朗読劇「手紙」
あらすじ
兄貴、元気ですか?これが最後の手紙です。
弟と2人暮らしの武島剛志は、弟の大学進学のための金欲しさに空き巣に入り、思いがけず強盗殺人まで犯 してしまう。唯一の肉親が刑務所に入ってしまい、高校生の直貴は突然独りぼっちになり途方に暮れる。
しかし兄が人を殺した事実はあっという間に広がり、直貴は周りの人間の態度の変わりようを痛感しながら 残りの高校生活を過ごすことになる。高校の卒業式を控えた直貴の元に、獄中の兄から初めての手紙が届く。 それから月に一度、兄から欠かさず手紙が届くようになるのだった。
届く手紙から伺える獄中の兄の平穏な日々とは裏腹に、進学、将来の夢、恋愛、就職と、直貴がもう少しで 幸せをつかもうとするたびに、彼の前には「強盗殺人犯の弟」というレッテルが立ちはだかる。「殺人犯の弟」を見る周囲の冷たい目、疎外しようとする態度。
年月が流れ、家族を持った直貴は、さらなる困難に直面し、ついにある決意をする。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。
公演情報
タイトル
朗読劇「手紙」原作
東野圭吾「手紙」(文春文庫刊)脚本・演出
横内謙介公演日程
2021年9月16日(木)〜9月20日(月・祝)東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
出演
福田悠太(ふぉ〜ゆ〜)、越岡裕貴(ふぉ〜ゆ〜)、室龍太、高田翔主催
サンライズプロモーション東京公式HP
https://roudoku-tegami.srptokyo.com/公式Twitter
@roudoku_tegami