8月11日(金・祝)、ミュージカル「ヴィンチェンツォ」が兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeにて開幕し、キャストコメントと舞台写真、公式レポートが到着した。
ヴィンチェンツォ・カサノ:和田雅成 コメント
初日を終えて
3時間半の超大作ですが、全員が怪我なくお客さまの前で披露することができたことに、感謝の気持ちと本当にみんなのことを尊敬でしかないです。
期待してほしいポイントやみどころ
みんなの歌が見どころです。ここまでの道のりでそれぞれが苦しい部分を乗り越え、戦った結果、素敵なものが生まれたので、すべてが見どころです!
ファンの皆さまへメッセージ
お客さまの貴重なお時間をいただくので、心苦しい部分と、楽しみしていてほしい部分がありますが、作品自体は、飽きることがない構成になっているので、これから見に来られる方も楽しみにしてほしいです。
ホン・チャヨン:富田鈴花(日向坂46) コメント
初日を終えて
お客さまを迎えての舞台は新鮮な感覚で、みなさんからパワーを受けとり、ホン・チャヨンとしてステージ上で生きることができたんじゃないかなと思います。今は達成感がありつつも、気を抜かずに明日に向けて、そして千秋楽に向けて1つひとつの公演を良いものにしようと思っています。
期待してほしいポイントやみどころ
みどころはたくさんあります。まずは、ギソクの登場シーン。お客さまも笑って良いんだという雰囲気になって1番ウケてましたね。トトのピザの生地を投げるシーンも大好きです。ぜひ注目してください。
ファンの皆さまへメッセージ
いつも応援してくださっているみなさんは私の今回のような役柄を見るのは新鮮な機会かと思いますが、物語として舞台を楽しんでいただけるといいなと思います。たくさん見に来てほしいです。
本作は、スタジオドラゴン原作、Netflixにて世界190カ国以上で配信されたドラマ『ヴィンチェンツォ』の世界初の舞台化作品。原作20話の内容を約3時間半で描き、計27曲の舞台オリジナル楽曲が披露された。
公式レポート
まず初めに、地下に金塊が隠された「クムガプラザを壊す」というヴィンチェンツォの言葉から物語がスタート。
イタリアスーツをスマートに着こなしたヴィンチェンツォがマフィアを彷彿とさせるダンスで冒頭から観客を魅了した。続いてオープニング曲「未完成 Destino」をキャスト全員が歌唱しながら登場。壮大な歌とダンスに観客から拍手が鳴り響いた。
そして舞台はイタリアから韓国へ。
大企業バベルグループを弁護する大手法律事務所ウサンに努めるホン・チャヨン(演:富田鈴花)がお互いの仕事で対立する藁(わら)法律事務所の代表を務める父、ユチャン、そしてクムガプラザの住人たちが次々と登場。それぞれが歌に乗せて自己紹介をしながらストーリーが進行していく。
クムガプラザに隠された金塊、バベルグループとの対立、ヴィンチェンツォの実母との再会など、原作ドラマの様々なストーリーが舞台上で交差しながら描かれており前半から圧倒される。
さらに、佐藤仁美演じる悪徳弁護士、チェ・ミョンヒと、富田演じるチャヨンとの女同士の歌のバトルが繰り広げられたり、ユーモラスなクムガプラザの住人たちが舞台を降りて練り歩き客席を盛り上げた。
第1幕はバベルグループの真の会長がウサン法律事務所のインターン、チャン・ジュヌであることが明かされ、ヴィンチェンツォが「苦痛には限界があるが、恐怖には限界がない。復讐の幕開けだ、イタリア式の復讐を」と歌いあげる「裏切りは神のみぞ救う」を歌い終幕。
第2幕は、いよいよ本性を現したジュヌとウサン法律事務所VSヴィンチェンツォたちの総力をかけた死闘が描かれ、主演の和田雅成がほぼ素手で戦う様々な殺陣のシーンや本物の炎を使った演出など、みどころが盛りだくさん。
最後には会場からスタンディングオベーションと大きな拍手が巻き起った。
🔽予告編
公演は、8月13日(日)まで兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeで、8月18日(金)~21日(月)に東京・日本青年館ホール、8月25日(金)~27日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼで行われる。当日チケットと生配信チケットも発売中だ。
(C)2021 Studio Dragon Corporation/MUSICAL VINCENZO 2023
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