劇団時間制作プロデュース公演第二弾・舞台『ヒミズ』が9月18日(土)、東京・池袋Mixalive TOKYO・Theater Mixaで開幕。17日に実施されたゲネプロの舞台写真と脚本・演出の谷碧仁からのコメントが公開された。
谷碧仁 コメント
たった今、客席から舞台を眺めております。どうしても感じざるを得ない。ああ、ここで住田は14年生きてきたんだ。劣悪な環境の中、へこたれず、必死に生きて、しかも目標高く生きてきたんだなと。それだけでもう拍手を送りたい気持ちとなり、そして何より尊敬の念が深まる一方だ。
そして、そこから今作品の1年間が始まるのだ。彼は今までにない程、多くの人や事柄と出会う。それは彼自身初めての体験である。自分のことを好きだという女性。自分のことを慕ってくれる友人。そして他者との別れ、自分自身との別れ…。どうか、住田という「一人の14歳」の姿を見届けていただきたいです。「正しい」や「間違い」などという縛りではなく、事実として受け止めていただけるよう、最後まで突き詰めていきたいと思います。
原作は、2001〜2003年に「ヤングマガジン」(講談社)で連載、2012年には映画化された、古谷実の漫画『ヒミズ』。主人公・住田祐一を演じるのは今作が初舞台・初主演となる西山潤。ヒロイン・茶沢景子役を松田るか、舞台オリジナルキャラクター・ソレ役を三津谷亮が務めるほか、モロ師岡、木ノ本嶺浩らも出演。
公演は9月26日(日)まで。なお、9月23日(木・祝)昼・夜公演はライブ配信が決定、配信チケットは9月18日(土)10:00に販売開始される。
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