レポート

佐藤信長「僕からの日ごろの感謝を」Nobunaga Sato FAN MEETING vol.3開催レポート

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佐藤信長のファンミーティング「Nobunaga Sato FAN MEETING vol.3」東京公演が、10月21日(土)に東京・浜離宮朝日ホール 小ホールにて開催された。

2.5ジゲン!!では、第1部をレポート。また、同部終了直後の佐藤から、ファンミーティングの感想や日ごろ感じているファンへの思いなどについて話を聞いた。イベントの様子とともに佐藤からファンへの感謝の気持ちをお届けする。

※本記事では、佐藤信長・佐藤たかみち(ゲスト)の混同を防ぐために「信長」「たかみち」と記載させていただきます。ご了承ください。

10月1日(日)の大阪公演を経て、この日は東京での全3公演。MC・永松文太の呼びかけでさっそく主役の信長が舞台に登場…と思いきや、なんと信長は客席中通路横の扉からサプライズ登場! ファンに間近で顔を見せるように、客席全体を笑顔で練り歩いてから舞台上へ。

1部の信長は、個性的なスーツにオレンジを基調としたチェックのワイシャツを合わせた華やかないでたち(2部・3部では衣装替え)。MC永松から「信長さん、海外から帰ってきておしゃれになったんじゃない?」と、先日イタリアとドイツへ行っていたことに触れられ「トリュフがおいしかったです」と笑顔で報告した。

お気に入りとなった観光地は水の都と言われるベネツィアで、信長の大好きな自動車は走っておらず、移動はすべてゴンドラだったとのこと。支払いや移動時に言語は大丈夫だったのかと永松に聞かれ「観光地なので基本的に英語でいけます。伝わればいいんで!」と力強く口にする。

ここで本日のゲスト、竹中凌平と佐藤たかみちが登場。信長の英語を真似するように「ハローエブリワン!」「イェー、ノブナーガ!」「ハウマッチ? ハウマッチ?」と口々に言い、さらには場内を練り歩く2人に、客席も信長も大笑い。

まずはじめの“質問コーナー”では「みなさんの初対面の印象は?」との質問が。竹中・信長・たかみちと言えば、2023年に第1弾が上演され、2024年1月に第2弾が控えている舞台『ブルーロック』(ブルステ)での共演だ。

信長からたかみちへの、この作品での初対面時の印象は「背も高いし、黙っていたらイケメン(笑)」、たかみちも「よく言われる!」と返す。たかみちから信長への印象は「年上だけれどもかわいい」。

信長と竹中の初共演は2018年の舞台「男子はつらくないよ?」。ここでの信長から竹中への印象は「イケメンで中性的」。さらに「とっつきにくいのかな? と思っていたのですが、オープニングのアクションシーンについて凌平くんがいろいろ提案してくれて」と竹中の積極性と熱意を告白。竹中は信長について「色が白い! 線が細い!」と回答した。

その後「舞台の本番前のルーティン」「自分の“エゴい”部分」「好きなおでんの具」「好きなくだもの」と続き、「ブルステ公演中にあったハプニング」へ。ここでは、実際にサッカーボールを使った舞台ならではのハプニングエピソードの披露のほか、稽古前におこなったフットサル練習でのさまざまな暴露話が。

最後の質問は「学生時代にやっていたスポーツは?」。ここで竹中から、「卓球で、あと1点で全国大会に出られるところだった」と驚きの告白とともに「卓球のアクターズリーグをやってほしい! エースになれる!」と要望が飛び出す。信長はバレーボールで宮崎県の選抜選手だった経験があり、そのころにあった厳しい練習風景の思い出を。

バスケットボールと水泳の経験者であるたかみちは「今、どんなに舞台できつくても苦しくても…(水泳と違って)空気が吸える」。たかみちワールドのトークに舞台上を含む場内がざわめき、さらにはMC永松がツボに入ってしまうハプニングも見られた。

続いてはゲームコーナー。

まずは「ワードウルフ」。ある単語が書かれたカードが3人に配られるが、2人(市民)には同じもの、残りの1人(ウルフ)には違う言葉が書かれている。3人は、お互いに書かれた言葉を知らないままその言葉について話し合い、違う言葉が書かれたカードを持つ「ウルフ」を見破れれば市民の勝ち。逆に自分が「ウルフ」だと気づいてしまった場合は、市民に見破られることなく話から逃げ切らなければならない。

第1問のスタートから、腹の探り合いによる駆け引きが始まる。具体的な例を挙げて状況を少しずつ小出しにしていく信長、同調しつつ2人から話を引き出そうとする竹中、芝居がかった声と動きで笑いをさらっていくたかみち。三者三様のアプローチ方法でウルフに迫っていく。このゲームでの勝利者はクールに状況を見極めていた竹中だった。

続いてのゲームは、信長が演奏するリコーダーの曲名あてクイズ。このゲームは出題者が信長のため、竹中とたかみちの対戦となった。ミュージカル『DREAM!ing』での劇中演奏のために練習した腕前はそのままに、出されたお題の曲を時おり力技も入れながら吹いていく信長。

「空も飛べるはず/スピッツ」を竹中が、「Jupiter/平原綾香」をたかみちが順調に当てるもじょじょにお題曲の難易度がアップしていき、お題「Ti Amo/EXILE」では信長がうっかり「Lovers Again/EXILE」を演奏してしまうハプニングも。演奏し直した曲を見事当てて勝利した竹中は、たかみちに「帰りにおごってやるよ」と先輩らしい言葉をかけた。

