「アマネ†ギムナジウム オンステージ」が4月22日(金)、東京・Mixalive TOKYO Theater Mixaで開幕した。開幕に先立ち、ゲネプロが公開された。
原作は、古屋兎丸の球体関節人形少年たちの群像劇を描いた漫画「アマネ†ギムナジウム」。今作の脚本は渡辺雄介、演出は學蘭歌劇『帝一の國』シリーズを手掛けた小林顕作が務める。
キャストは、フィリクス役の大城ベイリ、ヨハン役のとまんをはじめ、テオ役の秦健豪&弦間哲心、ゼップ役の松田昇大&中嶋健、ダミアン役の深澤悠斗&広井雄士、オットー役の本間一稀&星豪毅、エルマー役の矢代卓也&土屋翔によるダブルキャストで、「プレッツェル」と「バウムクーヘン」の2チームに分かれ上演される。原作の主人公・宮方天音(演:石川由依)は天の声として登場する。
不思議な粘土を手に入れた人形作家の宮方天音は、ドイツの全寮制学校「ギムナジウム」をテーマに7体の球体関節人形を作る。その人形たちは、天音がキスをすることで命が吹き込まれ、彼女が中学2年生の頃に妄想した世界「アマネギムナジウム」で動き出す。
個性的な人形たちに喜ぶ天音。だが、少年たちの間には、彼女が作った「設定」によって大きな亀裂が生まれはじめて…。
テンポ良く繰り広げられる人形たちの青春物語。少年人形たちの抱える愛と葛藤が、ミュージカルを交えながら繊細に描かれていく。
「アマネ†ギムナジウム オンステージ」は5月15日(日)まで東京・Mixalive TOKYO Theater Mixaで上演される。
原作:古屋兎丸 コメント
「アマネ†ギムナジウム オンステージ」開幕します! 學蘭歌劇『帝一の國』3部作で僕らを感動させてくれた顕作さんのことですから、きっと哀しいやら楽しいやら、感情がグチャグチャになる舞台にしてくれることと思います。もちろん、原作未読の方も楽しめる舞台になっていると思います。よろしくお願いします。
演出:小林顕作
開演に先立ちまして、お客さまに是非お伝えしたいことがございます。この作品、とにかく物語が激しく、切なく、そして優しく、愛に満ち溢れている傑作です。舞台化してなおさら思いました。そしてキャスト・スタッフ一丸となって真摯に創り上げて参りました。どうか皆さまに、人が生きていく上で一番大切なものが何かを再認識していただけますよう。この今だからこそ再認識していただけますよう。そして今日一日を笑顔で過ごしていただけますように。行け! 人形たち!
フィリクス・シュルツ役:大城ベイリ
なにより、こういったご時世に無事に開幕できることを心より嬉しく思います。14歳の若い少年達の葛藤や純粋さを、演出の小林顕作さんを中心に、座組み一丸となって追求し出来上がったこの舞台をぜひご観劇ください。皆さんのご来校をお待ちしております。
ヨハン・ベルク役:とまん
いよいよ「アマネ†ギムナジウム オンステージ」の幕が開けます。最高の原作のもと、最高の脚本に演出。フレッシュなキャスト陣で葛藤しながらも2チームが一つになって作り上げました。あとはご来場くださる皆さまと共に最高の演劇を完成させるだけです。同じ物語でも両チーム違って、両チームいいです。一度観ていただいて、「また来たい」「もっと観たい」と思っていただけるように、ヨハンとして、たくさんの想いを皆さまにお届けします。
(C)古屋兎丸・講談社/アマネ†ギムナジウム オンステージ製作委員会
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