「錦田警部はどろぼうがお好き」の舞台化が発表された。2021年3月11日(木)〜21日(日)に東京・品川プリンスホテル クラブ eXで上演される。
「錦田警部はどろぼうがお好き」は2014年5月号から2016年6月号まで「ゲッサン」で連載された、かんばまゆこの漫画作品。今回の舞台化は川尻恵太(SUGARBOY)が脚本・演出を担当する。
出演は、錦田警部の右腕・アンリ巡査として警察署に潜入している怪盗ジャック役が廣野凌大、大崎捺希のダブルキャスト、かつて「死んだ目の錦田」と呼ばれた伝説の刑事で、怪盗ジャックの逮捕に執念を燃やす錦田警部役が藤田玲、髙木俊のダブルキャストで構成。計4通りの組み合わせで上演予定だ。
また、錦田警部の元相棒・緑島栄助役を大隅勇太、舞台オリジナルキャラクター・部下田タテシ役を福島海太、宝ノ持クサレ役を酒井敏也がそれぞれ務める。
もくじ
かんばまゆこ コメント
お待たせしました! 舞台化です! ありがとうございます! とてつもなくうれしいです! 私は、警部とアンリ君というキャラクターが本当に大好きで、毎度キャー! イヤー! と叫びながら原稿を描いておりました。話数が進むにつれて雄叫びにかわり、ここぞというシーンのページはあまりに恥ずかしくてアシスタントさんに渡せず自分でトーンを貼ったりしていました。そんな思い入れのある二人が舞台に立つことになるなんて、夢みたいです! 警部も「生きててよかった!」と言っております。この春一番のトキメキをあなたに。キュン死にするかもしれん。
川尻恵太 コメント
昔からの憧れの設定である、怪盗と警部のライバルもの。お話をいただいて、やったー! と読み始めたら、それは予想の斜め上を行く怪盗と警部のライバルものでした。いや、これはもはやライバルというか、なんだこの2人の関係は…。戸惑っていた僕の感情は原作を読み進めるうちに、この2人をずっと見守っていきたいという感情に変わりました。皆さまにも是非、そんな気持ちになっていただきたいと思います!
廣野凌大 コメント
原作を拝見させていただいたときに、すごくラブリーで、ポップで、温かみのある、そしてリスペクトを込めまして、愛すべきカオスな作品だなと思いました。今回主演を務めさせていただくにあたり、作品への愛を深く持ち、錦田警部からの愛を華麗にかわし、かんばまゆこ先生をはじめとした製作陣の皆様と、素晴らしい舞台にできるように努めてまいりますので、ぜひ応援のほど、よろしくお願いいたします! とても楽しみです!
大崎捺希 コメント
漫画を読ませていただいたのですが、面白すぎて気がついたら声を出して笑っていました。この笑いを生の人間である僕たちがどう表現できるのか。稽古場で試行錯誤しながら、皆で舞台を作り上げていきたいと思っています! 楽しみにしていてください!
藤田玲 コメント
大変な状況の中だからこそ、今、「コメディに出演したい!」という気持ちが強くあったので、今作品の出演のお話をいただいた際はとても嬉しかったです。また、川尻さんと本格的なコメディでご一緒させていただけることに、期待で胸が膨らんでおります。皆さんに愛されている錦田警部を、かわいく、格好よく、熱く冷たく、演じられたらと思っております。今から楽しみです。皆さんに笑顔になっていただきたい、その想いを胸に作品を作り上げていきます。
髙木俊 コメント
俳優人生でいろんな警部役を演じているのですが、まだこんな面白い警部がいたのか! こんな面白いキャラクター見たことがない(笑)。錦田警部のかわいらしさ、クールな一面、こんな役を演じてみたかったというぐらい楽しみな役です。またダブルキャスト制ということで、劇場ではいろんなパターンの公演が見られます! ぜひ完全制覇を目指してみてください!
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チケットは、「サンデー」2・3合併号に最速先行の情報が掲載。受付期間は2020年12月9日(水)12:00〜16日(水)23:59まで。一般発売は2021年2月6日(土)10:00から。
あらすじ
世界中の財宝を狙う「怪盗ジャック」の逮捕に執念を燃やす男・錦田警部。しかし、彼の若き有能な右腕・アンリ巡査こそ、怪盗ジャックの正体だった。そして錦田警部にも「死んだ目の錦田」というとんでもない一面が…。二面性を持った2人の逮捕劇を描いた、ゆるふわ追いかけっこコメディ。
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