インタビュー

高本学×設楽銀河×日向野祥×阿部快征「COLOR CROW」に意気込み 内田裕也「4人の代表作に…」

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2022年3月に舞台、秋には映画公開も予定されている新たなメディアミックス企画「COLOR CROW」が動き出す。近未来を舞台に、未成年犯罪者収容所からピックアップされ、“シノビ”(忍者)が持つ特殊な訓練を経て、多岐に渡る任務にあたる“クロウ”というスパイたちの絆や生きる意味を描く作品だ。

2.5ジゲン!!では、中原裕也名義で原作を手掛け、本編では“クロウ”の司令官=椿泰親を演じる内田裕也、そして“クロウ”として任務にあたる阿佐美煉役の高本学、乃木杏莉役の設楽銀河、羅生聖護役の日向野祥、蒼田三月役の阿部快征の5人にインタビューを実施。

原作者の視点とキャストの視点、それぞれから本プロジェクトの魅力や見どころ、挑戦などについて話を聞いた。

――まずは原作を手掛ける内田さんにお伺いします。今作はどんなところに着想を得て、どうやって登場人物たちを生み出していったのでしょうか。

内田裕也:まず「こんな男、いいな」というところから、阿佐美煉というキャラクターが生まれました。この煉という人物をどんな人たちと絡めると物語になるのかな、という部分が最初にあって、後から世界観などを作っていきました。

結果的に今の「忍(しのび)だけど未来」という形になったんですが、忍と未来の間にある違和感をどうクリアするかということで、未来はテクノロジーが発達しているけど、なんらかの理由でコンピューターが使えなくなる事態になるかもしれない。そうなるとアナログな、その人自身が武器になる忍という存在じゃなきゃいけないという設定を作ったんですね。彼ら(クロウ)は、最初はただの人なんだけど、そこに忍者の要素を足して、修行してスパイとして活躍するようになる。「これ面白いかも」と思って今の設定になりました。

――忍×未来×SFな世界観を描くこの新プロジェクトへの参加が決まって、いかがでしたか?

高本学(阿佐美煉 役):純粋にまず面白そうだなって思いましたね。男子が好きなものがたくさん詰まっているので、かっこいい作品になりそうだなっていうのが第一印象です。映画と舞台のメディアミックス作品ということで、それぞれ違った熱量や作り方があると思うので、そのどちらもやれるというのも楽しみだなと思いました。

設楽銀河(乃木杏莉 役):名前がまずかっこいいですよね。男としてやっぱりこういう世界観に憧れている部分があって、お話を頂いたときに、やりたかった世界観と完全にマッチしていて、「ぜひやらせてください!」と。僕、妄想するのが大好きなんですよ。だから台本読んで、勝手に脳内でシーンを作って楽しんでいるので、稽古に入るのが待ち遠しくて仕方がないです。

日向野祥(羅生聖護 役):メディアミックスでいろんな方向性のある作品で、今はゼロの段階でこれから1を作っていくということで、存分に熱量を出したいんですけど、“逆2.5次元”じゃないですが、映画や舞台がきっかけで小説やアニメになっていくような展開も作れると思うんです。メディアミックス作品だからこそ1つ目を大事に作りたいなって思っています。

阿部快征(蒼田三月 役):今回、忍ということですが、忍って経験がないじゃないですか。だからそれがすごく楽しみで。もう台本を頂いているんですが、今作は忍やスパイがテーマということで、「わ、ここ忍らしいな~」っていう、隠れ方をするシーンがあったんですよ。そういう、忍だからこその部分も楽しんでもらえる作品になるんじゃないのかなって、今から楽しみですね。

――今回演じる役の見どころや、演じる上で楽しみなところを教えてください。

高本:煉は一言で言うと、強いキャラクターで、威勢がよくて強くて仲間思いな部分がある人物ですね。そういう部分で、これまで観たことないと思ってもらえるような役作りをしていきたいなと思います。

設楽:杏莉は煉とタッグなんですけど、強く見せている子っていう印象を受けたんですよ。これから稽古をしていく中でその印象も変わっていくかもしれないんですけど、タッグならではの関係性みたいなところを観ていただけるといいかなって思います。自分が今想像しているキャラクターのあり方が今後変わっていくかもしれないので、そこも僕自身すごく楽しみです。

日向野:羅生聖護という人物は真っすぐで思いが強い人。曲がったことが大嫌いで、チームに一人いたらすごく心強いと思うし、いなきゃならない存在だと思う。プラス、彼はお寺で育っているんですよね。多分お寺で育つって、生まれたときからそこにいるっていうことは、きっと接し方や考え方も普通の人とは変わってくると思うので、そんなところも役作りに取り入れられればと思っていますね。

阿部:蒼田三月は生意気なところがあります。設定として19歳の役なので、僕自身が19歳の時どうだったかなと思い返してみると、すごく小生意気だったなと(笑)。その自分の生意気だった頃を思い出しつつ、役として取り入れていきたいですね。まあ、今現在も生意気なんですけど。

日向野:そうね(笑)。

設楽:わ! 僕、今気づいちゃったんですけど、蒼田三月くん19歳で僕と一緒なんですね。しかも設定を見ると、彼の誕生日が11月25日で僕とまったく一緒なんですよ!だからもし何かあったら僕に聞いてください。

阿部:でも銀河くん19歳だけど、生意気な部分が全然ないよね。

設楽:僕、全然生意気ですよ!(隣に座る高本に向かって)ねえ?

