『ミュージカル「手紙」2022』が2022年3月12日(土)~27日(日)に東京・東京建物 Brillia HALLで上演される。
本作は東野圭吾原作ミステリー小説「手紙」のミュージカル作品。これまでに映画やドラマの映像化がされてきており、ミュージカルは2016年と2017年に日本、2018年には中国で上演された。
高校生の武島直貴は、唯一の肉親である兄・剛志が刑務所に15年間服役することになり、孤独になってしまう。加害者家族となった直貴に向けられる周囲の目は一変。高校生卒業を控えた直貴のもとに、剛志から1通の手紙が届いて…。
弟・直貴役には村井良大、兄・剛志役にはspi、直貴に思いを寄せ、彼の人生に大きな影響を与える女性・由実子役には三浦透子、直貴と同じバンドを組む3人には7 MEN 侍の中村嶺亜、佐々木大光、今野大輝、直貴の恋人・朝美役には青野紗穂が名を連ねる。演出は過去の日本公演2作に続いてて藤田俊太郎が務める。
脚本・作詞:高橋知伽江 コメント
オリジナル・ミュージカルの魅力の一つは、上演のたびに作品がブラッシュアップされることではないかと思います。今回も、台本や音楽はもちろん、すべてのクリエイティブ面が丁寧に見直されています。2022年の『ミュージカル「手紙」』は、練り上げられた新しさと、原作のもつ普遍的なテーマがあいまって、唯一無二の輝きを放つ舞台になると確信しています。意欲と才能あふれるキャスト、そして戦友とも言える頼もしいスタッフと共に、お客さまを劇場にお迎えできること、うれしくてたまりません。
作曲・音楽監督・作詞:深沢桂子 コメント
2016年、17年の公演、その後の中国公演を経て、このたび「手紙」の再演が実現しました。今回は新曲を2曲加え、音楽においてもこれまで以上の作品としてお届け出来ると信じています。この2年間、世界はコロナ禍により一変しました。またSNSの発達やAIの進化により、人と人とが繋がる形も益々多様化しています。剛志や直貴という若い2人が過ごした1年間は明らかに過去のものとなってきています。しかし、だからこそ、「人を想うとは」「社会の分断とは」「家族とは」と、問いかける本作の力を改めて感じ取っていただける、と確信しています。
演出:藤田俊太郎 コメント
これまでオリジナル・ミュージカル「手紙」に携わった全ての方々に感謝を込め、この文章を書いています。5年ぶりの上演は新曲を加え、新たな旅立ちとなります。変わっていく時代の中で、変わらないものは何か、守りたいものは何か。本作の主な登場人物である兄弟。犯罪者となった兄と、犯罪加害者家族になった弟は、これからどう生きていくのか。東野圭吾さんが作品に込めた力強いテーマにカンパニー一同正面から向き合い、深めていきたいと思います。そして、音楽を奏でる喜びや、ミュージカルを通して、未来に繋がる希望の物語を紡ぎ上げたいと思っています。大切なお客さまを、劇場でお待ちしております。
村井良大 コメント
「手紙」に出演させていただきます村井良大です。言わずと知れた名作に出演させていただく事を心より嬉しく思います。これからゆっくりと心を温めながら役を育てたいと思います。そして今作品で初めてご一緒させていただきます、藤田俊太郎さんの演出がすごく楽しみです。常にスタイリッシュかつ独創的で素敵な演出をなされている藤田さん。先日今回の作品創りのお話を少し聞かせていただきまして、役者として好奇心の高まる日々を過ごせると感じ、今からとても楽しみです。素晴らしいキャスト、スタッフの方たちと共に、心に残る舞台を創作していきたいと思います。
spi コメント
こんにちはspi(すぴ)です。フルネームがspearmanWorthingtonWilliam4th なので、短くしてスピとしてやらせていただいています。このような素敵な作品に携われる事を本当に光栄に思います。我々も皆さまも経験したコロナ禍も少しずつ回復に向かっていますが、今回経験した辛さは計り知れないものになりました。しかし、この作品がもつ普遍的なテーマのひとつに他者との繋がりがあります。それが必ず、失いかけた愛を再認識させてくれます。感動を届けるため全身全霊で挑むので、是非劇場にお越し下さいませ。
三浦透子 コメント
初めてのミュージカルへの挑戦となります。まず、この挑戦の機会をいただけたことが本当にありがたいです。どんな景色が見られるのだろう? と、今からとても楽しみです。この新鮮な気持ちを良い形で作品に還元出来るよう、演出家の藤田さんや、共演の皆さまから沢山学びながら、自分らしく演じたいと思います。是非、お楽しみに!
