12月29日(木)、『風都探偵 The STAGE』が東京・サンシャイン劇場で開幕する。2.5ジゲン!!では、左翔太郎役の和田雅成とフィリップ役の木津つばさにショートインタビューを実施。同日に行われた囲み取材の様子とともにお届けする。すでに息の合った2人の会話や、知られざる一面を楽しみながら読み進めてほしい。
――今作では、心から信頼し合っているバディであるフィリップと翔太郎を演じられます。役を離れたご自身から見て、お相手の「ここが信頼できる」「すごい」と思っている点を教えてください。
木津つばさ(フィリップ役):お芝居をする上で、空気を読んで周りに合わせるのはとても大切なことなのですが、まさ君(和田)はまさにそんな人です。その都度、その瞬間の空気や熱意を感じてしっかりと受け取り、適切な感情と体温で返してくれるので、ものすごく勉強させてもらっています。その空間に違和感なく溶け込んでいくのがうまいな…と。
それから、ちょっとしたことであっても気づいて「それおもしろそうだな」と声をかけてくれたりするんです。視野が、本当に広くて…!(笑) 僕だったらその隙間に入っていかれない…と気おくれしてしまうような状況でも、呼吸を合わせてすっと入って行ったり突っ込んだりもできますし、空気を察知したり周りを見る能力が高いと感じています。
――和田さんが適切な感情と体温で返されている、と稽古中に感じたエピソードがあれば、ネタバレにならない範囲でお聞かせください。
木津:あるシーンで刃さん(刃野幹夫/演:なだぎ武)が「翔太郎」と声をかけるのですが、それに対する反応が、それまで“翔太郎を生きて”きていないとできないものだったんです。稽古で見ていて「まさに翔太郎だ!」と感じて思わず生駒ちゃんと一緒に「うっ…」となりました。その翔太郎の反応だけで、まるでたんぽぽの綿毛がふわっと散って飛ぶように周りの空気が変わって、刃さんとの関係性が香るように伝わってきたんです。
その場で起きることに反応して、上がった熱に上手に自分の熱を重ねていける。まさ君のすごいところだ…と改めて感じました。
――では、和田さんが木津さんに対して「信頼できる」と感じている点はどこでしょうか?
和田雅成(左翔太郎役):まず、(木津)つばさは僕より6つも年下なのに、色々な舞台で主演を任されているのがすごいです。それだけ周りからの評価が高い証明ですよね。それから、役者としての温度感が合うのは重要なことだと僕は思っていて、つばさはそれがぴったり合う俳優です。いいものを作るために、妥協せずに「ここはこうした方がいいね」などお互い遠慮なく言い合える。
先日舞台で共演したときに、以前に共演したときよりも大きく成長していたのですが、「もっと上にいくぞ」という気持ちを強く感じました。かわいいところもあるので後輩感はありますけれど、年齢差は関係なく信頼できる相手です。
――今回の稽古で、木津さんと温度感が合うと感じたエピソードはありますか?
和田:僕もつばさもフラットな状態で舞台に立つので、ハプニングを一緒に楽しめるのがいいですね。今日の稽古で、タイミングではないところで悪役の方が入ってきてしまったのですが、それに僕とつばさの2人で一緒に乗っかったりしていました(笑)。
原作のある舞台では、もちろん役を生きるのが前提ですが、僕としては100%キャラクターで生きすぎなくてもいいと思っているんです。すべてをそのキャラクターで人間を埋めてしまうと余裕を失ってしまうので、そこに少し“自分自身”の要素を入れることで、その場で起きる“リアル”に対応できるんじゃないかなって。つばさとはそういう感覚を共有できるので、いいなと感じています。
――頭脳派のフィリップと、足で調べる派のハーフボイルド翔太郎。ご自身はどちらにタイプが似ていますか?
