『ニンジャバットマン ザ・ショー』の公開記者会見が9月18日(土)、東京・池袋 Theater Mixaで行われた。
本作は、DCコミックス「バットマン」の日本制作アニメーション映画「ニンジャバットマン」を原作としたアクションショーで「夜-YORU-」「黒-KURO-」「闇-YAMI-」「影-KAGE-」の4つのチームで公演が行われる。会見には、「夜-YORU-チーム」の滝川広大、なだぎ武、安納サオリ、室田瑞希が劇中衣装で登壇した。
今回初めて身に着けたという衣装について、バットマン役の滝川広大は「この衣装を着ていると誰でも倒せそう。これでアクションをすると思うとすさまじく緊張します」と、緊張しながらも本番が楽しなようだ。
ハーレイ・クイン役の室田瑞希は「ハーレイ・クインというと赤と青をイメージしている人も多いと思うんですけれど、和風なのでこういう感じになるんですね」とアレンジされた衣装に満足な様子。
キャット・ウーマンを演じる、プロレスラーとしても活躍中の安納サオリは「さっき後楽園ホールで一戦終えて来たばかりで」と試合帰りであることに触れながら、お腹がちらりと見えるセクシーな衣装に「太れないなぁ」と気持ちを引き締める。
ジョーカー役のなだぎ武は「完成度は文句ないくらいです。100パーセントに近い」と衣装を絶賛、「ただ、この衣装に見合うことができるかが不安ですね。これを着てサンディエゴのコミコンに行きたいな」と場内から笑いを誘った。
なだぎは、まだ稽古に入っていないそうで、一足先に稽古入りしている滝川に「ジョーカーはすごく高いところから飛び降りますよ」と教えられると、「どんなことをやらされるのか…」と少々不安な様子。がっちりと着込んだジョーカーの衣装に「これで殺陣とかしないといけないんですよね」。続けて「酸欠になるって滝川さんから聞いたし、途中で自転車用意してもらおうかな」と冗談も飛び出した。
司会であるアメ系キャラライター・杉山すぴ豊から「ジョーカーの個性しだいで(チームのカラーが)大きく変わりますね」と話を振られると、ジョーカーの恋人・ハーレイ役の室田は「ジョーカーについていこうと思います!」と言い切り、滝川も「なだぎさんあっての『夜-YORU-』チームです」となだぎへの信頼感をにじませた。
なだぎは「後半はコント寄りにできないかな」と考えながらも「このチームが一番コメディ寄り」と「夜-YORU-」チームの魅力をアピール。役作りについて「ジョーカーは全てにおいて楽しむ男です。笑いへの貪欲さと泥臭さ、その背景に見える恐怖を見せたい」と、自らとジョーカーの共通点に真剣な表情で触れながらも「ジョーカーは首が細いのでこの3カ月、首の筋肉を使っていません(笑)」。
それに対して安納は「体幹を鍛えています。まだまだ鍛えます」とさらなるトレーニングに精力的な姿勢を見せた。
見どころについて、室田は「今回のショーは観ていて本当に誰でも楽しめます。自分が出ていないシーンでも楽しめますし、ぜひたくさん見ていただきたいです」と、子どもから大人まで誰でも楽しめる“ショー“であることをアピール。
安納は「世界中から愛されるシリーズを今回はショーとして観ていただくのですが、もっと作品を愛して刺激的なものを届けていきたいと思っております」と本作への愛を語った。
なだぎは「これまでまったくバットマンに触れていなくても、この舞台で初めてバットマンに触れる人でも楽しめます」と自信をのぞかせ、「何も考えずに観に来てください」とファンへ呼びかけた。
最後に滝川が「何回も延期になり、やっとできることになりました。このご時世だからこそ、自分たちの熱さや思いを届けたいと思っています」と熱を込め、「最後まで誰一人欠けることなく開催したいと思っています」と意気込み、会見は終了した。
同ショーは2021年11月6日(土)〜30日(火)まで、池袋のTheater Mixaで上演される。
取材・文:広瀬有希
BATMAN and all related characters and elements(C)& TM DC Comics and Warner Bros. Entertainment Inc.(s21)
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