舞台「わたしの幸せな結婚」-帝都陸軍オクツキ奇譚-の第2弾ビジュアルとあらすじが解禁された。
あらすじ
異能者の名家に生まれ、若くして帝国陸軍の対異特務部隊隊長を務める久堂清霞(くどうきよか)。同じく異能家系でありながら能力を持たないために、家族から虐げられてきた斎森美世(さいもりみよ)。前途多難に見えたこの“政略結婚”が、二人の運命を変えた。冷酷無慈悲と恐れられた清霞だが、美世と触れ合う時間がその心の扉をそっと開いたのだ。軍人として、平穏な日々を望むことはできない。それでも美世の幸福を願い、そして部下の命を背負い任務に奔走する清霞の部隊にある日、無念のうちに命を落とした異能者を封じ込めた墓場―オクツキ―が暴かれたとの報が届く。次期帝と目される皇子・堯人(たかいひと)からは「下手をすれば命を落とす者もいる」と天啓を告げられた。
危険な任務に清霞が逡巡するころ、その怨念を晴らすべく無差別に人々を襲うオクツキの霊――御霊月魄(みたまげっぱく)部隊を名乗る、孤月(こげつ)、氷輪(ひょうりん)、玉兎(ぎょくと)。その裏で、宮内省から派遣された“交渉人”鶴木新(つるきあらた)が、美世の周囲で不穏な動きを見せる。
愛する者を護るため、交錯するそれぞれの思惑はやがて、一つの真実にたどりつく――。これは、オクツキへ闘いを挑んだ久堂清霞の“もう一つの愛の物語”。
本作は、顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる小説「わたしの幸せな結婚」の舞台化。
8月11日(金・祝)~20日(日)に東京・シアター1010で上演される。
(C)舞台「わたしの幸せな結婚」製作委員会
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