2019年6月14日(金)、『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE -vs VARIA part Ⅰ-が開幕!
ついにボンゴレの独立暗殺部隊ヴァリアーが舞台上に現れた。
今回は初日前日におこなわれたゲネプロと囲み会見の様子をお届けする。
かつてこの作品と青春を共にした筆者の熱い想いを込めたゲネプロレポートを楽しんでほしい。
もくじ
OPから圧巻!ヴァリアー編キャストが並び立つ
オープニングではボスの勅命が読み上げられるシーンから始まる。
勅命を読み上げる沢田家光(河合龍之介)を挟みにらみ合うボンゴレとヴァリアー。
両陣営がずらりと並び立つ姿は圧巻である。
シルエットだけで圧倒的な存在感と不気味なオーラを放つヴァリアーと、勇ましい瞳でヴァリアーを見据えるボンゴレファミリー。
これまで解禁された各キャラクターのビジュアルに興奮した者なら、間違いなく幕が開いて数秒で心奪われるだろう。
オープニング後は家光が2年ぶりに沢田家に帰ってくるところから始まる。
リング争奪戦が始まる後半ではほのぼのとしたシーンが少なくなってしまうので、日常のゆるっとしたツナこと沢田綱吉(竹中凌平)やリボーン(ニーコ)、ランボ(KIMERU)らのやりとりは前半で堪能しよう。
▲おなじみの日常シーン
前半はスクアーロ(髙崎俊吾)のバジル(前田大翔)襲撃から、ボンゴレ守護者の修行が描かれる。
笹川了平(上杉輝)にはリボーンと同じアルコバレーノのコロネロ(深澤大河)、山本武(山本涼介)にはその父・剛(石田佳央)、獄寺隼人(原嶋元久)にはDr.シャマル(山内圭輔)、雲雀恭弥(岸本勇太)にはディーノ(山田ジェームス武)、そしてツナにはリボーンとバジルがそれぞれ家庭教師として修行をつけていく。
▲争奪戦はないが雲雀恭弥とディーノの激しい修行は必見
原作ではペアごとに違った場所で行われている修行。
舞台化の際にどう表現するのか気になっていたシーンのひとつでもあるが、各シーンとも原作への大きなリスペクトを感じられる作りになっていた。
修行を通じて、それぞれが向き合わなくてはならないものが浮き彫りになってくる。
ツナ以外のキャラクターにもスポットがしっかり当たっており、前作よりさらに重さを増した守護者としての覚悟が垣間見えるだろう。
▲コロネロ師匠はかっこいいうえにかっこいい
今回から登場しビジュアルの再現度の高さで注目が集まっていたディーノ、コロネロ、バジル、Dr.シャマルの家庭教師組、さらに父親組。
ビジュアルだけでなく、立ち居振る舞いも非常に研究されたうえで演じていることが伝わってくる完成度になっていた。
とくに各キャラクターの登場シーンはひと言目のセリフから「おお……!」となるファンが多いと思うので、うっかり心の声を口に出してしまわないよう気を引き締めておいた方がいいだろう。
これぞヴァリアークオリティ! 絶対的な“強さ”まとう暗殺部隊
▲ついにヴァリアー来る!!
中盤から今回前後編で描かれるヴァリアー編のメインディッシュとでもいうべきリング争奪戦へと突入していく。
リング争奪戦には欠かせないあのキャラクターも、かなりの再現度で登場するのでファンは楽しみにしていてほしい。
今回は全部で4戦、晴・雷・嵐・雨のリング争奪戦が描かれる。
それぞれの見どころを解説していこう。
晴のリング争奪戦
笹川了平とルッスーリア(高木勝也)は唯一の肉弾戦。
拳を交える勇ましさと、ルッスーリアのお姐さん感を存分に楽しめる。
ルッスーリアのオネエ言葉に気を取られていると、アクションを特技とする高木のフットワークに驚かされるだろう。
ルッスーリアのプロらしい動きと、了平の泥臭い戦い方。
その対比が視覚で楽しめる対戦カードだ。
雷のリング争奪戦
2戦目はランボvsレヴィ・ア・タン(八巻貴紀)。
ルッスーリアの際の繰り返しになるが(この先のヴァリアーへの言及はすべてそうなってしまうのだが)、レヴィもまた再現度の高さがすごいのだ。
勝ちを確信して薄気味悪く笑顔を浮かべる瞬間の、驕った顔つきが印象的だ。
とはいえこの対戦の見どころはやはりランボの三変化だろう。
25歳のランボが観られる貴重なチャンス、しっかりと記憶に刻みつけておこう。
嵐のリング争奪戦
3戦目は獄寺隼人 vs ベルフェゴール(大海将一郎)の嵐の守護者対決。
バトルフィールドが校内、かつ突風が吹き出る特殊装置が付くこの戦いは、セットと映像の合わせ技で見事に表現されていた。