木津:僕は完全に翔太郎タイプですね! しっかりしていると見られがちですがそんなこともないですし、年を重ねるとともにちょっと格好つけたくもなってきましたがそれもできず…。格好つかないところもいいな、と思ってもらえるようになれたらいいですね。たぶん僕はずっとこのままだと思うので!(笑)
和田:僕も翔太郎ですね、完全に格好つかないところが。でも僕は、その格好つかないところがいいと思っているんです。完璧ではなく、ダサいところもあって、でもそういう部分が魅力的だと思ってもらえたらいいなと思っています。嘘をついてまで格好つけていませんし、僕もずっとこのままです。ダサい部分もたくさんありますが、この先もこの部分を愛してもらえたら嬉しいです。
――何でも分かり合えるほどの関係性を築いているフィリップと翔太郎ですが、お互いに「これは相手も知らないだろう」という意外な一面を教え合ってください。
木津:知られているかもしれないですが、僕はONとOFFの差が激しいです。
和田:そう!?(相当驚く)
木津:家でご飯を食べていたりゲームをしていたり、そういうOFFになった瞬間、電池が切れたみたいに「シューン…」て(崩れ落ちる素振り)。稽古や公演期間が1~2カ月などの長期間になると周りからも「お前、(ONとOFFの)差が激しいな!」と知られてしまうのですが、それが僕の意外な一面かな。
和田:俺は何だろう…全部バレてると思います(笑)。
――愛猫の雅ちゃんといる時にだけ見せるであろう意外なお顔は気になりますね。
和田:かわいいですからね! すぐにゴロンとしてしまうので「なぁに、またゴロンしちゃったのぉ~」とめちゃくちゃ猫なで声を出してかわいがって…って、何をさせるんですか!(笑)
ひとつ言えるのは、顔には出ていないとは思うのですが「熱量が全然足りていない」と感じる人と会うと嫌いになることかな。僕は、その作品に命をかけられますし、すべてを注ぎ込めるほどに熱量を持って取り組みますが、その気持ちと温度がまったくないなと感じると…。
木津:うわー! 嫌われる!
和田:お前めちゃめちゃ熱量高いだろ!(笑)
――では最後に、本作を観てくださるお客さまにどのような気持ちを持ち帰ってほしいか、どんな空気感の作品にしたいか、教えてください。
木津:僕たちのいる鳴海探偵事務所に仲間として入りたい、依頼したい、と思ってもらいたいです。事務所にいるみんなは、さまざまな違いはあるけれども、ひとつのしっかりとした想いがあって探偵として生きています。外に出て、足で調べる翔太郎にとって「頼れる、帰れる場所」であるように、皆さんにもあたたかい場所だなと思ってもらえたらいいですね。
和田:うん、確かにそう! 同意見です。
木津:そんな作品にするために、今後の稽古での僕自身の課題としては、翔太郎と同じようにまさ君にとっても安心して頼りがいのある相棒であれたらいいなと…。
和田:おまえ今、俺の中の熱量ボーダーラインギリギリだからな!(笑)
木津:頑張らないといけないことがひとつ増えました!(笑)
――すでに息のぴったり合った、まさに相棒役のお2人ですね。公演を楽しみにしています。
***
本作は、2009年から2010年にかけて放送された『仮面ライダーW(ダブル)』の正統続編として連載されている漫画『風都探偵』(小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』連載中/三条陸脚本・佐藤まさき作画)の舞台化作品。漫画は2022年12月現在13巻が刊行され、2022年にはアニメ化もされている人気作だ。
12月、都内で行われた囲み取材には、和田雅成(左翔太郎役)、木津つばさ(フィリップ役)、生駒里奈(成海亜樹子役)、テレビドラマから引き続き出演のなだぎ武(刃野幹夫役)が出席した。
――まず、本作にご出演が決まった時のお気持ちから教えてください。
和田:素直に嬉しかったです。今年は、『リバイスレガシー 仮面ライダーベイル』(『仮面ライダーリバイス』スピンオフドラマ/白波純平役)でも(仮面ライダーに)変身させていただきましたので、1年に2度も変身を経験できるなんて本当に光栄で幸せです。
木津:僕は、オーディションから参加させていただきました。男の子の夢である「変身!」を言わせていただけるなんて夢にも思わなかったです。気合を入れて頑張ります。
生駒:『仮面ライダーW(ダブル)』は、リアルタイムで見ていました。ライダー作品の中でも『W』が1番好きなので、(お話が決まった時には)「嘘でしょ…?」と思って。役者として歩み始めて、こういう役も担わせていただけるようになったんだ、という喜びはありますが、いまだに実感はありません(笑)。
なだぎ:また刃(じん)さんを演じられるなんて思ってもみなかったので、非常にうれしかったです!
