舞台「風が強く吹いている」が2023年1月18日(水)~1月22日(日)に東京・シアター1010で上演される。
本作は、直木賞作家・三浦しをんによる青春小説「風が強く吹いている」を舞台化。2007年に漫画化、ラジオドラマ化、2009年には舞台化、実写映画化、2018年にはテレビアニメ化がされた。2021年に演劇作品を手がけるクリエイティブカンパニー「ILLUMINUS」によって新しく舞台化。今回はその作品が再演される。
将来を期待されながら、誰かの言いなりになって走ることに疑問を感じた蔵原走は、陸上競技部があるかも怪しい寛政大学へ進学。ある日、大学の先輩・清瀬灰二の紹介で格安の学生寮で暮らすことになった走は、“10人目の選手”として迎え入れられることに。家賃が安いからくりは、箱根駅伝を目指すことが条件だった。しかし、学生寮の住人のほとんどは、陸上経験のない者ばかりで…。
主人公の駅伝チームの主将・清瀬灰二役には塚田僚一(A.B.C-Z)、天才ランナー・蔵原走役には矢部昌暉(DISH//)、城太郎役には二葉勇(TWiN PARADOX)、城次郎役には二葉要(TWiN PARADOX)、平田彰宏役には橋本全一、岩倉雪彦役には高岡裕貴、柏崎茜役には阿部快征、ムサ・カマラ役には澤井一希、坂口洋平役には安原寛之、杉山高志役には冨岡健翔(ジャニーズJr.)、勝田葉菜子役には西村菜那子、藤岡一真役には山田ジェームス武、榊浩介役には三津家貴也が出演。脚本は春日康徳、演出は吉田武寛が務める。
清瀬灰二役:塚田僚一(A.B.C-Z) コメント
今回、このお話をいただいた時にまさか自分が三浦しをんさんの作品に携われるなんてと驚きました。「結果を出すとはどういうことなのか?」様々な状況下で戦っている人たちへ、この舞台から何か感じてもらえたらいいなっと思います。僕はハイジから教えてもらいました。そんなハイジを演じられると思うと今から楽しみで仕方ありません。幅広く色々なことに挑戦されている演出の吉田武寛さん、風が強く吹いていると同じくらい大好きな東のエデンも書かれていた脚本の春日康徳さん、一緒にアクロバットをしていた後輩の冨岡健翔、素晴らしい俳優さんたちと舞台上から強い風を吹かせていきたいです。
演出:吉田武寛 コメント
この度、演出を担当させていただきます吉田武寛です。10年以上も前に小説に熱中し、感銘を受け、当時映画館にも足を運んだ大好きな作品をこうして演出させていただけること、大変光栄です。「人はなぜ走るのか」その普遍的でありながら美しいテーマに、心強いキャスト・スタッフと共に挑みたいと思います。劇場で皆さまと同じ空間を共有できる日を心待ちにしております。
チケットは12月21日(水)より一般発売開始。
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