高本:…いや、分かないんです。

一同:(笑)。

設楽:急に距離感がある(笑)。

――皆さんに役への思いを伺いましたが、内田さんはこの4人のキャラクターにどんな思いを乗せたのでしょうか。

内田:最初は煉と杏莉がバディという設定にしたんですが、今後ストーリーによってはそのバディが変わる可能性もある、というのがこの作品の特徴ですね。変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。やらかしちゃう人がいたら、脚本が変わるかもしれない。

阿部:僕たち今すごく釘刺されてません?

一同:(笑)。

阿部:原作者の方と同じ板の上で作品を作るっていう経験が初めてなので、いろいろ見られていそうで、ちょっと怖いですね。

内田:僕は逆に、みんながこうやって作品のことについて話してくれているのが、嬉しい半面怖いかな。自分が書いたものを、今はこうして表面上は面白いって言ってくれているけど、「ここは納得いってないんだよな」っていうのももちろん人間だからあると思うんだよね。そういうのも含めて、小さなことでもみんなが納得いくように積み重ねていって、みんなで作っていけたらなって。

みんなで作っていくという気持ちで、あえて自分も中で一緒にやることにしたんです。本当は最初、自分が演者として参加するか悩んでいたんですけど、やっぱりこの役はやりたいなと思って、この形になりました。

――挑戦しがいのある作品になりそうですね。

阿部:3月の舞台(蒼霧之翼)がシリーズ1発目なので手探りの部分はあると思うんですが、その挑戦をしっかりクリアしていって、みんなに愛される作品にしたいですね。

内田:映画(緋彩之翼)と舞台、近い時期に撮影と稽古を予定しているんです。同じ「演じる」ことではあると思うんだけど、細かいところで違いがいっぱいあると思うから、僕としてはみんなには映像なら映像のお芝居を、舞台なら舞台のお芝居を、ちゃんとやれる人になってほしいと思っていますね。そういう部分ではハードルが高いと思うんですが、一緒に成長できたらなと。みんなぶっちゃけ、映像どう?

高本:僕はベースが舞台で、映像の経験もありますが、舞台が多いですね。舞台と映像でお芝居を区別してやっていくというのは、挑戦であり成長できるところだと思うので、みんなで意見を出し合いながら作っていければなと思いますね。

――挑戦という意味では、高本さんは今作が舞台初主演となりますね。

高本:そうですね。今回初主演としてやらせていただくんですが、座長として自分はしっかり自分の芝居を高めて、背中を見てもらえればいいかなと感じています。そして、それぞれが魅力的なキャラクターなので、一人一人が座長だと思って、みんなで作っていけたらいいなって思います。

阿部:僕は映像の経験が少ないので、舞台のお芝居との違いを自分の中で見つけていきたいですね。映像作品は今後も挑戦していきたいなっていう気持ちがあるのでちゃんとやっていきたいなって。映像経験が多い方もいらっしゃる現場なので、自分のシーン以外でもたくさん勉強したいですね。

日向野:僕は映像作品もやってはいますが、ドラマと映画だと使うレンズが違うし、それだけで演技の仕方が変わってくるんですね。そういう違いは確かにあるんですが、根本の演じることは一緒なので、僕は「映像だから」と気負いすぎることなく臨みたいなと思っています。挑戦ということで言うと、舞台と映画で一緒というのが僕は今回が初めてなんですよ。舞台と映画の雰囲気や熱量ってちょっと違ってくると思うので、舞台と映画の間で調整していくというのは挑戦ですね。

設楽:今回、原作はあるけど割と自由だと思っていて。だからこその面白さがこの作品にはあると思うので、2.5次元作品にしないっていうのが僕の中では挑戦かなと思います。変態なんですよ、僕。

一同:(笑)。

設楽:ハードルが高いと燃えるんですよ! 先が見えないことに挑むのが好きで、この作品もどうなっていくのか分からないところがあるから楽しみで仕方ないです。

――今回共演経験のある方もいれば初共演となる方もいると思いますが、4人の雰囲気はいかがですか?

阿部:僕は学さんの演じる姿は観たことがあって、その時の役の印象で熱い人だなって思っていたんですが、こうして話してみると意外とクールで。僕の想像していた学さんと違って、今日一番驚きましたね。

設楽:人見知りしてるだけですよ。

高本:そう、人見知りなんで…。

日向野:人見知られちゃったね。

阿部:そうね(笑)。

高本:僕、今回銀河以外の方は初共演で。こうして皆さんと話してみて、周りを尊重する方ばかりだったので、すごく安心して現場づくりができそうだなと思います。

設楽:僕も今回のカンパニーの皆さんは、話しやすいなっていう印象ですね。一緒に作品を作る上で話しやすさってすごく大切だと思っているので、今回はすごく良いなって思っています。

――ムードメーカーは設楽さんでしょうか?

