『アキはハルとごはんを食べたい』が6月2日(金)から映画公開される。
本作は、ごはん×BL漫画『アキはハルとごはんを食べたい』の実写映画化。暖かみのある一軒家でルームシェアをする大学生のアキとハル。性格も悩みも違うけど、ごはんを食べたら気分がアガる2人が、ひたすら仲良くごはんを作って食べるだけのほのぼのとした日常が描かれる。
料理担当のアキ役には赤澤遼太郎、片付け担当のハル役には高橋健介が名を連ねた。
アキ役:赤澤遼太郎 コメント
――原作・脚本を読んだ感想
初めて原作を読んだ時は、アキとハルのかわいらしいやり取りや、おいしそうなご飯の描写に心を奪われました! 映画の脚本を読んでる時も字面だけでもおいしそうな料理と楽しそうな2人のやり取り! ひたすら飯テロされてる気分です(笑)。涎(よだれ)を垂らしながらどうやって演じようかとワクワクしていました。あと何と言っても、ハルと高橋健介くんがピッタリすぎて……! 久しぶりに共演する高橋健介さんとのお芝居に想像を膨らませていました! この仕事いただくまでは料理をほとんどしてこなかったのですが、実際に家でレシピ通り作ってみると、とても簡単においしくできました! 僕のオススメはチーズダッカルビ餃子です! ただカロリー高めなのでご注意を……!
――演じたアキについて
アキは感情表現が豊かだからこそ、繊細な一面を持っている男の子です。コミュニケーション能力も高く、何でもそつなくこなすように見えますが、細かい一言に一喜一憂したり、あれこれ気にし過ぎて悩んでしまったりすることが多い子です。個人的には共感できる部分が多かったのでとても演じやすかったです! 撮影に入る前に、台本で役を作っていくよりも、撮影現場でハル役の高橋健介さんとのお芝居の中で僕の中のアキも完成してきたような気がします。改めてアキにとってハルは大切な存在なんだなぁと実感しました。
――高橋健介さんとの共演について
相手役が健介さんで本当によかったです!!! 年齢も先輩で、映像現場の経験も豊富な健介さんにはたくさん助けていただきました。僕が悩んでいる時も、こうしてみたら? とアドバイスをくれたり。NGを出してしまっても大丈夫大丈夫と励ましてくれたり。本当に感謝しています。そして今回の映画は、アキとハルのアドリブがとてもたくさんあります! 川野監督が2人の空気感を大切にするために、たくさん提案してくれたり、遊ばせてくれていたのですが、相手が健介さんだからこそできたアドリブだなと思っています! ぜひ楽しみにしていただきたいです!
――撮影現場でのエピソード
撮影が深夜まで続き、家に帰れない時に健介さんとホテルに宿泊したのですが、その夜コンビニで「好きなモノ買いな」ってカゴを渡してくれて、“なんて漢気があってカッコいい先輩なんだ”と思いました。翌朝、昨日コンビニで買った白のインナーシャツ1枚で部屋から出てきた時は、漢気ありすぎて衝撃を受けました。さすがに撮影終わりは、普通の服に着替えて帰るよな? と思っていたのですが、予想を裏切り、コンビニ白インナーシャツで電車に乗っている健介さんはとても輝いていて、これが人気者になる方法かと勉強させていただきました。
――映画完成に向けてのコメント
映像の現場での経験、1つひとつが新鮮でとても充実していた撮影期間でした。まだまだ未熟な僕を支えてくださった健介さんはじめ、スタッフの皆さまには本当に頭が上がりません。本当にありがとうございました。今は早く完成した映画を観たい気持ちでいっぱいです! その時には、健介さんと並んでポップコーンでも食べながら観たいなぁと思っております! できれば上映する時に、映画館のコラボメニューとかもできたらなぁとか。ペンギン課長のグッズとかもあるのかなぁとか。いろいろワクワクしております! 皆さまもどうぞ完成お楽しみにしてくださいませ!
ハル役:高橋健介 コメント
――原作・脚本を読んだ感想
アキとハルがお互いを想い合うという、その『想い』の中にも非常に多くの種類があり、それを1種類ずつ考えていくのが楽しかったです。これが白って200色あるということかと。さらに料理という視覚的にもテンションの上がるスパイスが加わっていて、見た目的にも、中身的にも楽しませてもらえる作品だなという印象でした。
――演じたハルについて
ハルは比較的、順風満帆のように見えて、実はその中でもさまざまな葛藤がある人間です。でも決してそれは特別ではなく、アキもハルも皆さんもきっと当たり前にあることで、僕自身も実際に学生時代に考えていたことと重なる部分があったのでその時のことを思い出しながら演じさせていただきました。ただいまだに僕自身は実家住みなので、共同生活の中の家事や、今回のメインの料理などには多少苦戦しました(笑)。
――赤澤遼太郎さんとの共演について
この作品のお話をいただいた時に、やはり物語の軸がアキとハルなので、アキが遼太郎と聞いて、それならやれる! と思い、受けさせていただきました。元々遼太郎とは共演歴があり、その時のイメージや最近の活躍を観ていると僕も個人的に刺激をもらえるなと。そして実際撮影が始まると以前会った遼太郎より何倍もたくましくなっていて、逆に僕が引っ張っていただきました。
――撮影現場のエピソード
撮影は圧倒的に2人の時間が多く、ずっと一緒にいたのですが、毎日のように僕が年齢的に上ということで遼太郎が先にメイクをしてくれてました。朝の30分は夜の2時間に相当するので、本当に感謝しています。また体力的にきつい中でも、僕が別現場での動画撮影が必要、と伝えると率先して撮ってくれました。本当にいい人でした。もはや怖いくらいいい人でした(笑)。
――映画完成に向けてのコメント
まずはこの映画が無事に完成し、皆さまにお届けできることをうれしく思います。特に大きな事件が起きるわけでもなく、急にみんなが犯人探しをするような作品ではないですが、観ていただいた皆さんが共感できたり、過去を思い出してくれたりすると思います。そして帰り道では本日の晩ご飯を考え始め、気付いたら我々と同じものを食べているというようになっていることを願っています。
原作:たじまこと コメント
「実写映画になるかも」とメールをもらった時「エッ!? !?」っとリアルに声が出てしまいました。本当か~? 嘘だろ~? とのんびり構えていたら、赤澤さんがアキ役・高橋さんがハル役に決まり(ハマってますよね)、撮影現場見学でアキハルシェアハウスの再現度やリアルペンギン課長、役者さんの演技を目の当たりにして「アキハルの世界がここにもある! 本当に映画化してるんだ…」と実感しました。いち読者として映画の完成を楽しみにしております!
(C)たじまこと/竹書房・「アキハル」製作委員会
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