舞台「五右衛門マジック」が10月10日(木)から20日(日)まで、東京・CBGK シブゲキ!!にて上演されることが決定した。
奇術師・佐治が天下の大泥棒・石川五右衛門と共に、重税に苦しむ町民の“救世主”となるべく、豊臣秀吉の“国家機密”を盗み出す物語。
磯貝龍乎が脚本・演出を手掛ける演劇作品の第3弾で、二重三重のトリックが仕掛けられた作品になっている。
主演の佐治役はドラマ「僕らは奇跡でできている」(KTV・CX系)などで知られる和田琢磨が務める。
相棒の石川五右衛門役は「仮面ライダー ディケイド」をはじめ、俳優、声優として活躍する戸谷公人。
前田玄以役を舞台「黒子のバスケ」シリーズ出演の小沼将太、鼠役を斬劇「戦国BASARA」シリーズ出演の末野卓磨が演じる。
さらに、佐治、五右衛門と対峙する石田三成役には、舞台「おそ松さんon STAGE〜SIX MEN‘S SHOW TIME〜」などで活躍する小野健斗が決まった。
コメント
磯貝龍乎:この度は本当に感謝しています!でお馴染みの磯貝龍乎です! メール友達の吉谷光太郎さんと一緒に出来る事をとても嬉しく思います! さて冗談はさておき、とても楽しみです!
楽しみもあり不安もあり、ですが吉谷光太郎さんや、スタッフの皆様、そして素敵なキャストの皆様がいてくれるのでとても心強いです! 皆様と一緒に一つの素敵な作品を作りたいと思います! この様な機会に巡り会える事に感謝しております。劇場でお待ちしております!
吉谷光太郎:何故磯貝くんの作る舞台をプロデュースしようと思ったか? それはずばり彼が面白い物を作れるからです。
私は彼のクリエイティブ能力の高さを信頼しています。突飛なアイデアや膨らむイメージ世界を実現すべく、音楽のROUくん、主演の和田くんたちとともに力を合わせていこうと思います。
私が今まで演出家として培ってきたものを惜しみなく磯貝くんに伝えてまいります。是非ご期待下さい。
和田琢磨(佐治役):今回、佐治役を務めさせていただきます和田琢磨です。磯貝くんとは別の舞台で同じ“共演者”として一緒に舞台を作りましたが、今回は初めて“作・演出家”の磯貝くんと舞台を作るということが、非常に感慨深く、とても楽しみなところのひとつです。
彼の頭の中にある五右衛門マジックの世界観をまさに手品のごとく舞台上で艶やかに表現できるよう稽古に勤しみたいと思います。ぜひご期待ください!
戸谷公人(石川五右衛門役):皆さんこんにちは! 戸谷公人です! 今回は久しぶりの舞台で自分自身も楽しみですしきっと皆さんも楽しめる作品になると思うので是非、劇場に足を運んで下さると嬉しいです!
キャストスタッフ力を合わせて素晴らしいカンパニーになるよう、頑張ります!
あらすじ
ただの詐欺師と盗人がこの町を変えるんだよ。自分を偽り、あの時代を蘇らせるんだ! 時は戦国時代。世に名を轟かす、二人のエンターテイナーが居た。ひとりは幻術士、果心居士。そしてもう1人は天下の大泥棒、石川五右衛門。
五右衛門は重税に苦しむ町民を救うため、豊臣秀吉の暗殺を試みるも、居士の策により死罪。
だが、その幻術の腕を恐れられた居士は、秀吉に命を狙われて姿を消した———。
時は過ぎ、二人のエンターテイナーが消えた世界。秀吉の治世に苦しむ人々は、更なる娯楽を求めていた。
とある見世物通り。
端正な姿ながらもどこか胡散臭さのある奇術師、佐治が路上パフォーマンスをしている。そこへ、秀吉の片腕である智将・石田三成の部下、前田玄以と平賀源大が盗人を追って町へと駆け込んでくる。
追われているのは方々で盗みを働く小平太と、その仲間、鼠。捕まる寸でのところを佐治の奇術に助けられた小平太は、「自分と一緒に組んで一番のエンターテイナーになろう!」と佐治に誘われる。
佐治の提案は、“石川五右衛門”と名乗り、民衆の求めている活気あった時代に戻すべく、“救世主”として生きることだった。
2人は悪人から金品を盗んでは町民にばら撒き、着実にその名を上げていくが、当代随一のエンターテイナー出雲阿国には遠く及ばない。阿国の人気を越えられず行き詰まる中、一発逆転の策が出される。
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