プリンス・ザ・リッパーことベルフェゴールが流血してからは、獄寺の意地とベルフェゴールの狂気がぶつかり合う。
ヴァリアー陣からもイカれていると称されるベルフェゴールの演技に注目してほしい。
大海は、アニメで同役を演じていた藤原祐規との共演経験もあり、藤原から信頼できる役者と太鼓判を押されていたが、その意味をステージ上で感じることができるだろう。
また、ベルフェゴールといえばマーモン(甲斐千尋)である。
今回戦いはないが、各戦闘でベルフェゴールとともに解説を入れているシーンが多い。
アニメのマーモンを知っている人なら、確実に驚くだろう。
それほど、マーモンとしての完成度が高いので、これから観劇する人はぜひ楽しみにしていてほしい。
雨のリング争奪戦
4戦目は山本武 vs S・スクアーロ(髙崎俊吾)。
原作でも人気の一戦だが、舞台のクライマックスにふさわしい緊迫感あふれる戦いをみせてくれた。
長身の2人が刃を振るう、というだけで見応えがあるが、そこに「リボーン」らしい技が組み込まれるのでさらに目を奪われる。
時雨蒼燕流の演出が各型ともかっこいいので、一の型からすべてを収めた特典映像が欲しいと思ったほどだ。
2人の戦いは本編では後々まで重要な戦いとなる。
舞台版がどこまで続いていくか分からないが、続編が続いていくならあのシーンもこの2人で観たい。
そう思わせてくれる圧巻の戦いであった。
XANXUSの圧倒的存在感
今回争奪戦がないマーモン、ゴーラ・モスカ(横田遼)、XANXUS(林田航平)にも触れておこう。
マーモンは先述した通り、戦いはないものの存在感を放っていた。
ゴーラ・モスカもほぼセリフはないのだが、いるだけで圧倒的な存在感であることは言うまでもないだろう。
そしてXANXUS。ボンゴレ九代目の息子にしてヴァリアーのメンバーすら恐れる絶対的なボスである。
原作からも感じた「絶対倒せない……」という強烈なオーラを放っていた。
ツナとの大空のリングを賭けた戦いが後編でのメインになるだろう。
このXANXUSを目にしたからには、後編の争奪戦も絶対に観なくては……そんな思いに駆られる仕上がりであった。
熱く熱く語ってしまったが、ひと言でいえばまさに“ヴァリアークオリティ”。ヴァリアークオリティとはこのことか、そう体感できる空間であった。
そしてその高い壁に挑んでいくボンゴレファミリーの絆や、大きくなっていくツナの覚悟。
観客側もぜひ“死ぬ気”で観たい、熱いステージだ。
囲み会見全コメントレポート
ゲネプロに先立ち囲み会見がおこなわれた。
登壇したのはリボーン役のニーコや沢田綱吉役の竹中凌平をはじめとした11名だ。
今回初登場となるヴァリアーからも5名が登壇する賑やかな会見となった。
ーー続投キャストの方は前作に続けての意気込み、新キャストの方はこの作品への出演が決まったときの感想をお願いします。
トップバッターのニーコから、ということでリボーンおなじみの「ちゃおっす」から会見がスタートした。
ニーコ(リボーン役):初演もかなり熱く泥臭く丁寧に作りまして、皆様の応援のおかげで大成功したんじゃないかと思います。
2作目はいよいよヴァリアー登場、家庭教師チームが登場。
修行を経てヴァリアーとのリング争奪戦に入るということで、さらにさらに初演より暑苦しく、重厚になっています。
見ていただいたらわかるようにとっても個性豊かなメンバーが集まっていますので、その厚みと面白さ倍増で頑張っていきたいと思います。
竹中凌平(沢田綱吉役):初演はマラソンみたいで、ずって出て喋ってだったので、それに比べたら今回は落ち着いたというか。
ニーコさんからも今回は前より周りが見えてると言っていただいたので、ツナらしく落ち着いて死ぬ気で頑張りたいと思います。
原嶋元久(獄寺隼人役):ボンゴレファミリーで新キャストが僕だけだったので、すごく緊張したんですけど、みんな本当に温かくてすんなり受け入れてくれて、分かんないことも教えてくれてとても助かりました。
獄寺隼人を演じるということで、身の引き締まる思いと幸せを感じています。
いろんな壁がありましたけど、それをちゃんとぶっ壊して今日ここに立てているんじゃないかなと思います。
山本涼介(山本 武役):前作を熱量やお芝居で超えないといけないですし、山本武も今回修行してスクアーロとの戦いが今作の最後の戦いになるので、次に繋がる戦いをしたいです。
