12月7日(水)、ミュージカル『SPY×FAMILY』の制作発表記者会見が行われた。本作は、遠藤達哉による連載中の漫画「SPY×FAMILY」の初ミュージカル化作品。2023年3月の東京公演を皮切りに、4月に兵庫、5月に福岡で公演予定だ。
会見には、ロイド・フォージャー/〈黄昏〉役の森崎ウィンと鈴木拡樹(Wキャスト)、ヨル・フォージャー/〈いばら姫〉役の唯月ふうかと佐々木美玲(日向坂46)(Wキャスト)、ユーリ・ブライア役の岡宮来夢と瀧澤翼(円神)(Wキャスト)、フィオナ・フロスト〈夜帷〉役の山口乃々華、フランキー・フランクリン役の木内健人、ヘンリー・ヘンダーソン役の鈴木壮麻、シルヴィア・シャーウッド/〈鋼鉄の淑女〉役の朝夏まなと、脚本・作詞・演出のG2が出席。
本作に出演が決まった時の気持ちや、裏の顔を持つ本作にちなみ“実は私は…”の告白、いまだ明かされていないアーニャ・フォージャー役についての極秘情報などが明かされた。
会見は、この日できあがったばかりというPVのお披露目から開始。キャストたちが、すでに発表されている扮装で動き、アクションをこなす。画面からキャラクターたちの声が聞こえて来そうなほどの完成度に、場内の期待度が高まったところで、この日の出席者11人が場内に登場。まずは一言ずつの挨拶から。
脚本・作詞・演出のG2。「今日初めてお会いする出演者の方が多く、会えた喜びに打ち震えております。みんなキラキラしていて、素敵な輝きを持った方々が集結しています。ベテランのお2人は気心の知れた方です。ここに集まったこの方たちが新しい景色を見せてくれるという期待でいっぱいです。ここから大変なんですけれど、頑張ります」と、頼もしいカンパニーへの期待を早くも見せる。
ロイド・フォージャー/〈黄昏〉役の森崎ウィン。「この場に来られて幸せです。最後までよろしくお願いします」と感無量な様子。
同じくロイド・フォージャー/〈黄昏〉役(Wキャスト)の鈴木拡樹は「今日を楽しみにしてまいりました。G2さんがおっしゃるように、新しい世界を見るために集まったメンバーです。楽しみにしています」と力を込める。
ヨル・フォージャー/〈いばら姫〉役の唯月ふうか。「多くの方から愛されているこの作品の初ミュージカル化に呼んでいただけて光栄です。頑張ります、よろしくお願いします」。
同じくヨル・フォージャー/〈いばら姫〉役、佐々木美玲(日向坂46)は「ミュージカル(作品への出演)が初めてなので、緊張していますが最後まで頑張ります」と笑顔を見せる。
ユーリ・ブライア役、岡宮来夢。名乗り時に役名をほんの少し噛んでしまったことに触れながら「今早速噛みました、すごく緊張しています(笑)。(周りを見ながら)初対面ですけれど、困っていたら助けてください」と共演者たちに早速信頼を寄せる。続けて「お姉さん(のヨル)をイメージしたネクタイで来ました」と溺愛する姉・ヨルへの愛をアピールした。
同じくユーリ・ブライア役の瀧澤翼(円神)は、「本名です! 瀧澤翼です!」と場内を笑わせ「この作品にたずさわれるのを本当に嬉しく思っております。これから始まるこの舞台にわくわくしております!」と明朗に声を張った。
フィオナ・フロスト〈夜帷〉役の山口乃々華。「とにかく一生懸命頑張りたいと思います、よろしくお願いします」。
フランキー・フランクリン役の木内健人は、フランキーがかけている赤いメガネをかたどったアクセサリーをネクタイに付けて登場。「ミュージカル『SPY×FAMILY』のオリジナルキャストとしてこの場にいられることを嬉しく、光栄に思っております。皆さんと一緒に稽古できる日々、それをお客さまに観ていただける日が待ち遠しいです」と、楽しみにしている様子をにじませた。
ヘンリー・ヘンダーソン役の鈴木壮麻。「超難関有名校であるイーデン校の寮長を務めます。どうぞお見知りおきを」とエレガントに挨拶。続けて「この作品にこうしてお声がけいただけたことを、皆さまと神様に感謝している次第です。いい作品を作っていけたら、とG2さんのもとにチーム一丸となって頑張っていきます。どうぞお見守りください」。
