ミュージカル『東京ラブストーリー』が11月27日（日）に東京・東京建物Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）で開幕し、柿澤勇人、笹本玲奈、廣瀬友祐、夢咲ねね、濱田龍臣、唯月ふうか、増子敦貴、熊谷彩春、綺咲愛里、高島礼子からのコメントと舞台写真が到着した。
永尾完治役（空キャスト）：柿澤勇人
この作品の名セリフ名シーンを知っている方にも、『東京ラブストーリー』やミュージカル・演劇に親しみのない方にも、この日本発のミュージカルはいろいろな意味で新しい作品だと感じてもらえると思います。ミュージカルは海外から輸入される作品が多く、事件性があったりストーリーに緩急のあるものが多いですが、今回は、東京と愛媛を舞台とした普通の日常を切り取った作品です。日本人が日本人の役を演じ、オリジナルのミュージカルを発信するという挑戦は意義のあるものだと思います。キャストスタッフ一同、最後まで走り切っていきたいと思います。
赤名リカ役（空キャスト）：笹本玲奈
たくさんのミュージカルを経験してきましたが、新作や日本初演の作品に携わるのは久々で、充実した毎日を過ごしてきました。音楽は稽古場で聞いていても鳥肌が立つほど素晴らしく、そこに役者の力が加わって、さらに素晴らしいミュージカルになっていると思います。ぜひ楽しみにしていただききたいです。
三上健一役（空キャスト）：廣瀬友祐
カンパニーの誰一人かけることなく初日を迎えられることに、安堵と喜びを感じています。同時に、世界初演の『東京ラブストーリー』をお客さまがどう受け取ってくださるか、ドキドキもしています。苦しみながらの稽古期間でしたが、作品としてはまだ発展途上だと思うので、ここからまたお客さまとともにさらにいい作品にしていきたいと思います。その1ピースとなれるように、三上という役を一生懸命演じたいと思います。
関口さとみ役（空キャスト）：夢咲ねね
今、通し舞台稽古が終わりました。全体像が見え、新しい作品が生まれるのだと改めて感じています。どの役にも感情移入ができて楽しんでいただけると思いますし、舞台に立っている私自身も、ラストシーンでは涙が出てきてしまうほどです。生のオーケストラ、音楽の力も素晴らしいです。何度でも楽しめる作品です。ぜひ東京ラブストーリーの世界へお越しください。
永尾完治役（海キャスト）：濱田龍臣
稽古が進むにつれて日本発ミュージカルを創ることへのプレッシャーが大きくなっていき、自信を無くしてしまうこともありましたが、自分の今までの経験を信じて、この『東京ラブストーリー』の世界を楽しんでいただけるよう、精一杯を出し切っていきたいです。120％の力で駆け抜けていきたいと思います。
赤名リカ役（海キャスト）：唯月ふうか
試行錯誤をしながら皆で話合い、役と向きあいながら、カンパニー一丸となって作品を創りあげてきました。キュンキュンしたり、切なくなったり、いろいろな感情を感じていただけたら嬉しいです。お待ちしております。
三上健一役（海キャスト）：増子敦貴
1から創りあげることの難しさを実感した作品でした。それもかつてドラマ版としては伝説となった作品のミュージカル化ということで重圧もあり、初めて、舞台をここまで怖いと感じました。ですが、ゲネプロを通して、安心感とともにようやくこの『東京ラブストーリー』をお客さまへお届けできることに喜びを感じています。全身全霊で、三上健一を演じきりたいと思います。
関口さとみ役（海キャスト）：熊谷彩春
世界初演ということで、直前まで変更が続いていましたが、皆で一致団結して無事にゲネプロを迎えることができました。初日以降もまた、新たな感情を発見しながらいい作品をお届けできるように頑張っていきたいと思います。ぜひ劇場に観にいらしてください。
長崎尚子役：綺咲愛里
今、舞台稽古が終わりました。稽古場から創ってきたものが舞台に息づいてきた瞬間を味わえた気がします。早く皆さまにお届けしたいですし、『東京ラブストーリー』という世界を私自身も楽しんでいきたいと思います。ぜひ、劇場に観にいらしてください。お待ちしております。
和賀夏樹役：高島礼子
コロナ禍にも関わらず劇場に足を運んでくださる皆さんのいい思い出になるように、精一杯演じたいです。よろしくお願いいたします。
本作は、柴門ふみが1988年に発表した漫画「東京ラブストーリー」を原作としたオリジナルミュージカル。1991年にはフジテレビでドラマ版が放送された。
2018年春。愛媛・今治に本社のある『しまなみタオル』の東京支社に異動になった永尾完治は、アフリカ育ちの天真爛漫な女性・赤名リカとともに新プロジェクトを任される。ある日、すでに上京していた地元の高校の同級生・三上健一に会いに行くと、完治が高校時代から想いを寄せる、関口さとみもやってきた。 昔話で盛り上がりつつも、予想外の再会に動揺する完治。そこに突然、リカが現れ…。
公演は11月27日（日）～12月18日（日）に東京・東京建物Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）、12月23日（金）～12月25日（日）に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、2023年1月14日（土）に愛知・刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール、1月21日（土）、22日（日）に広島・JMSアステールプラザ大ホールで行われる。
撮影：田中亜紀
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