山本涼介としても、前回より成長した姿を見せられるように頑張りたいと思います。
上杉輝(笹川了平役):前回はボコボコにやられて前歯が折れて、マウスピースをして喋りにくい中やったんですけど、今回はちゃんと戦わせていただけるので、しかも晴れの争奪戦で初戦なので、後に続くような熱さを届けたいと思います。
KIMERU(ランボ役):いまは15歳で立っていますが、5歳、15歳、25歳をやらせていただきますので、ものすごく早替えも大変ですし役作りも大変です。
今回人気のヴァリアーが来るということで、本当は僕はボビーノファミリーなんですけど、ボンゴレチームとして、5歳児頑張りたいと思います。
ボビーノファミリーの言葉に、キャスト陣からは「たしかに……」というざわめきが起こるほど、ボンゴレの仲間として築かれた強い絆を感じられた。
林田航平(XANXUS役):決まったときは、中学のとき見ていた作品だったので「よっしゃー!」という気持ちと、ボスなので「ヴァァァ(とスクアーロ並の咆哮を披露して喜びを表現していた)」という気持ちでした。
責任感のある役だと思うので全力を出し切れるように頑張っていきたいと思います。
髙﨑俊吾(S・スクアーロ役):僕もリアルタイムで見ていた作品だったので、これだけ長い時を経ての舞台化、さらにそれに自分が携わることができるというのは夢のようでした。
スクアーロという役をとにかく愛して、山本武を殺す気で頑張っていきたいと思います。
高木勝也(ルッスーリア役):ルッスに決まったときに、まあ色の濃いキャラクターなので、見た目も。
フラメンコみたいなヒラヒラもスタッフさんが一生懸命用意してくださって、この衣装を着られるのがすごくありがたいです。
この役に決まったときは最初ちゃんと出来るのか不安で、不安のなか稽古に入りみなさんと相談しながら熱く作ってこれたかな、と思いますので頑張りたいと思います。
大海将一郎(ベルフェゴール役):僕も今回からなんですけど、初演が発表されたときに「なんで僕はこの作品に携われないんだ……」と、すごく悲しい気持ちでいっぱいだったんですけど……。
と、ここで前列に立つKIMERUの挙動が気になるのか「どうしたんですか?」と問うものの、「なんでもない」と返される場面も。
今回ヴァリアーで、そして当時1番怖いな、大変な子だなと思っていたベルフェゴール役としてこの作品に出演することができて嬉しい気持ちでいっぱいです。
不安と期待といろんな想いで稽古に臨んでいたんですが、いまは幕が開くのが楽しみな気持ちでいっぱいです!頑張ります!
八巻貴紀(レヴィ・ア・タン役):「リボーン」は学生のときから愛読していて、とくに人気のヴァリアー編ということで。
はじめこの役を頂いたときは、果たして僕はレヴィ・ア・タンというキャラクターに似るのかどうかとても心配だったんですけども。
あらゆる人が命をかけて僕をレヴィにしてくれるというありがたさと、同時にそれを見たときの安心感がとてもあったことを覚えています。
このビジュアルに負けないように演じていかないといけないな、と思っています。
ーーボンゴレとヴァリアー、それぞれのチームの印象を教えてください。
ニーコ:ヴァリアーは本当に、稽古場にメンバーがザザッと揃ったときから「強そ〜!」「ま、負ける……」というのを思いました。
すごく強くてかっこよくて、みんな稽古着で普通の状態なのになんか黒いオーラがあり、これで衣装付いて芝居付いてヘアメイクが付いたら、ものすごい凄まじいかっこいいヴァリアーになるんだろうなっていう印象があります。
それに対して面白いのが、見た目が迫力があるんですが、素になった瞬間がすごくギャップがある方が多かったり。
天然だったりおとぼけだったり、ギャグをすごい言う人がいたり(笑)
ギャグのくだりでベルフェゴール役の大海がスクアーロ役の髙崎の方をチラチラ見るものの、それは僕じゃなくて君でしょ、とジェスチャーで返されていた。
すごく面白くて、一緒に稽古してきた仲間としてはとっても面白いメンバーが揃ったなという感想です。
竹中:ニーコさんが言ってくださったんですけど、素の状態だとみなさん本当に個性が強くて。
なのに団結力がすごくあるように見えて、衣装付け稽古のときにヴァリアーがみんな並んだのを見たときに「勝てない」って思っちゃって。
……強そうでした。
長いタメの後の「強そうでした」のボソッとした一言に、思わず原嶋からは「十代目!?」とツッコミが飛んでいた。