中村嶺亜(7 MEN 侍/ジャニーズ Jr.) コメント
この「手紙」という作品への出演のお話をいただいたのは、今から1年ほど前でした。東野圭吾さんの映画化やドラマ化もされている有名な作品のミュージカルに出演させていただけるという喜びを感じました。それと同時にストーリーのテーマが”犯罪加害者の家族”ということで被害者や加害者だけではなく、その家族にまで起きる悲しい現実を突きつけるシリアスな作品なので、役を通して自分を表現し、責任を持って演じなくてはいけないという気持ちを同じくらい感じました。緊張もありますが全身全霊で頑張りますので是非楽しみにして欲しいです!
佐々木大光(7 MEN 侍/ジャニーズ Jr.) コメント
今回このミュージカルに出演させていただけることを心から嬉しく思います。東野圭吾さんの作品のミュージカルに出演させていただけるというとても光栄なことですが、同時にプレッシャーも感じています。同じ7 MEN 侍の中村嶺亜、今野大輝も一緒に出演するのでとても心強いです。この作品を通して成長し、どこか変わった自分を見つけられたらと思います。ご来場いただく皆さんにも役を通じて色んな姿をお届けし、さらに成長した自分自身をお見せできたらと思っています。ぜひ楽しみにしてください!
今野大輝(7 MEN 侍/ジャニーズ Jr.) コメント
この「手紙」というミュージカルに出演させていただけるお話を聞いた時は素直に嬉しかったです。僕は本格的なミュージカルに出演するのが初めてなので、わからない事も多いかと思いますが、それを感じさせないくらい努力して今回の作品を通して成長できればと思っています。この作品は犯罪加害者の弟となってしまった主人公の武島直貴が周りからの差別や偏見に苦しみながらも自分の家族を持つという内容で、僕自身すごく考えさせられる作品でした。作品と向き合い全力で頑張っていきますので、楽しみにしていて下さい!
青野紗穂 コメント
演出家の俊太郎さんとは「人魚姫」という音楽劇でご一緒させていただいたのがはじめで、またその舞台が人生初のミュージカルでした。あの時俊太郎さんに見つけてもらっていなかったら、ミュージカルと出会う事もなかったので、またご一緒できるのがとても楽しみです。「手紙」は再演される度拝見していて大好きな作品だったので、お話をいただいた時はとても嬉しくて飛び跳ねました(笑)! 朝美は一見全てを手に入れられているようで、どこか満たされない、物足りないという思いを持っている女の子。人間誰しもが抱える空虚感を人間臭く表現できたらと思っています。ご来場お待ちしております!
染谷洸太 コメント
2017年の再演に引き続き出演させていただきます。人を殺めてはいけない。犯罪を犯してはいけない。実際に教育を受け、脳に身体に染みついていることではありますが、その先にどんな人生が待ち受けているのかが色濃く書かれたこの作品。命の重さについて改めて考えさせられる作品だと思います。改めてこの作品と自分の役と向き合い、2022年版として新たにお客さまにお届けしたいと思っております。劇場でお待ちしております。
遠藤瑠美子 コメント
今回、初めてこの「手紙」という作品に参加させていただきます。原作の小説を読み返す度に胸に迫るもの、そして新しい問いかけがあります。それは年齢や経験、時代に伴うものなのでしょうか。世界がコロナ禍を経験して、人と簡単には触れ合えなくなり、インターネットが担うコミュニケーションの力が大きくなる今、この"手紙"という作品をミュージカル作品として届ける一員となれる事、とてもとても光栄に思っています。どうぞよろしくお願いします!
五十嵐可絵 コメント
2016年の初演、2017年再演に続き、2022年にまた「手紙」に挑戦できることが、心から嬉しく、とても光栄です!新しい手紙に出会えること、新しい仲間に出会え、一緒に挑戦できることが楽しみで仕方ありません。是非、劇場へ会いにお越しください
川口竜也 コメント
再度、出演させていただけることとなり身の引き締まる思いです。初演時、稽古場が沸騰するかの如き熱量で、全員が臨んでいたのを思い出します。東野作品に出演できる喜び、日本のオリジナル・ミュージカルを再びお届けできる事が嬉しい。生と死、善と悪、愛というものの尊さ、深さ、人間という生き物の愚かさと素晴らしさ、これらのテーマを前よりもっと深く考え、微力ながら今自分の出来る事を全て注ぎ込み、稽古に臨もうと思います。楽しみです! どうぞよろしくお願いします。
チケットは2022年2月5日(土)10:00から一般発売開始。
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