――本作は、テレビドラマから始まり漫画、アニメなどのメディアミックス展開がされてきています。これら原作への印象はいかがですか?
和田:現在、原作コミックスは単行本が13巻出ています。作品の続きを待ち望んでいるファンの方が多いからこそ、長く続いているんですよね。それだけ僕たちのハードルは上がっていきますが(笑)、皆さまの期待を超えていけるように頑張ります。
木津:生駒さんと同じように僕も(テレビドラマの)『W』を見ていた世代なので、自分が見ていたものを大人になって演じさせていただけるのは感慨深いです。同時に、頑張らなければ…というプレッシャーもありますが、それらも担っていこうという気持ちでいっぱいです。
生駒:私は『W』のシンプルな“面”がとても好きなんです。それから、スーツがツートンカラーである点も。『風都探偵』になって、漫画やアニメなどどんなメディアになっても『W』はかっこいいですねぇ…(「いいですね」「ですね」と3人)。
だから、稽古場で3人を見ていてもおたくの気持ちになってしまいます。今の時点でもやばいと思っているのに、これからどんどん稽古が進んでいって、衣装や小道具などもつけて通し稽古なんてやったら、息ができなくなっちゃうなと。そのくらい魅力あふれる作品です!
なだぎ:『風都探偵』の漫画が始まったとき「また新しい“風都”の物語が始まるんだ」と嬉しくなったのを覚えています。そしてアニメになり、舞台になる…こんな嬉しい展開は無いな、とオリジナルメンバーとして思っています。今作では同じ刃さん役として呼んでいただき、自分が演じるのではありますけれど「刃さんがまた“風都”に戻ってきた!」と、俯瞰(ふかん)で見ているような気持ちでもあります。
僕も、生駒ちゃんと同じく『W』が1番好きなんです。オンエアも、いちファンとしてずっと見ていました。面がシンプルな点もですし、何といっても「仮面ライダーといえば!」のマフラーですよね。(テレビドラマへの)出演にあたり、デザインを見せていただいた時に、そのかっこよさにしびれました。原作や本作(舞台)の『風都探偵』しか知らない若い世代の方々も、これを機会にオリジナルのテレビドラマを見て楽しんでいただけたら…と思います。
――なだぎさんは約11年ぶりの刃さん役となります。テレビドラマから舞台へ変わったことによる意識の違いなどについてと、現在の稽古の様子をお聞かせください。
なだぎ:テレビドラマのオリジナル刃さんはファニーな感じですね。漫画も、オリジナルに近いイメージで顔もだいぶ私に寄せて描いていただいています。でも、アニメの刃さんが渋めなので、オリジナル・漫画・アニメのどこに行こうか? と悩んでいるところです。オリジナルの私が演じるので、その良さを残しつつも漫画とアニメの間を行けたら…と思っています。
稽古は、「刃さんのところはオッケー」と簡単に終わってしまって、皆さんとコミュニケーションを取れぬままにサクサク進んでいます(笑)。スピンオフではアクションもあったので、今作でもアクションはあるかも…? でも今のところ、その予定はまったくありません(笑)。
――本作には、オリジナルキャストとしてなだぎさんの他にも君沢ユウキ(万灯雪侍役)さんも出演されています。お2人が稽古場にいらっしゃることで感じるものや、稽古をしていて思うことを教えてください。
和田:今日ちょうど君ちゃん(君沢)となだぎさんが見ている中で稽古があって、温度が上がったのを感じました。それからやっぱり、なだぎさんに「翔太郎」と呼ばれるシーンでは「…いいんですか?」という気持ちになります(笑)。なだぎさんに違和感を覚えさせたくないので、今後もっとセッションしていきながら自分なりの翔太郎を生きていきたいですね。
木津:もはやただのファンです!(笑)本物ですからね。ずっと見てしまって、稽古でも出トチりそうになってしまいました。
――なだぎさんから見た舞台キャストの3人はいかがですか?
なだぎ:みんな素晴らしいですよ。特に生駒ちゃんは元々『W』の大ファンだから、その世界観をしっかりと演じようとするリスペクトを強く感じます。ひかるちゃん(山本ひかる/テレビドラマ版・亜樹子役)観にくるんじゃないかな?
生駒:えっ、どうしよう! 今から泣きそうだし(緊張で)吐いちゃう! 原点にして頂点なのに…!