設楽:いやいや、阿部くんです。

阿部:銀河くんです。

設楽:阿部くんとはやっているゲームが一緒で、すごく仲良くなれそうだなって思いました。

阿部:でも銀河くんは演じるとプライベートも役に近い状態になるらしくて…。杏莉は普段おとなしい役らしいので、それに引っ張られて銀河くんまでおとなしくなってしまうと、僕ちょっとおとなしい方との話し方が分からないので、なんとか頑張って普段も明るくいてほしいですね。

一同:(笑)。

阿部:一番歳上の日向野くんとはどう? 話せそう?

設楽:話しやすいです。そんなにまだ話す機会がないんですけど(笑)。実は日向野くんとは約10年前に共演したことがあって、すごく縁を感じています。

日向野:(設楽は)当時は9歳か10歳で子供だったので、本当にかわいかったんですよ。「写真撮ってください」ってかわいい笑顔で声を掛けてくれて。今は少年っぽさとかフレッシュさもあって、いい意味で昔のまんまだなって。

設楽:僕から見てもあんまり当時と印象変わってないですね。

阿部:シリーズでやっていく作品なので、ここがみんなのホームになるような、温かいカンパニーになるといいなと思うんですが、どうですか学さん?

高本:いや本当そうだと思います。愛のあるカンパニーになればいいなと思いますね。

内田:この作品が4人の代表作になると良いなと思います。そんなシリーズになればと。10年後もみんなのプロフィールに『COLOR CROWの◯◯役』って書かれているくらい、大切に作っていきたいです。あと、「NEST」(クロウたちの所属する機関名)って日本語にすると「巣」という意味なんです。だからみんなにとってこの作品が帰ってくる巣のような場所になってほしいと思います。

――今後の展開、楽しみにしています。では最後に、ファンへのメッセージをお願いします。

高本:熱量高く熱い作品になればいいなと思います。プロジェクト一発目となる舞台をはじめ、映画もありますので、メディアミックス作品として成功できるように、自分自身にできることを精一杯務めながら、役とともに成長してみんなで高め合っていけたらと思います。「観て良かった」と思ってもらえる作品になるよう、愛ある作品を届けたいと思います。

設楽:第一弾ということでプレッシャーも感じていますが、ものすごく脚本が面白いんですよ。この面白い世界観を一人でも多くの人に知ってもらいたいなという気持ちが強いので、ぜひお友達にも共有してもらって、観に来てもらえたら嬉しいなと思います。

日向野:もちろんプレッシャーもありますけども、このご時世だからこそのエンタメでもあると思うので、存分に熱量を感じて何かを受け取ってもらえればと。その「何か」っていうのは観た人によって違うと思うので、そこを見せていくのが僕たちのお仕事だと思います。全力で臨むので、ぜひ楽しみに待っていてくれればと思います。

阿部:それぞれの登場人物が抱えるものはしっかりと重く、熱量あるシーンではその熱を届けて、観た方に何か感じて、考えて帰ってもらえたらいいなと思います。今後の展開を予想しながら、いろんな人に楽しんでもらいたいですね。皆さんの応援があって続けられる作品なので、このプロジェクトを応援していただけたらと思います。

内田:舞台と映画をなぜ一緒にやるのか、というのをぜひ両方を観て感じ取ってもらいたいので、そこを意識しながらみんなでいい作品にしていきたいと思います。

***

5人が一堂に会して話をするのはこの取材日が初とのこと。言葉を交わしながら、次第に上がっていく熱量が印象的なインタビューとなった。新プロジェクトならではの緊張感と高揚感を持って、ついに第一弾となる舞台が3月に幕を開ける。SFアクションやバディものが好きな観劇ファンにとっては必見のタイトルとなるだろう。

取材・文:双海しお/撮影:遥南碧

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公演情報

プロジェクト名

「COLOR CROW」

出演者

高本学、設楽銀河、日向野祥、阿部快征、湯浅雅恭、杉江優篤、村上幸平、内田裕也 ほか

企画・主催

COLOR CROW 製作委員会(Ask、サンライズプロモーション東京 ほか)

公式HP

https://www.colorcrow.net/

公式Twitter

@colorcrow_p

公式Instagram

@colorcrow_p

舞台公演概要

【タイトル】
「COLOR CROW 蒼霧之翼」
【公演期間・会場】
2022年3月12日(土)〜3月21日(月・祝)
東京・シアターサンモール
【スタッフ】
原作:中原裕也
脚本:天道満彦(STAR☆JACKS)
演出:小谷嘉一

映画概要

【タイトル】
「COLOR CROW 緋彩之翼」
【上映予定】
2022年秋
【スタッフ】
原作:中原裕也
脚本・監督・編集・撮影:ヨリコジュン

(C)中原裕也・Ask (C)2022COLOR CROW製作委員会

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