中村倫也の主演で、MUSICAL『ルードヴィヒBeethoven The Piano』が2022年10月~11月に、東京芸術劇場プレイハウスと大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演することが決まった。
韓国のミュージカル『SMOKE』や『BLUE RAIN』などを手掛けるチュ・ジョンファの新作で、日本版の初上演となる。聴力を失ってなお音楽への情熱を注ぎ込んだ悲運の人・ベートーベンの生涯を、彼がつづった音楽とオリジナル楽曲で描いた作品だ。中村倫也が青年期のルードヴィヒを務める。
日本版の上演台本・演出を手掛ける河原雅彦で、主演の中村倫也は、「『いつか本格ミュージカルをやりたいんだよね』とパンクロック&歌謡曲好きの河原さんにそんな願望があるなんて知りませんでした」と振り返る。「いつかそんな作品のオファーが来たら、と覚悟を決めていました。つまり、僕ら二人にとって、大意欲作、でございます。どうぞご期待の程を」 と、意気込みを語った。中村と河原のタッグは約7年ぶりになるという。
その他の出演者や公演詳細は随時、公開される。中村倫也と河原雅彦のコメントは次の通り。
中村倫也
あれはいつだったでしょうか。河原家でご飯を食べていた時だから、まだコロナ前のこと。次なにやります?なんて、期待も込めてざっくばらんに話をしていた時のこと。「いつか本格ミュージカルをやりたいんだよね」。パンクロック&歌謡曲好きの河原さんにそんな願望があるなんて知りませんでした。多くの演劇ファンの方々も、想像つかない姿でしょう。その瞬間から、いつかそんな作品のオファーが来たら、と覚悟を決めていました。つまり、僕ら二人にとって、大意欲作、でございます。どうぞご期待の程を。
河原雅彦(上演台本・演出)
「倫也となんかやりたいな。次はどんなチャレンジに連れ込もっかな」みたいなことはいつも頭の片隅にあって、で、めちゃめちゃ歌うベートーベンをやってもらいます。しかも韓国ミュージカル。さて、どうなるんでしょうね。刺激的な共演者たちとギドギドに掛け合わせつつ、第9ばりにとんでもないもん作れたら、と思うばかり。さすがに第9はハードル高いか・・・。ま、ちょっとやってみます。
広告
広告