舞台『アナザー・カントリー』が6月24日(金)~7月3日(日)に東京・よみうり大手町ホール、7月7日(木)~7月10日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、7月12日(火)~7月13日(水)に福岡・キャナルシティ劇場で上演される。
本作は劇作家ジュリアン・ミッチェルによって書かれた戯曲で、1981年ロンドン、ウエストエンドのグリニッジ・シアターで初演。1984年には映画化、2013年にはラジオドラマが放送された。
物語の舞台は、1930年代初頭のイギリスのパブリックスクール。ガイ・ベネットは親友のトミー・ジャッドと共に伝統と規律を重んじる寮生活を送っていた。ある日、学内で寮生の1人の遺体が発見される。彼は禁忌とされている同性愛の現場を寮監の教師に見つかってしまったことを苦に自殺を図ったのだった。事件を機に、ベネットはとある行動を起こしてしまい…。
自由を求める同性愛者ガイ・ベネット役には舞台初主演の和田優希(Jr.SP/ジャニーズJr.)、ガイの盟友でで共産主義に傾倒するトミー・ジャッド役には鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズJr.)、ジム・メンジース役には多和田任益、デラヘイ役には嘉島陸、ウォートン役には山時聡真、バークレイ役には岡田翔大郎、ファウラー役には中山咲月、ドナルド・デヴェニッシュ役には近藤廉、サンダーソン役には浦上晟周、ヴォーン・カニンガム役にはおかやまはじめが出演する。上演台本・演出は鈴木勝秀が務める。
上演台本・演出:鈴⽊勝秀 コメント
アナザー・カントリー。少年はいつでも、ここではないどこかに憧れる。同性愛、共産主義──大人たちが忌み嫌うものに惹かれる。そして拒絶される。だから苦悩し、反抗し、葛藤する。だが、住めば都なんて老人の戯言だ。現状に満足したら、それは若さを放棄したことになる。ここではないどこか、現在ではない未来のどこか。少年たちは、そこに生きる。結果など、どうでもいいのだ。
和⽥優希(Jr.SP/ジャニーズJr.) コメント
今まで舞台の経験がなく、しかも今回は主役を務めるということで、最初は「本当に和田で良いのか!?」と思いました。が、初めてだからこそ、そんなに作ろう作ろうとしなくても、この舞台色に染まることができる気がします。1980年代にイギリスで話題となった『アナザー・カントリー』の舞台や映画を知っているかたも多いと思いますが、そのイメージを壊さないように演技していきたいです。共演の鈴木大河君は2歳上の兄貴分なので、頼れるところは頼りつつ、お互い演技を高め合いながら頑張ります。
鈴⽊⼤河(IMPACTors/ジャニーズJr.) コメント
色々なところで制服を着て高校生役をやりたいと言っていたので、今年24歳になるのですが、舞台の中で高校生活を楽しみたいと思います。こういった舞台は初めてですが、役を演じるのでは無く、その役になれるよう、全力でぶつかります。和田君はまぶしいです(笑)。彼に負けないくらいのフレッシュさと、演じるトミーの芯のあるところ、存在感を示していきたいです。IMPACTorsの鈴木大河とは違った僕をお見せできると思いますので、是非楽しみにしていてください!
チケットは6月4日(土)より一般発売開始。
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