織山尚大(少年忍者/ジャニーズJr.)のミュージカル初主演を務める「犬との約束」が本日開幕。舞台写真と織山のコメントが到着した。
同舞台は、1869年のアメリカで実際にあった“オールドドラム裁判”をベースとした青年と犬との友情を描くミュージカル。犬を愛する貧しい青年が、情にもろい弁護士と共に地元の権力者に立ち向かっていくストーリーだ。
主人公のダニエルを演じる織山は、愛犬・ラムと過ごすかけがえのない日々から一転、ラムを失い、悲しみに暮れていくという難しい役どころを、真っすぐな歌声で情感豊かに表現。自身が得意とするダンスの要素を取り入れたパートもあり、本作がミュージカル初主演ながら堂々と演じ上げる。
弁護士・ジョージ役は横山だいすけ。情にもろく心優しい理想主義のジョージは、勝ち目のない案件を引き受けてしまうキャラクターながら、悲しみに暮れるダニエルとの出会いを経て、自らの信念を取り戻し、事件に立ち向かっていく。
ほか、三倉佳奈、青木さやか、玉置成実、岡幸二郎らが出演する。
公演は4月15日(金)~4月24日(日)に東京・よみうり大手町ホール、4月29日(金・祝)~5月4日(水・祝)に大阪・松下IMPホールで行われる。
織山尚大 コメント
「本当にいい作品だから、絶対に幕を開けたい」と、演出・脚本・振付の岸本(功喜)さんに話していたので、 ここまで来ることができて嬉しいです。僕が演じるダニエルとお母さんのメアリー、そして愛犬・ラムの関係が愛おしくて、稽古序盤で涙が出てしまいました。そこからダニエルを見失っては発見するとい う日々を繰り返しながら、いまでは完全にダニエルと重なって声を出すことが出来ていると自分の中では思っています。今回、お客さまがラムとしてずっとダニエルを見守ってくれるという、他の舞台とは少し違った視点になっているので、登場するキャラクターの様々な心境に触れて、いろんな感情を抱き ながら観てほしいですね。この「犬との約束」は、もともと人が持っている相手を思いやる気持ちや、見返りを求めない愛の大切さに気づくような、疲れた心を原点に戻してくれる作品。もちろん背中を押 してくれるし、ダニエルが成長するお話でもありますが、人や犬のぬくもりを通じて、互いを思う大切 さを考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
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