シルヴィア・シャーウッド/〈鋼鉄の淑女〉役の朝夏まなとは、落ち着いた艶のある声色で「こんにちは、あるいはこんばんは」と、早速シルヴィア流の挨拶で場内を沸かせる。「私自身、原作が大好きで、このミュージカル化をとても楽しみにしております。今日こうして(キャストの)皆さんとお会いして、いよいよ始まるんだな、とわくわくしております。G2さんの演出のもと、素晴らしい作品になるよう尽力したいと思います」と目を輝かせた。
続けての質疑応答では、まずキャスト一同へ「本作に出演が決まった時の気持ちは?」「(出演が決定した時の)周りからの反応は?」との質問が。
森崎は「正直驚きました。ミュージカル界の中で、僕はまだまだ経験が少ないです。しかしこうやってお話をいただけたことは驚きであるとともに、喜びも混在しています。身も心も引き締まる思いです。自分も本作のファンでありますし、『SPY×FAMILY』の世界に溶け込める機会をいただけたことに興奮もありました」と告白。
続けて森崎は「先日ある撮影でイギリスに行きまして、通りすがりの(イギリス現地の)ミャンマー人の方に『ウィンだよね!? SPY×FAMILY出るんでしょう、観たいなぁ!』と言われたんです」と国境を越えた本作の人気を明かした。
鈴木拡樹は「話題の作品ですから責任感を感じましたが、何でもこなせてしまう素晴らしいスパイのロイドと不器用である自分を照らし合わせて『こういう生き方はできなかった。これは最高のチャンスだ』と感じました。舞台で演じている間は完璧な人間として。そして、その完璧な瞬間が崩れる瞬間は、笑いのポイントになってくると思っています。楽しみながら、普段とは違う完璧な人間でいたいです」と、期待と力を込める。
唯月は「ヨルはとても格好よくて、大人な色気のあるイメージなので、お電話をいただいた時に何度も『私がヨルさんですか?』と確認して、電話を切ってから『ヨルだ!』と叫びました(笑)。なかなか実感できなかったのですが、先ほど観ていただいたPVや扮装を身にまとったりする中で、責任を持ってしっかり努めていこうと自覚を持つようになりました。今はとてもわくわくしています。ヨルの格好よさとかわいらしい天然さの二面性を表現できるように取り組みたいと思います」。
佐々木は「私も本当に驚きました。漫画もアニメもどちらも楽しませていただいていたので、まさか自分がヨルさんを演じるなんて…想像ができなくて」と驚きを隠せなかった様子。「でも、周りの(日向坂46の)メンバーたちが『おめでとう、絶対に観に行くよ』と言ってくれて。今日の衣装も『この柄のドレスがみーぱん(佐々木)には似合うよ!』とメンバーが選んでくれたんです。みんなの気持ちも背負って頑張りたいと思います」と日向坂46メンバーとの絆と愛を明かした。
岡宮は「ミュージカルを志す者として、また帝国劇場の舞台に立たせていただけることに興奮しました。周りからの反響としては、SNSがすごかったです。先ほどウィンさんがおっしゃっていたように、世界中で愛されている作品なんだなと実感して今ものすごくわくわくしています」と、反響の大きさに驚いた様子。
瀧澤は「このお話をいただいたとき、本当に嬉しすぎてユーリのように理性を失いました。もともと本作の大ファンで、その中でもユーリが推しのキャラだったんです。自分が推しを演じられるんだという驚きとともに、新しい感覚に包まれました」。続けて「ユーリを自分を照らし合わせると、ユーリと僕は身長が同じ179センチ、そして僕もユーリもお姉さんがいます。それから、本作初日の1週間前に僕はユーリと同じ20歳を迎えるので、当日はユーリ・ブライアが完成します。皆さんぜひ楽しみにしていてください」と、役との一致ぶりに場内をどよめかせた。
