Allen suwaru Lab vol.7『ホウム。』のあらすじと演出・脚本を務める鈴木茉美のコメントが到着した。
あらすじ
突然三人がパパになる?!
野田河家の父・幾三が死んだ。葬式で久しぶりに集まった三兄弟は、そんな父の思い出話をしている。
少し抜けているが責任感の強い長男・のぞみ。父に似てその日暮らしでいい加減なバツ2の次男・たけし。仕事優先で家庭を全く顧みない真面目な三男・まさる。
まるでバラバラな三人に、父・幾三が残した衝撃的な遺書は彼らの事態を急転させた。さらにまさるの妻が突然赤ん坊を置いて出ていく…。置いて行かれた赤ん坊の世話に三人は四苦八苦。オムツもかえることもできなければ、ミルクを作ることもできない。そしてまさかの四人目を名乗る兄弟の出現!? 果たして彼らは一致団結し、遺産を無事? 相続…できるのか。
鈴木茉美 コメント
演出・脚本の鈴木茉美です。この度、“家族”をテーマに、エチュードで細かいセリフを決定させ、それを台本に仕上げていくという方法で作品を完成させることに挑戦をしようと思いました。
物語は、劇団員を兄弟役にした家族の遺産相続やその他、誰もが抱えるストーリーをベースに展開するハートフルなものです。大変な時代だからこそ、今失われているのではないかと思うことと向き合い、それを爽快感のある作品として提示し、観劇した皆さまに明るい気持ちで、自身を肯定してもらえるような舞台にしていきたいと思っています。
私としては、ハートフルなコメディ、家族の話は初めての挑戦です。私が初めてということは劇団にとっては初めての挑戦です。ぜひ、この物語が今の皆さまにとって必要な物語になるように尽力したいと思っています。ぜひ、劇場に足をお運びください。
Allen suwaru Labは劇団アレン座本公演の演出手法の一つでもある“アドリブ劇”の原点となるイベント型舞台。劇団メンバーの磯野大・來河侑希・栗田学武と演出・脚本の鈴木茉美が、「演劇の研究所」というテーマのもと、演劇の可能性を探っていく。
同舞台もアドリブを中心に構成されたストーリーが展開。日替わりゲストとして朝田淳弥、橋本全一、鐘ヶ江洸、松田岳、縣豪紀らが登場する予定だ。
公演は、7月21日(水)~25日(日)に東京・新宿THEATER BRATSで上演される。
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