舞台『パレード』が7月16日(土)、東京・新国立劇場 小劇場で開幕し、松本慎也(スタジオライフ)、矢島舞美、曽田陵介、眞嶋秀斗、石田千穂(STU48)、石川藍からのコメントと舞台写真が到着した。
伊原直輝役:松本慎也(スタジオライフ)
原作に溢れる登場人物達の魅力を、演劇的なアプローチと、どこからも見られているセンターステージでお客さまも当事者として巻き込み、そのドラマを共に体感していただくことで、生の舞台だからこそできる現実としての衝動を楽しんでいただきたいです。その瞬間に、生きられるよう努めます。是非劇場でご観劇ください!
相馬未来役:矢島舞美
意気込みは意気込み過ぎないことです! この部屋の中で、色々なものを抱えた者同士の日常が自然と流れるように、気張り過ぎずいきたいですね! 私たちのことを俯瞰で観ているお客さんの世界も実はこの世界の中のような、客席の皆さんまでもが、こちら側にいるような、そんなハッとする感覚になっていただけたらと思います。衝撃的な結末と、誰もが他人ごとではない、そんな中で居心地のいいように作りあげられたこの部屋を、是非お楽しみ下さい。
小窪サトル/男役:曽田陵介
小説、そして映画を稽古前に事前に見させてもらったんですが、シェアハウスで行われる私利私欲のうわべだけの人間関係の物語が、今回の舞台で楽しさだったり怖さだったりが、平塚さんの演出で細かく表現されていると思います。そして今回はセンターステージということで360度楽しんでいただけます。色々な方向から楽しんでいただけたらと思います。
杉本良介役:眞嶋秀斗
学生の時に出会った作品に、こうして良介として携わることができ、幸せに思います。思わず語りたくなるような舞台にできるよう、マンションでの暮らしを展開していきたいです。カンパニーは明るく前向きな方ばかりで、目に見えないチームワークも稽古場から感じています。装いのチームワークでないと信じて、「2022年はこれを観た!」と皆さまの心に残る舞台を目指して挑みます。
大垣内琴美役:石田千穂(STU48)
『パレード』は作品の中で、自分の秘密を周りの人には知られていないと思っていても実は知っているという、実際に身の回りでも起こりうるできごとがたくさん出てきます。センターステージということもありお客さまはどの方向からも観ていただくことができるので、よりリアルに伝わるのではないかなと楽しみです。演技演技しすぎず、実際にいそうな元気な女の子「大垣内琴美」になれたらなと思います! 48グループ外の舞台は初めてで、とても緊張していますが『パレード』の世界を伝えられるよう精一杯頑張ります! よろしくお願いします!
語り/女役:石川藍
初日を迎えられることがとても嬉しいです。私が演じさせていただく”語り”は舞台オリジナルの役でお客さまと一緒に5人の生活を覗いていきます。世界観に引き込むという難しさに緊張もありますが、同時に平塚さん演出の『パレード』を観終わった時、皆さまが何を感じてくれるかなと想像してワクワクしています。大変な状況の中ご来場くださる方々に、1つ1つ大切に丁寧に届けたいです。
同舞台は、吉田修一原作小説『パレード』の舞台化。都内の2LDKに暮らす男女4人の若者たちが、不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく、怠惰に続く共同生活の姿が描かれる。
公演は7月24日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場で行われる。
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