山口は「本当に驚いて、フィオナの心の中の声のように驚きました(笑)。夢見心地で…。周りからは、私自身の見た目とフィオナが全然違うので、扮装の写真を見た人からは『どこにいるのか分からない』と(笑)。私は本音が顔に出やすいので、フィオナの時は(本音が顔に)出ないようにしっかりしていきたいと思います」と、ポーカーフェイスを崩さないフィオナと自分を照らし合わせて答えた。
木内は「僕は、本作を知ってはいたのですが触れたことはなくて。お話をいただいてから役を知るために原作を読んだところ、アーニャと同じく『モジャモジャ!』と思いました(笑)。そのモジャモジャになる実感はなかったのですが、扮装の写真を撮る時、スタイリストさんにコテで髪を巻いていただいたら『フランキーになるもんだなぁ』と。皆さまに観ていただけるのが楽しみです」と、独特のヘアスタイルのキャラクターに驚いたことを明かした。
鈴木壮麻は「電話を切って『エレガント!』と叫びました」と記者たちの笑いを誘い、「“エレガント”という言葉が、こんなに自分の中で喜びを持つんだ、と感じた瞬間でした。コミックを読み、何て深い作品なんだと気づかされました。(ここにいる)皆さんは役の上で裏の顔がある方ばかりですが、僕には裏の顔がありません。教育者としてこの作品に参加できるのを、嬉しく思っています。これまで色々と人生で経験してきたことを、ヘンリー・ヘンダーソンとして質実剛健に吐露できたら」と、エレガントにまとめた。
朝夏は「原作を読んですぐに“ど”ハマりしてしまいました。スピーディで展開も面白くて。私は本名が明日香(あすか)というのですが、本作の大ファンである親戚に『(九州イントネーションで)明日香ちゃんが出るなら上官の人やろねぇ』と言われたんです。当たっていましたね!(笑)私のキャラクターとイメージしやすくて、ピッタリなんだろうなと感じました。私は上官役なのであまりアクションはないと思うのですが、アクションをちょっとやってみたいなぁと…。G2さんよろしくお願いします(笑)」と、演出のG2へリクエストを送った。
次に、“原作付き舞台”を作る際の醍醐味と、本作のストーリーはどのあたりの話になるのか、について脚本・演出担当のG2へ質問が。
G2は「僕は漫画原作でミュージカルをやるのは、ほぼほぼ初めてです。しかも、こんなにも緻密に作られた作品で。原作ファンの皆さんとミュージカルファンの皆さんを満足させるために、今頑張っているところです。クリント・イーストウッドの『ただ、目の前のシーンを撮っていくだけだ』という言葉が好きなのですが、そういう平常心で向き合っていきます。また、プランナーは新進気鋭の方々が集まっています。その方々と意見交換をしながら、準備をしているところです」と回答した。
続けてG2は、「1話1話がきちんと“落ち”がついている読み切り単話のつながりでもあるので、それらを並べた時にストーリーの流れに中断を起こさないように。それでいて、ひとつのストーリーとしてクライマックスでは盛り上がり、ラストにはMAXの感動を持っていきたい。ここは生身の俳優と音楽の力を使いたいですね」と、ストーリー作りの難しさを明かす。最後に「どの話をミュージカルにするのかは、お楽しみです」と、楽しみを残した。
次に、気になるアーニャ役についての質問が出ると、G2から「実はもう決まっています」と衝撃発言が。「今、数か月のワークショップを重ねて長いお付き合いをしています。発表は年内の予定で。すっごくかわいいのでぜひ期待してください」とのこと。
続けて、キャストへ『人はみな誰にも見せぬ自分を持っている』という原作の出だしにかけて「こう見えて、実はこんな面があるんですよという所はありますか?」と質問が。
森崎は「こう見えて旅客機が大好きです! 1番好きな機体はエアバス380です。全て2階建てでエンジンが4つ付いていて…」と世界最大の旅客機への愛を語る。
