舞台「ドン・カルロス」が2021年11月に東京と京都で上演される。
16世紀にスペインで起きた歴史的事件をベースに、最盛期のスペイン宮廷が舞台となる同作。愛する女性であるエリザベートが父親の妻となり、その思いを断ち切ることができないドン・カルロス。愛、友情、そして父と息子のそれぞれの想いが交差しながら物語は進んでいく。
ドン・カルロス役は少年忍者・北川拓実。2021年3月に上演された舞台「火の顔」に続き、再びドイツ戯曲に挑戦。エリザベート役には元宝塚歌劇団雪組トップ娘役の愛原実花、フィリペ二世役には神農直隆、その他、宮地大介、七味まゆ味、小田龍哉が名を連ねる。演出は深作健太が担当。
この度、北川らのコメントが到着した。
北川拓実 コメント
「ドン・カルロス」主演を務めさせていただく少年忍者の北川拓実です。前回の初主演舞台「火の顔」に続いて、また新たなドイツ戯曲に携わることができ、観劇される方々に作品の素晴らしさを伝えられること、この戯曲を演じることに喜びを感じています。深作さんとは「火の顔」でご一緒させていただき、お芝居の経験がなかった僕に、芝居の基礎や演じることの楽しさを教えていただきました。深作さんをはじめとする、スタッフさんや共演者の方々と共に、より良い作品を届けられるように精進してまいります。
深作健太 コメント
三月の「火の顔」から半年。こんなにもすぐにまた、拓実くんとご一緒できるなんて。しかも作品は、念願のドイツ演劇の古典、シラーの傑作「ドン・カルロス」! 拓実くんがなんと王子役ですよ! このカルロスという王子、好きだった女性を義母にされてしまったり、独立運動のリーダーに担ぎ上げられたり、波瀾万丈の人生を送ります。そして、息子と対決する事になる父フィリペニ世の優しさと孤独。。。成長した拓実くんをはじめ、ヒロイン・エリザベート役に愛原実花さん、父・フィリペ二世役に神農直隆さん、宮地大介さん、七味まゆ味さん、小田龍哉さん、念願の精鋭キャスト6人でお送りする、深作組ドイツ三部作完結篇、「火の顔」にもつながる“親殺し”の物語を、ぜひ皆さま、劇場でお楽しみくださいませ!
チケット発売情報は後日発表。
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