舞台「紅葉鬼」~酒吞奇譚~のキャラクタービジュアル第3弾とストーリー、キャラクター紹介が解禁された。
お披露目されたのは、帝(演:小野健斗)、鷲王(演:田鶴翔吾)、行成(演:相澤莉多)、保名(演:富田翔)、維茂(演:今井靖彦)、綾木千広/繁貞(演:菊池修司)のソロビジュアル。
ストーリーとキャラクター紹介は以下の通り。
ストーリー
先の茨木童子との戦いで深手を負った経若は、数ヶ月ぶりに意識が回復する。
再び子鬼・いぶきの姿で経若と共に穏やかな時を過ごす酒吞童子だが、経若のある言葉をきっかけについにその正体を明らかにする。
そして酒吞童子は経若の生死を支配し、いよいよ宿願である帝狩りへと動き出す。
一方、帝は経若奪還のため維茂を呼び戻し、戸隠の頭目・繁貞に援軍を要請することを決意する。
鬼と人の行く末を決める最終決戦がはじまる──
キャラクター紹介
西條高人/経若:陳内 将
かつて朝廷から鬼側へ人質として差し出された帝の息子。鬼女・呉葉に育てられ戸隠の鬼たちの頭目となるが、鬼の力を目覚めさせられ暴走した弟・繁貞との戦いを経て鬼と人が共存できる世の中を望むようになる。酒吞童子の配下である茨木童子との戦いで深手を負い子鬼・いぶきに看病されていたが、数ヶ月ぶりに意識が回復する。
東谷准太/酒吞童子:加藤 将
大江山に棲む鬼であり、盗賊の頭目。酒が好きなことから仲間からこの名前で呼ばれている。幼い頃より非常に強い力と高い知能を持ち、その魅力に惹かれたはぐれ者の鬼たちを率いている。経若に対し異常なまでに強い執着心を持つ。
イクシマ:小波津亜廉
酒吞童子に仕える六芒星の陰陽師。朝廷内で強い発言力を持っていた陰陽師・摩爬の帝への信仰心につけ込み、鬼と人とが争うようけしかけ都を追放された過去を持つ。経若の情報を酒吞童子に渡すことで大江の鬼たちにつき、陰陽師の力を利用し軍師を務めている。
帝:小野健斗
都を治め神に最も近いとされる男。経若と繁貞の父。かつて紅葉狩りに行った際に鬼女・呉葉と出会い、人目を忍び逢瀬を重ねていた。そのことを知った陰陽師・摩爬に術をかけられ傀儡天皇となっていたが、摩爬を倒すことで自我を取り戻した。大江に囚われた経若の奪還に乗り出す。
鷲王:田鶴翔吾
戸隠出身の鬼。怪力の大男で、たたら場で製鉄の仕事をしている。繁貞とは主従関係だが、戸隠をよく知る者として友人のような距離感で補佐している。家族も多く、仲間を非常に大切にしている。
雪熊:小林由佳
酒吞童子の配下である鬼女三姉妹。酒吞童子の身の回りの世話を務め、戦闘力も高い。星熊と共に大江の四天王と呼ばれる。
月熊:今村ゆり子
酒吞童子の配下である鬼女三姉妹。酒吞童子の身の回りの世話を務め、戦闘力も高い。星熊と共に大江の四天王と呼ばれる。
花熊:渡邊彩乃
酒吞童子の配下である鬼女三姉妹。酒吞童子の身の回りの世話を務め、戦闘力も高い。星熊と共に大江の四天王と呼ばれる。
行成:相澤莉多
保名の弟子。保名を非常に尊敬して付き従っている。陰陽師としては新米だが、真面目で勉強家。
いぶき:磯田虎太郎・前田武蔵(ダブルキャスト)
経若の前に現れた子鬼。その面影は、経若をかばい亡くなった子鬼・おまんを彷彿とさせる。経若と共に時を過ごすようになり「父上」と呼び慕うが、その正体は経若に近づくため子鬼に化けた酒吞童子であり、その真意は不明。
星熊:髙木 俊
酒吞童子の配下である鬼。雪熊・月熊・花熊と共に大江の四天王と呼ばれる。無表情だが内面は人間に対する恨みが煮えたぎっており、神経質で短気。
保名:富田 翔
朝廷内で官位を超越した発言力を持っていた五芒星の陰陽師・摩爬の弟。摂津にて任務に就いていたが、兄の死後は都でその罪を償うべく真摯に役割を果たし帝を支えている。気の強い自信家の兄と違い、病弱で気弱な性格だが、帝への忠誠心はあつい。
維茂:今井靖彦
都を防衛する武士であり、繁貞の育ての父。優しい男だが、過去に帝の命により鬼の本山・戸隠を攻め落とし呉葉の首を切り落としたことのある剣豪。先の戦いの後は越後にて隠居していたが、経若を奪還するため帝により再び都へと呼び戻される。
綾木千広/繁貞:菊池修司
戸隠山に棲む鬼の現頭目。帝と鬼女・呉葉の間に生まれた子であり、経若は腹違いの兄にあたる。過去に都と鬼との停戦の条件として鬼側から引き渡され維茂の子として育てられた。兄・経若との戦いを経て鬼と人とが手を取り合う世界を望むようになり、戸隠を鉄で発展させるべく鷲王らとたたら場で働きながら頭目として鬼を率いている。酒吞童子に襲われた際の刀疵にイクシマの術をかけられており、本来の力を抑え込まれている。
同舞台は、「抱かれたい男1位に脅されています。」(月刊マガジンビーボーイ連載/リブレ刊)の劇中劇が原作。今作で完結編となる。公演は5月8日(日)~15日(日)に東京・シアター1010で行われる。
(C)DO1 PROJECT/舞台「紅葉鬼」製作委員会
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