『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Rep LIVE side M.T.C》が横浜・KT Zepp Yokohamaにて開幕した。
《Rep LIVE》(レペゼンライブ)は、社会現象を巻き起こしている音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の舞台化シリーズ(ヒプステ)初となる、ディビジョン単独ライブだ。
本作はヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”の単独ライブとなり、横浜・福岡・大阪の3都市で開催される。
2.5ジゲン!!では、初日に先立ち実施されたゲネプロを取材。その模様をステージ写真とともにお伝えする。
※以下、披露される曲目や演出に触れるネタバレあり。
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ヒプステファン待望の単独ライブ、先陣を切るのはヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”の3人。夏の列島を灼熱で染め上げるように、ハマの熱風が駆け巡る。
開幕一番披露されるのは、Rep LIVEのために書き下ろされた『Rep Squad -MAD TRIGGER CREW Ver.-』(新曲)。M.T.C揃い踏みでの登場に早くも会場のテンションはMAX。パワフルなビートに誘われて観客の体が自然に揺れ出したところで、怒涛のソロ曲ラッシュが訪れる。
まずは毒島 メイソン 理鶯(演・バーンズ 勇気)によるソロ『美食ハンター理鶯のワンダフルディナー』(新曲)。タイトルこそチャーミングだが、パフォーマンスはエネルギッシュで雄々しい。理鶯の持つギャップの魅力にあふれた曲だ。
続いて、一風変わったセットとともに入間 銃兎(演・水江 建太)が登場。披露するソロ曲はその名も『取り調べ』(新曲)。銃兎の日常をそのまま切り取ったかのような曲で、彼の繊細で柔和な表情はもちろん、それが一転裏の顔に切り替わる瞬間をも堪能できる。
そして最後は、碧棺 左馬刻(演・阿部 顕嵐)の出番だ。タイトルは『I’m back』(新曲)。理鶯、銃兎の曲はギミックの効いた作りだったが、左馬刻のソロの印象は「自然体」。心の内をそのまま手渡してくるような柔らかいナンバーだ。阿部演じる左馬刻のハスキーボイスと、清涼感あふれる楽曲アレンジとが相まって、エモーショナルな1曲に仕上がっている。
と、新曲ソロラッシュを抜けても油断してはいけない。
息つく間もなく披露されるのは、再び勢揃いしたM.T.Cの3人による『Trigger Off』『MAD TRIGGER BOX』。どちらもヒプステファンにはなじみの深い曲だが、とくに『Trigger Off』には何か実家に帰ってきたようなしっくり感が込み上げる。また『MAD TRIGGER BOX』では、今回もM.T.Cの魅力に加えToyotakaの素晴らしいHBBを堪能できる。
ここでディビジョン・ダンス・バトル “D.D.B”によるパワフルなパフォーマンスを挟んだ後、M.T.Cの面々のとある日を描いた芝居パートが展開。三者三様の魅力がたっぷり詰め込まれたショートストーリーを楽しめる。
芝居パートが終わると、いよいよライブも後半戦に突入だ。この後も、今回初披露となる『Straight Outta Yokohama』『YOKOHAMA Cruisin’』(いずれも新曲)を含む多彩な楽曲が披露される。
名シーンのプレイバックや、「まさかこの曲をこのスタイリングで!? 」といううれしいサプライズも待っているので期待してほしい。また、一部の公演には豪華な日替わりゲストも予定されている。
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『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Rep LIVE side M.T.C》の公演は、7月2日(土)~7月3日(日)に横浜・KT Zepp Yokohama、7月8日(金)~7月9日(土)に福岡・Zepp Fukuoka、8月5日(金)~8月7日(日)に大阪・Zepp Osaka Baysideで行われる。
7月3日(日)17:00、8月7日(日)17:00(千穐楽)の公演は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」による独占生配信+見逃し配信が予定されている。
さらに、シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”の単独ライブ『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Rep LIVE side F.P》が7月23日(土)から札幌・Zepp Sapporoにて開幕、さらにスピンオフストーリー『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Mix Tape1》が7月14日(木)から東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開幕する。
ヒプステ尽くしの熱い夏、ぜひ思いきり楽しんでほしい。
取材・文 豊島オリカ
(C)『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage製作委員会
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