プロペラ犬 第8回公演「僕だけが正常な世界」が12月16日(金)に東京・東京芸術劇場 シアターウエストで開幕し、水野美紀、崎山つばさ、鳥越裕貴、安里勇哉、定本楓馬、ノゾエ征爾からのコメントと舞台写真が到着した。
作・演出・出演:水野美紀
いよいよ開演いたします。「僕だけが正常な世界」。稽古場で毎日、役者の力でシーンが膨らんでいき、音楽、音響、衣装でさらに彩られ、劇場で、セットと照明と映像が加わり、最後に、お客さまがいらっしゃることで完成します。とにかく、ここまで精一杯やってきました。地震にコロナに戦争に悲惨な事件。一寸先は闇。そんなことを実感させられる時代です。ともに生きる皆さまの心に、小さな光が届きますように。千秋楽まで精一杯努めます!
崎山つばさ
完成されたセットや美しい照明や音響も入り、作品がまた姿を変えた気持ちがしました。そしてここにお客さまの熱も合わさるとなると本番が楽しみで仕方がありません。スタッフ、キャストが一丸となり「僕だけが正常な世界」という異常なほどに見たこと、感じたことのない世界を皆さまにお届けできたらと思います。どうか最後まで無事に走りきれますように。
鳥越裕貴
今作の脚本を観た時、ついに僕は水野さんのファンタジー世界に足を踏み込んだんだ! と1人興奮しておりました。稽古が進むにつれて演出やオーダーに応える役者の皆さまを観て楽しんでいました! もちろん、自分も必死に喰らい付いています! 今回の役どころはシアターイーストと間違えてシアターウエストに紛れ込んでしまった役者。この役者がどう絡んでいき、何を思うのか。皆さま、存分に想像しいろいろと感じていただければと思います。僕自身、今この時代に今作品に関われることを嬉しく思います。精一杯、努めさせていただきます!
安里勇哉
遂に幕が開く。本番を楽しみにワクワクしながら、集中して稽古に臨み劇場入りすることができました。夜という役は一風変わっておりますが、稽古を重ねるごとにとても大事な役だと思いました。達観してるというか余裕があるというか。皆さんにどのように感じてもらえるのか楽しみです。振り幅が大きくて頭と心がぐちゃぐちゃになるかもしれないですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
定本楓馬
いよいよ始まります。本当に魅力あふれる先輩方と作品を作れることに感謝しています。2022年、最後を締めくくる舞台として最高の作品です。楽しくて苦しくて、いろんな気持ちにさせてくれるこの世界を、皆さんと一緒に過ごしていけたらなと思います。元気という役をやってみて、元気が抱えてるものの大きさや、深さを痛感しました。簡単に元気を演じることはできないです、元気のために最期まで寄り添って演じていきたいと思います。最後までよろしくお願いします。
ノゾエ征爾
すごいイイなあ! な若き素晴らしき俳優さんたちにまみれて。水野さんの脚本・演出もさらに覚醒されたようなすさまじさで。劇場ではさらにどうなっていくのかすごく楽しみでありつつ。ともかくお客さんに楽しんでいただけるよう、私自身しっかりと謳歌(おうか)したく思います。
同作品は、水野美紀が主宰を務める演劇ユニット・プロペラ犬第8回公演。
公演は12月25日(日)まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストで行われる。
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