小坂涼太郎の魅力を紐解くインタビュー後編。芝居について、役作りについて語ってもらった前編に続き、この後編ではプライベートについて話を聞いた。
※前編はこちら
「自分のどういう視点が変わったのか知りたい」小坂涼太郎、デビューから20年の軌跡を振り返る
https://25jigen.jp/interview/21826
ーーファンツアー(須賀健太&小坂涼太郎&田中啓太ファンツアー『ちょっぴり早い 三太クロースの奇跡 第2弾』)が先日ありましたが、プライベートで旅行に行くなら誰とどこに行きたいですか?
旅行に行きたい人、2人いるんですよ。1人はもちろん須賀健太くん。
ーーそこは「もちろん」なんですね。
そうです、もちろん枠です(笑)。それと、もう1人が結木滉星くんで。
2人に何回も旅行行きましょうよって言ってるんですよ。でもなかなか実現しなくって。時間とスケジュールが許すなら、バリとか沖縄とか行きたいですね。
でも滉星くんと話してて、さすがに海外は無理だなって話になって。だから代わりに日本全国まわるかって話になったんです。
それで、こないだ2人で大阪行ったんですよ。こないだっていっても半年くらい前で、令和になる瞬間に。その後「どうする? 福岡までいく?」ってなったんですけど、やっぱり予定があわず。だからまだ大阪しか行けていないので、時間をみつけて日本全国行きたいんですよね。
あと、健太くんとも温泉でいいから行こうって言ってるんですけどなかなか行けてなくって。旅行は行けてないんですけど、でもよく会ってはいます! ほんとによく!(笑)
ーーファンツアー中に投稿してた動画も楽しそうでしたね。ツアーのオフの時間はどんなふうに過ごしてたんですか?
Twitterにあげてた動画ほぼそのまんまですね(笑)。ずっと3人でわいわいやってて。田中啓太くんが本当に面白くって優しくて大好きなんですよ。ツアー中のオフの時間でも、仕事の悩みを2人に聞いてもらったりもしてました。
あとはポケモンカード。休憩中も夜中もずーっとポケモンカードしてましたね。いまも持ってます(笑)。
ーー共演者の方たちとすごくいい関係性が続いてますよね。
本当にありがたいことです。演劇「ハイキュー!!」を卒業して1年経ってもこうやって仲良くしてくれて。
あ、でも健太くんとは仲が良すぎちゃって。途中から2人で「このままじゃいけない、ちゃんとしよう」って気合いを入れなおしたことありました。
ーーいつか2人が共演している姿もファンは観たいんじゃないでしょうか。
いや、本当にそうなんですよ。一緒にやりたいですよね。どんな作品でもいいんですけど、僕が先輩で健太くんに「なんかやれ」って言ってるような関係性とか。そういうのも面白そうですね。でも、本当に共演できればどんな作品や役でもいいです。
ーーポケモンカードかなとは思いつつ、お伺いします。最近ハマっていることはありますか?
ポケモンカードですね。ちょっと前まではフットサルとかもたまに呼んでもらってやってたんですけど、最近参加できてなくて。またやりたいですね。
でもハマってるっていわれると、やっぱりポケモンカードになっちゃいます(笑)。
あと「ジョジョの奇妙な冒険」を、アニメ見てハマってます。とくに3部! 承太郎がかっこいいんですよね。大好きです。
ーー「文豪とアルケミスト」にちなんで、最近読んだ本や漫画について教えてください。
漫画がめちゃくちゃ好きで、「進撃の巨人」とか「アクタージュ」とか大好きですね。でも「このままじゃ漫画読みすぎてまずい」って思って、この前珍しく小説買ったんですよ。
最初にやっておくべきだったんですけど、坂口安吾の「堕落論」をいま読んでます。まだ途中なんですけど難しいですね。
独特の表現というか、ネガティブな表現が多くて。坂口安吾はやっぱりこうなのか、って思いながら読んでいるところです。
ーーファンにおすすめしたい漫画作品はありますか?
(真剣に考え込みながら)なんだろう……。いま家の本棚思い出して考えてみます。選ぶのめちゃくちゃ難しいですね。おすすめって言われるとなにかな……。
「NARUTO」大好きなんで「NARUTO」かなあ。あと「ハイキュー!!」はもちろん言わずともって感じですね。自分が出てたとか抜きで面白いです。「進撃の巨人」も面白いし……。あと「僕たちがやりました」もすごく面白かったです。ドラマとは別の終わり方をするんですけど、面白かったし読みやすかったのでおすすめです。
2019年12月27日に開幕する舞台「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞(ワルツ)」を観ると、なにか本を読みたくなるだろう。そんなときは、ぜひ小坂涼太郎おすすめの作品を手にとってみてはどうだろうか。
仲の良い須賀健太や結木滉星の名前を口に出すと、思わず頬が緩んでしまう。そんな和やかな表情を浮かべながら、芝居について語ったときとはまた違った雰囲気を見せてくれた。
好きなものに真っ直ぐな姿。それが舞台の上でも、それ以外の場面でも、ファンを惹きつけてやまないのだろう。
2019年、様々なタイプの役を演じてきた彼が、2020年はどんな姿をみせてくれるのか。ファンは楽しみで仕方がないだろう。このインタビューを読みながら、今後の彼の活躍に思いを馳せ、想像を巡らせてみてはどうだろうか。
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— 2.5ジゲン!! (@25jigen_news) December 26, 2019
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