鈴木拡樹は「皆さんからどう見えているかは分からないのですが…」と前置きした上で「このようなローなトーンで日常を暮らしているので、あまり動かなさそうと言われます。でも本当は体を動かすのが好きで、幼稚園の頃からランニングを日課・趣味としています。なので、体力面では自信があります」と自信をのぞかせた。
唯月は「1人行動が好きで、ご飯や焼肉も1人で行きます。1人が好きです」とした上で、キャストたちへ「仲良くしてください、話しかけてください!」とアピールも。佐々木は「節約が好きで、薬局やスーパーをよく巡って安いものを見つけています。でも“ショッピング”ではなく、スーパーを巡るのが好きなんです」と、秘められた素顔を明かす。
岡宮が「僕はこう見えて運転が好きで、車もバイクも…」と切り出すと、周りから「意外じゃない」「好きそう」と突っ込みが。岡宮は「いずれ、船舶やヘリコプターの免許も取って、陸・海・空を制覇したいと思っています」との展望を語った。
瀧澤からは「家に、20~30個ほどぬいぐるみがあって、ベッドの上に何個かぬいぐるみを置かないと眠れないんです」とかわいらしい告白が。「活動しているグループではリーダーを務めているので、しっかりしているとよく言われるのですが、家の中はとてもファンシーです」と、誰にも見せぬ顔を明かした。
山口は「猫を飼っているんですけれど猫アレルギーで…」との悩みを。木内は「コミュニケーションを取るのが好きで誰とでも仲良くなれるのですが、こう見えてお酒がまったく飲めなくて…」。
鈴木壮麻は「蓬莱551が大好きで、肉まんを5個も6個も食べちゃうんです。新幹線でも食べてしまって、周りの人にすごい顔をされちゃって」と、密室である新幹線内で551の香りを漂わせていることを告白し「兵庫公演が楽しみです」と肉まんへの期待ものぞかせた。
朝夏は「背が高いので運動部っぽいねと言われますが、実は吹奏楽部でフルートをやっていました。中学時代からこの身長なのですが、部活内でも1番大きいのに1番小さなピッコロなどを吹いたり(笑)」と、部活の思い出を語った。
さらに「見どころ満載な本作を通して、どんな気持ちを持って帰ってほしいですか?」との質問に、G2は「お互いに正体を隠しているうちは、本音で付き合っていない関係なんですよね。けれども、そこにできあがる不思議な絆は確かにあって、周りから見るとそれはちゃんと“絆”なんです。その人間的な不思議なつながりがじわじわと最後につながって共感と感動を生む。そういう点をポイントにしていきたいです」と熱を込めた。
最後に、2022年の振り返りと2023年の抱負について聞かれると、まず朝夏から「今年は、初挑戦と再会の年でした。“初挑戦”は、G2さんの演出でストレートプレイの『こどもの一生』(4月)を。ミュージカルではないストレートプレイは初めてだったので、とても勉強になりました。“再会”は、2020年に中止になった『モダン・ミリー』(9月)を再演できました。自分を表現する場をたくさん与えていただいた、充実した1年になりました。来年は1月に『天使にラブ・ソングを~シアター・アクト~』(博多公演)、そして3月には本作『SPY×FAMILY』。また新たな一面を表現できるように頑張ります」と。
鈴木壮麻は「充実した1年でした。『ブラッド・ブラザーズ』(3月)では吉田鋼太郎さんに演出を受けて、こういう風に作っていくミュージカルもあるんだ! と。『Forever Plaid(フォーエヴァー・プラッド)』(5月)では、おじさん4人でハーモニーをする楽しい時間を過ごせました。ミュージカル『DOROTHY ドロシー ~オズの魔法使い~』(8月)も楽しかったですし、こまつ座さんでの『吾輩は漱石である』(11月)では主演をやらせていただきました。僕にとっては天文学的なせりふ量で、4月から覚える作業を始めました。そうやって今年過ごした経験と糧をすべて、この『SPY×FAMILY』に投入していけたらと思っています」。