終盤におこなわれたじゃんけん大会では、信長とのじゃんけんに勝ち続けたファン3人が見事にサイン色紙をゲットした。

続いて、スマホでのチェキ撮影時のポーズ決めも行われ、スタンダードな2ポーズのほか、会場のファンと一緒にポーズを1つ決めることに。

竹中・たかみちから出た案は3人の共演した舞台『ブルーロック』にちなんだサッカー的なポーズ。イエローカードを出すジェスチャーを模したポーズやファンがボールとなり信長にキックされる風ポーズなど色々提案が飛び出るも…なんと、ファンが選んだのは最後のボールのものだった。

最後に信長から「本日はありがとうございます。大阪から引き続き、毎公演楽しい時間を過ごさせてもらっています。本当に楽しいです。今日も(この後)2部、3部とあり、11月には宮崎でも(公演が)あります。ぜひそちらも楽しみにしていただけたらと思います。ありがとうございました!」と笑顔で挨拶があり、イベントは終了した。

***

イベント終了後の信長へ、東京公演1部を終えた感想と日ごろから感じているファンへの思いなどを聞いた。

――ファンミーティング東京公演・1部お疲れ様でした! まずはご感想をお聞かせください。

僕も含めてみんな、役ではない“自分”として楽しんでいましたね! 稽古場や本番では観られない素の姿を見られる、ファンミーティングならではだと感じていました。

ゲストをお呼びして自分がイベントを開催するときは、「責任感を持ってしっかりやらなければ」と思っているのですが、自分がゲストとして誰かのイベントにお邪魔するときは、いかに引っかきまわすかを考えていて。

例えば、小西成弥くんのバースデーイベントに先日ゲストとして出させていただいたときは、主役よりも先にケーキの装飾を食べてしまったりしました(笑)。

――次回は11月4日(土)に地元・宮崎での開催ですね。

小西成弥くんと福井巴也くんがゲストに来てくれます。地元宮崎のアピールをしつつ、宮崎ならではのイベントにしたくて、さまざまなところにご協力をお願いしているところです。普段とは少し違う雰囲気のファンミになる予定なので、成弥と巴也と化学反応を起こしていけたらと思っています。

――イベントの様子を拝見していて、ファンの皆さんが佐藤さんのようにとても穏やかで優しい雰囲気だと感じました。

皆さん本当に優しい方ばかりですね。「初めてファンミに1人で行くんですけれど…」というコメントをSNSでいただくこともあるのですが、困ったことがあれば周りのファンの方が助けてくださるようですし、僕を通じて仲良くなった、という声もたくさんいただいています。はじめは1人でも、そうやって輪が広がっていって、いつも同じメンバーで一緒にイベントに来てくださっている方もいらっしゃいます。

僕も好きなものを通じて友達をたくさん作っているので、共通の趣味や好きなものを通じて仲良くなる楽しさがとても分かります。僕という“好き”を共有して、皆さんが仲良くしてくださればうれしいです。

――2021年から始まり今回で3度目のファンミです。第1回目はコロナ禍のまっただ中でしたが、今回は声出しなどがある程度緩和されてきました。ご自身はイベントの雰囲気の変化をどのように感じていますか?

ファンミーティングはファンの皆さんと直接触れあえる場なので、拍手だけではなく笑い声が聞こえたり、お話をしてコミュニケーションが取れるようになってきたりしてとてもうれしいです。

やりとりで言えば、舞台上と客席ではありますけれど、さっきイベント内で僕がお題と違う曲をリコーダーで吹き始めてしまったときに、ファンの方が「違うよ!」と教えてくださったんですよ(笑)。拍手だけではできない、そういうコミュニケーションが徐々に戻りつつあるなとうれしく思っています。

――では最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします!

毎年2回(バースデーイベントとファンミーティング)、こうしてイベントを開催させていただいていますが、開演前は毎回緊張していますし「皆さんに楽しんでいただけるかな」と不安に襲われたりもしています。でも、始まってみればすべての公演が本当に楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

役として舞台に立っているときとは違って、バーイベやファンミは佐藤信長として皆さまとお会いできる場です。イベントを楽しんでくださっているのを見るのもうれしいですし、イベント後の特典会で舞台の感想などを伝えてくださったりもして、より密なやりとりができます。

限られた時間ではありますけれど、お顔を見ながら触れあうことで、ファンの皆さんお1人おひとりに支えられているとあらためて実感します。

ゲストの方々も含めて、素の自分として皆さんにお会いして、お話をしたり触れあえる機会はなかなかありません。また、ファンミは僕から皆さんへ日ごろの感謝を直接伝えられる場でもあります。とても敷居が低くてゆるいイベントなので(笑)、初めての方でも緊張なさらずに、友達に会いに行くような気軽な気持ちで参加してくださったらうれしいです。これからも応援よろしくお願いいたします!

取材・文・撮影:広瀬有希

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公演情報

WRITER

広瀬有希
							広瀬有希
						

金融・印刷業界を経てフリーライターへ。エンタメメディアにて現場取材・執筆の他、日本語・日本文化教育ソフト監修、ゲームシナリオ、ノベライズなどで活動中。感動が伝わる文章を目指して精進の日々を送っています。

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