイルズ オブ フェスティバル」も今から楽しみだけれど、新しい「テイルズ オブ ザ ステージ」がどんな姿となって我々を驚かせてくれるのか、12月5日(木)の幕開きを心待ちにしていよう。
「テイルズ オブ ザ ステージ」とは
「テイルズ オブ ザ ステージ」は、人気RPGゲーム『テイルズ オブ』シリーズ を舞台化した公演で、俳優陣によるダンスやアクロバットを取り入れたエンターテインメントショーだ。『テイルズ オブ』シリーズのファンイベント「テイルズ オブ フェスティバル 2017」6月2日(金)公演にて、シリーズ10周年記念作品「テイルズ オブ ジ アビス」を題材に上演した「テイルズ オブ ザ ステージ ‒最後の預言(ラストスコア)- LIVE&THEATER at 横浜アリーナ」を皮切りに、『テイルズ オブ』シリーズの新たな挑戦が始まり、全公演で延べ1万人を超えるお客様が来場した。
続く2018年6月に「テイルズ オブ ザ ステージ ‒ローレライの力を継ぐ者- LIVE&THEATER at 横浜アリーナ」と題して、前作の主人公ルークと瓜ふたつな青年アッシュに焦点を当てた「ジ アビス」のもう一つの物語を描き、前作では語られることのなかったアッシュの物語が話題に。
原作ゲームでも登場しなかった主人公アッシュの少年時代が描かれ大きな反響を呼んだ。
今回は、シリーズ屈指の人気タイトル「テイルズ オブ ヴェスペリア」の世界観を題材に新作公演に挑む。
イベントに関する詳細は、『テイルズ オブ』シリーズ公式ポータルサイト・テイルズチャンネル+内「テイルズ オブ ザ ステージ」公式サイト(PC・スマートフォン共通)にて順次公開していく模様。
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