舞台「文豪とアルケミスト 捻クレ者ノ独唱(アリア)」より太宰治(演:平野良)の新衣装ビジュアルが解禁された。
今回公開された太宰治の新衣装は、5周年記念として原作ゲーム内の新コンテンツで実装されたものを再現している。
また、演出の吉谷晃太朗からコメントが寄せられた。
演出:吉谷晃太朗 コメント
第3弾で文劇の物語は一つの区切りがつきました。そのシリーズは主に“何物かわからない敵との戦い”だったと思います。自分を邪魔するモノの正体がわからない故に、人は信じる何かにすがりつき、手と手を取り合い共に立ち上がり、自らの生きざまを信じて戦うのだと思います。
第4弾からのシリーズは“徐々に正体が判明していく敵との戦い”です。私はこの世における最大の敵は、自分自身であると捉えています。その敵が徐々に判明していくということは、自分の裸の姿を曝け出していくこととも言えます。その象徴として主演たちの衣装チェンジがあります。そして、俳優たちには自分自身の深淵にある本当の自分と向き合ってもらおうと思います。舞台の力、演劇の力は外向的で華やかな楽しいものというだけではありません。人間の深い部分を追求すること、人間の心に内向することがエキサイティングなドラマとなり、皆さまに感動をお届けできるのです。
文劇は、人間を追求し続けた偉大な文豪の魂を借りています。だから人間の内面を作り出すパワーは相当高い作品です。第4弾ではさらに磨きをかけパワーアップし、舞台でしか見せられない人間の魂の震えをエンターテイメントに昇華させてお見せします。ぜひ、劇場でお楽しみください。
同舞台は、豪転生シミュレーションゲーム「文豪とアルケミスト」の舞台化第4弾。人々の記憶から文学が奪われる前に、文豪と共に敵である“侵蝕者”から文学書を守りぬくことを目指す物語だ。
公演は2022年2月3日(木)~13日(日)東京・シアター1010、2月18日(金)~20日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。なお、11月19日(金)19:00よりチケットのプレイガイド一次先行受付が開始。
(C)2016 EXNOA LLC/舞台「文豪とアルケミスト」製作委員会
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