木内は「『ガイズ&ドールズ』(6月)、『天使にラブ・ソングを~シアター・アクト~』、両作品とも、中日を過ぎた頃に中止になってしまいました。悔しい気持ちでいっぱいになりましたが、前向きな話をすると、舞台に立てることやお客さまに観ていただけることが当たり前ではない、と。舞台に立つ意味を非常に考えた1年でした。来年はこの『SPY×FAMILY』で、初めて漫画に登場するキャラクターを演じます。恐らく、稽古で大きな壁にぶち当たるのではないかなと。新しい自分と出会うためにチャレンジしていきたいなと思っております」。
山口は「今年はたくさん挑戦させていただいた年でした。初めて主演でミュージカルをやらせていただきました(「SERI~ひとつのいのち」/10月)。自分が持つ責任がどんどん大きくなっていて、怖いと同時に嬉しいという、色々な気持ちになっています。来年も挑戦と勝負が続くと思いますが、その日々をありがたく過ごしていきたいです」。
瀧澤は「グループの活動では、今年は野外や幕張でライブをさせていただきました。個人でも、ドラマにレギュラーで出演したり、初めてのミュージカルに挑戦したりと夢のような年でした。この経験を生かして来年は、本作『SPY×FAMILY』にすべてをかけます。とても今『わくわくっ!』していますし『この作品を良くするためだったら何だってする、何だって、だ』という覚悟を持って臨みたいと思っています」と、アーニャとユーリのセリフにかけて意気込んだ。
岡宮は「今年は、出演した舞台・ミュージカルすべてで主演を任せていただきました。人を引っ張っていくというのはどういうことなのか? と、しっかりしなければいけない部分が増え、たくさんのことを経験させていただいてとても成長できた1年でした。今はミュージカル『進撃の巨人』の稽古をしています。大変ではあるのですが、色々な感情に向き合って、もっと役者として頑張っていきたいです。『SPY×FAMILY』では、ロイドさん、ヨルさん、アーニャさんが素敵に見えるようにしっかりと支えていきたいです」。
佐々木は「今年は、所属する日向坂46の夢だった東京ドームのライブを3月におこなうことができました。また、ドラマやさまざまなことが個人でもいろいろとできて、夢がかなってとても幸せな1年でした。来年は、『SPY×FAMILY』もありますし、またいろいろな事に挑戦できたらいいなと思っております」。
唯月は「今年は集大成の年でした。10周年を迎えることができまして、また新たな気持ちで踏み出していこうという気持ちになりました。作品では、高校生、娼婦、OLと幅広く役をやらせていただいたので、来年は殺し屋としてまた新たな表現を引き出せるように格好よく殺(あや)めていきたいなと思います」。
鈴木拡樹は「コロナの影響で、しっかりと演劇をお届けするのは難しい何年かを過ごして参りました。いまだ影響を受けているカンパニーは多くございますが、僕自身は幸運にも今年は舞台が中止になることはありませんでした。そういう意味で、今年は『やり残しがなかった!』という年になりました。来年もすべての公演を届けたいですし、再び歩き始める時がやってきたと感じております。演劇も、さらにここからまた進んで行けるように。僕もその1人として精進していきたいと思います」。
最後に森崎が「僕自身にとっても変化の年であり、それ以上に、全世界でさまざまな変化や移り変わりがありました。そんな中でこうやってエンターテインメントをお届けできている幸せを改めて実感しました。エンターテイナーの1人として、来年の1発目として、まずは本作『SPY×FAMILY』を皆さまの明日への糧となる作品としてお届けしたいと思っております」。
質疑応答後におこなわれたフォトセッションでは、最後に、アーニャの「わくわくっ!」を思わせるポーズを全員が取り、会見は終了した。
製作:東宝 (C)遠藤達哉/集英社
広告
広告