なだぎ:ひかるちゃん、喜ぶと思うよ、作品を好きな人が演じてくれるのは嬉しいものだから。
――次に、皆さんそれぞれの役作りについて伺います。実写の元があることによる難しさや、こだわりたい点などについてお聞かせください。
和田:もともと、生身の人間である俳優さんが演じていらした、というのは確かに難しいです。お客さまにも、テレビドラマのイメージが大いにあると思いますし、さらに漫画、アニメと展開されていますから、先ほどのなだぎさんのコメントのように「どこに行ったら?」と。
原作の漫画『風都探偵』の翔太郎は、元はドラマで演じていらした桐山漣さんに寄せて描かれたと思うのですが、そこからさらに砕いている部分も多いと感じています。翔太郎の三枚目的な面は、僕の方が多く持っているかもしれないので、“2.5枚目”を目指していこうかなと思います(笑)。
木津:じゃあ僕も“2.5枚目”で。(和田から「やかましいわ!」など突っ込みが入る)演じる上で、原作へのリスペクトはとても大事です。しっかりと原作をリスペクトした上で、自分自身というものをしっかりと持ち合わせて舞台に立たせていただくために稽古で模索しています。「皆さんの目にどう見えるか」を考え過ぎるのではなく、「自分たちだからこその翔太郎とフィリップ」を観ていただく、というのを大切にしたいと思っているんです。考え込みすぎて視界や考え方が狭まってしまうよりも、自分らしく、自分がやりたいようにやってみよう、と。それがいい所に着地すればいいですね。
生駒:ドラマでは山本ひかるさん、アニメでは小松未可子さんがそれぞれ亜樹子を演じていらっしゃいます。舞台で演じるにあたっては、自分の中でイメージしている亜樹子を演じることしかできないのですが、「舞台ならでは」という責任を持ちたいです。また、翔太郎とフィリップがすごくかっこいいので、そこに乗っかっていきたいなと思っています。
――本作は、東京公演初日・大阪公演大千秋楽公演の配信がU-NEXTでおこなわれます。配信ならではの見どころを教えてください。
和田:やはり役者の顔がアップで観られるところが見どころですね。毛利亘宏(本作脚本・演出)ならではの舞台セット使いの巧みさを観ていただきたいです。自分の推しポイントを見つけて、何回でも観ていただけたら。
木津:それらに加えて、音楽が素晴らしいです。さまざまなシーンについている音楽が、これだけでご飯が3杯食べられるのではないかと思うほどの大ボリュームで。毛利さんと僕たちが作り出す世界をしっかりとご覧いただきながら、音楽にも酔いしれていただきたいです。
生駒:まず、アクションシーンをしっかりと見られるところ。それから、劇場だとどうしても応援している役者さんに注目してしまったりして、色々なところで同時に起こっている動きが見られなかったりするのですが、配信では動きがよく分かります。私は舞台の袖から本番をずっと観ると決めているのですが、正面からも観たいです!
なだぎ:音楽に加えて映像も入りますからね。ハードルをどれだけ上げてくださっても、我々はそれを超えていきますので、高い期待を持ってくださっても大丈夫です!
