舞台『2つの「ヒ」キゲキ』メインビジュアル解禁　水野美紀・和田雅成・富田翔らが2つの装いで

舞台『2つの「ヒ」キゲキ』のメインビジュアルが公開された。

水野美紀と矢島弘一が「悲喜劇」を共通のテーマにそれぞれ脚本・演出を務め、1幕と2幕で一つの作品として上演される同舞台。キャストは水野をはじめ、和田雅成、剛力彩芽、富田翔、真凛、椎名鯛造、宮下貴浩らが出演する。

今回、メインビジュアルとともに、それぞれの作品タイトルが発表明らかに。1幕は矢島による「パンティーアナキズム」、2幕は水野による「テクタイト」。キャストは2つの物語でそれぞれ異なる役を務める。

この子は何がしたいのか？ この子はどこへ向かうのか？ この数カ月、この物語の主人公・中村桜子のことばかり考えています。静かに激しい子であり、冷たくて熱い子。流されたいけど泳ぎたくなくて、歌いたいけどマイクは持たない。いつも目には見えない何かと戦っている。向こう側へ行くか、こっち側へ来るか。パンティを履くか、パンティを脱ぐか。これは喜劇か、さもなくば悲劇か。

悲劇と悲劇を重ねてエンタメスパイス放り込んで捏ねて焼き上げたら喜劇になってました。70分に詰め込みまくりました。歌に踊りに殺陣に悲劇、結果喜劇！ 劇場に集まった複数人の小田島に、カリスマ舞台俳優の隠されていた過去。時が歪んだ劇場で、終演を待つ不気味な影。全員が交じり合い、カーテンコールに向けて再び時が進みはじめた時、皆の抱える心の叫びが溢れ出す。