原嶋:稽古とかやっていく最中に丸さん(演出家の丸尾丸一郎)の話を聞いていたり、間違えちゃったりしたときに出てくる咄嗟の素の部分が、けっこう役に近いな、って。
ボンゴレもそうですし、ヴァリアーもそうですし。
そういうのを見ると、自分で言うのもアレなんですけど、全員が選ばれるべくして選ばれたんだなっていうのを感じましたし、そういう瞬間を見てテンションも上がりました。
やっぱりひとりひとり役に合ってるんだな、そのまんまだなっていう感想を各チームに対して抱いています。
それに「リボーン」という作品を創るにあたりおおきなひとつのチームになれるところも、この座組の素晴らしいところなのかなというのは思いました。
山本:初日本読みから始まったんですけど、ヴァリアーチームは初日からすごい完成度で、もう稽古いらないんじゃないかくらいの完成度で来たんですごくいい意味でプレッシャーをもらいました。
ニーコさんが言ったとおりすごい威圧感があって、「もう勝てねぇわ」と思ったんですけど、こっちは普通の中学生なので(笑)
プロの殺し屋にはなかなか勝てないんじゃないかなと思うんですけど、そこにどう立ち向かっていくのかも見どころのひとつなんじゃないかと思います。
ヴァリアーチームはグループLINEがあるんですよね?
後列のヴァリアー組が一斉に頷くなか、ニーコや竹中は「え、そうなの!?」と驚いた様子をみせていた。
ヴァリアーはあるのに、ボンゴレチームは1年以上の付き合いなのにいまだにないです(笑) 全体LINEしかありません、という報告です(笑)
上杉:僕のヴァリアーの印象はとにかくデカイ。衣装を着てもデカイですし、もともと身長が大きい方が多いんですよ。ここにいないマーモン(役の甲斐千尋)はちっちゃいですけど、それ以外の方(ゴーラ・モスカ役の横田遼)は大きくて。
本読みのときからヴァリアーのこと意識して読んでるなっていうのがすごくあって、さらに稽古や場当たりを経てオーラが大きくなってきてて、よりヴァリアーに近づいてきたな、ほぼ完成だなって。
場当たりで光や音を当ててもらって、そのなかでヴァリアーを見るのがすごく楽しみです。
KIMERU:稽古に遅れて参加だったんですけど、その段階から皆さん言っている通りヴァリアーがすでに出来上がっていて。
げんちゃん(原嶋元久)も遅れ組で、最初ボンゴレの仲間感ちゃんと作れるのかな、って思って見てたんですけど最終的にはいい感じに「ド素人なヒットマンチーム」と「プロのチームの怖さ」と、いい意味で分かれられてるんじゃないかな、と思っています。
(ヴァリアーチームのほうを振り向きながら)でも袖に入ったらみんなめっちゃいい人で、本当にヴァリアーと全然違うんですけど、良い座組だなって感じです。
林田:印象……ボンゴレの人たちはみんなマイペースだなっていう印象があります。
会見でも非常に独特なテンポでタメをつくって話している林田の「マイペース発言」には、四方から「え?」「自分のことは?」「自分もでしょ」とツッコミが入ったが、あまり気にした素振りを見せずに話を続けた。
ヴァリアーはどっちかっていうとワイワイやっているんですが、一匹狼はどっちかっていうとボンゴレが多いのかな、って僕の中では思っています。
あとツナとリボーンの会話から見えてくる物語だと思うんで、そこにどういう風に俺ら(ヴァリアー)が巻き込んで、ぶち壊して掻き消せるか、ということだと思っています。
その責任を果たしたいと思います。
髙崎:ボンゴレチームは前作があったということもあってファミリー感が強いなっていうのが第一印象で、家族感というような、ヴァリアーのなかでは生まれそうにないものが既にある、というのが印象的でした。
逆にヴァリアーはそれぞれで個人で殺し屋をやって職人気質というか、そういうところがあったので、最初から対比ができてるなって思いました。
今も楽屋入っておしゃべりしてたりするんですけど、みんないい人で、カンパニーとしてすごく楽しいのでボンゴレ・ヴァリアー関係なくいま一丸となって頑張れているなという印象です。
高木:みんな言ってますけど、作品中はヴァリアーとボンゴレ対立しますけど、一歩中に入ってしまうとどこもかしこも居心地がよくてみんな大好きです。すごく好き。
結果まとめると、ヴァリアーにはグループLINEがある、っていう(笑)