――木津さんのコメントにありました音楽は、テレビドラマとアニメから引き続き、鳴瀬シュウヘイさんと中川幸太郎さんの共作であり、全て新曲と伺っています。こちらも楽しみですね。次に、本作は2022年から2023年にかけて上演されます。今年の振り返りと、来年への抱負をお願いします。
和田:どの作品も大切なのですが、今年は特に『仮面ライダー』2作に関わらせていただいたのが大きいです。『仮面ライダー』50年の歴史の中で、タイトルのライダーに2度変身したのは僕だけらしいんですよ! これは大いに推していきたいです(笑)。
今年で俳優10周年なのですが、関われるとは思ってもみなかった『仮面ライダー』色に染めていただいた年になりました。来年はこの作品から始まるので、いいスタートを切れると思います。常々「誰かのヒーローになりたい」と思ってこの仕事をしているので、来年もヒーローになれたらいいですね。
木津:今年はワールドカップで盛り上がりましたね! 僕は、心の底から興奮して高揚感を覚えました。舞台の業界も、同じように盛り上げていきたいですし、そういう所まで行かなければいけない、と強く感じました。見てくださった皆さんに「舞台っていいね」「最高だね」と思っていただきたいです。来年はまず、一発目である本作をしっかりと見せていきたいですね。
生駒:実は、私自身も今年活動10周年なんです。今年はシェイクスピア演劇やドラマの主演もやらせていただき、お芝居でくたくたになるという嬉しい1年になりました。それから、本作の初日である12月29日は私の誕生日で(「おめでとう!」と声がかかる)。もうこれ以上幸せなことがないんじゃないか? と思ってしまうほどにいい1年でした。この作品の初日に誕生日を迎えられるなんて「10年頑張ってきてよかったなぁ…」と、ご褒美をいただいた気分です。
私がこうして幸せなように、私も誰かを幸せにしたいですし、誰かの笑顔の一部になれたら…という目標で俳優をやっています。来年以降もそうなったらいいなと思います。
なだぎ:僕は今年、2月に交通事故に遭いまして(笑)。半年ほど動けなくなるというとても苦い上半期を味わいました。しかし6月頃から少しずつ動けるようになって舞台にも参加できるようになり、夏には子どもも生まれました。とてもとてもかわいくてね。スタートは悪かった2022年ですが、まさかの刃さんをまた演じられることにもなりました。この良い流れを大事にしていきたいですね。
原作の漫画『風都探偵』はまだ連載が続いていますから、舞台も第2弾を目指したい気持ちでいます。来年は交通事故に気を付けたいですね(笑)。皆さんもぜひ気を付けてください。
――最後に、本作を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
和田:舞台は、上演しているその時間・その瞬間はその世界になります。観劇後は、その思い出で人生が楽しくなったりすると思うんです。“風都”は風がテーマだと思っています。皆さんの心に、新しい風を吹かせられるように精いっぱい努めていきたいです。
木津:さまざまなことがてんこ盛りで、非常にチャレンジングな舞台です。芝居、アクション、それから仮面ライダーも出てきます。舞台自体もですが、自分自身のチャレンジだとも捉えてしっかりとやらせていただきます。皆さんと仲良く年を越せるように、そして千秋楽を迎えられるように頑張ります。
生駒:本作が発表されたとき、テレビドラマの『仮面ライダーW』、漫画・アニメの『風都探偵』のファンの方は「舞台化? どうなるの?」と思ったと思うんです。でも、初日の幕が開いたら「舞台の『風都探偵』がちゃんとできている!」と思える作品になると思います。何よりも、本作の原作ファンである私が毎日稽古を見張っています(笑)。そんな私から見ても、楽しくて新しい可能性が見つかったと感じています。ぜひ楽しみにしながら劇場にきてください!
なだぎ:本作のような“原作もの”の舞台は、ファンを裏切らないことが大事です。その点、ここには原作ファンの見張り番がいますから(生駒を見ながら)、この舞台は成功します! この情勢、この時期ですからいろいろなことが怖いですけれども、この舞台には正義の風が吹き荒れています。(和田の方を見ながら)皆さんの心に、新しい風を吹かせられるように…(和田から「ふざけんな!(笑)」と突っ込みが入る)頑張ります、よろしくお願いします。
取材・文:広瀬有希/撮影:ケイヒカル
『風都探偵 The STAGE』ライブ配信概要
■対象公演・チケットリンク※マルチアングル配信では、スイッチング映像と全景映像の2つの画面をご自身で切替ながら視聴可能です。
■販売期間
・2022年12月29日(木)19:00初日公演
2022年12月19日(月)18:00~2023年1月12日(木)20:00まで
・2023年1月25日(水)14:00大千穐楽公演
2022年12月19日(月)18:00~2023年2月8日(水)20:00まで■販売価格
3,700円(税込)■ライブ配信時間
開演時間~公演終了まで■ディレイ配信期間
・2022年12月29日(木)19:00初日公演
準備が整い次第~2023年1月12日(木)23:59まで
・2023年1月25日(水)14:00大千穐楽公演
準備が整い次第~2023年2月8日(水)23:59まで■特典映像
・2022年12月29日(木)19:00初日公演
メイキング映像ほか
・2023年1月25日(水)14:00大千穐楽公演
キャストインタビュー映像ほか※詳しい視聴デバイスに関してはサービスサイトをご覧ください。
(C)「風都探偵 The STAGE」製作委員会
広告
広告