大海:ボンゴレは本当にファミリー感があって、(髙崎)俊吾くんがまったく同じこと言ってくれましたけど、すごく、あの…フフッ……
突然笑いだした大海は、それをごまかすように「KIMERUさん、ちょっと静かにしていてください」と何も言っていないKIMERUを巻き込み笑いを誘っていた。
僕たちは今作から参加させていただくので、受け入れてもらえるのかな、いじわるされないのかな、とか思ったんですけど一切そういうことはなくて(笑)
ひとたび稽古とか場当たりとかの瞬間が始まるとスイッチがパッと入って「リボーン」の世界を描き出してくれるすごく緊張と緩和の取れた座組、ファミリーだと思っています。
八巻:本当にボンゴレチームは家族感の絆で舞台をつくっているなっていうのを感じていて。
逆にヴァリアーはXANXUSを中心とした超個性派で、ひとりひとり職人気質で。
家族と組織とで、棲み分けというか対比がすごく出ているのでそこをみなさん表現できるがすごいな、と思っています。
みんな大好きです。
ーーお客様へのメッセージをお願いします。
八巻:それでは、私演じますレヴィ・ア・タンは雷の守護者としてランボ5歳といかにして戦っていくのか、ぜひみなさんに観ていただきたいと思います。
大海:ベルフェゴールとして獄寺と嵐のリングの争奪戦がどのように舞台で描かれるのか、というところをですね、ぜひ2.5次元の映像とかアニメではない舞台での魅せ方というのをぜひ楽しみにしていてください。
高木:ルッスーリアがやらせていただく初戦は笹川了平との肉弾戦ですね。
マンパワーでどれだけ熱を届けられるのか、原作にリスペクトを持って頑張りますのでみなさん楽しみにしていてください。
髙崎:僕と山本との戦いが1番最後のクライマックスになるので、原作ではまだ続きますがこの舞台ではクライマックスになっているので、そこをアニメも漫画も超えて熱量上げて頑張っていきたいと思います。
林田:最強の部隊ヴァリアーとして、僕は今回戦わないで部下に戦わせている感じなんですけど、それでも最強のボスとして稽古を積み上げてきました。
それをすべて出し切れるように尽力致しますので最後までご声援よろしくお願いいたします。
KIMERU:人気のヴァリアー編、今回が前編になるので、後編に向けて自分の試合をしっかり頑張りたいと思います。
上杉:今回は4つの戦いがあるんですけど、それぞれの思いを持って戦うのでそのバックボーンというか裏も感じながら観ていただくと良いなと思います。
山本:修業を経てボンゴレファミリーがどう成長していくのか。
俊吾くんが言った通り僕とスクアーロがクライマックスの戦いでもあり次に繋がる戦いなので、しっかりかっこいいバトルを届けられるように頑張りたいと思います。
原嶋:「リボーン」の世界を見るのでもなく読むのでもなく、ぜひ体感してもらいたいと僕ら一生懸命頑張っていきますので、お楽しみにしていてください。
竹中:初演を観て「リボステ」が好きになってくれた方々も、原作ファンの皆さまも、全員が楽しんでいただける作品になったと僕自身感じています。
最後まで死ぬ気で頑張ります!
ニーコ:アニメの「リボーン」のほうでも声優をさせていただいていたんですけど、このヴァリアー編っていうのはアニメをやっていたときにも当時すごい熱を感じていました。
そこから時が経って2019年。
時代も令和に変わってあの名作が、いまの最新の技術だったりみんなが積み上げてきた最新の芝居だったり、あの作品をこの時代に舞台化する意味というのは、エンターテイメントとしてさらに大きいものを観せられるんじゃないかなと思っています。
昔からファンの皆さんも、新しく舞台からこの作品のファンになってくださった方も、全員が楽しめるようなものを目指して一丸となって作っておりますので、ぜひ楽しみにしていてください。
『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE -vs VARIA part Ⅰ-は6月14日(金)から23日(日)までシアター1010にて、6月27日(木)~30日(日)まで柏原市民文化会館 リビエールホールにて上演される。
更に大千秋楽の様子は全国や上海の映画館でライブビューイングが実施される。
気になったが現地に行けない、というファンはぜひボンゴレとヴァリアーの戦いを映画館で楽しんで欲しい。
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