インタビュー

【戦国炒飯TV】滝澤諒「未完成の部分も含めて魅力」――ChoshU特集vol.1

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「戦国炒飯TV 〜なんとなく歴史が学べる映像〜」YouTubeチャンネル シーズン2が現在配信中。トップバッターとして登場したのが、長州藩士によって結成されたアイドルグループ・ChoshUだ。

2.5ジゲン!!では、ChoshU特集としてメンバー9人全員にインタビューを実施。初回となる今回は、SHIN(高杉晋作)を演じる滝澤諒を取り上げる。ChoshUやSHINの魅力、パフォーマンスのこだわり、自身の“志”などを聞いた。

戦に行くような気持ちで――

――まずはChoshUへの参加が決まった際の心境を教えてください。

これまでも何度か「戦国炒飯TV」さんのコーナーに出演させていただいたり、放送や配信を見たりして、毎回すごく絶妙なユニットが登場されているなと感じていたんですけど、今回も本当に絶妙で…これは面白いことになりそうだなとわくわくしました。

実は、文字だけだとイントネーションが分からなくて「(長州のイントネーションで)チョーシュー」と読んでいたんですけど、現場に行ったら「ChoshU(チョシュ―)です」と言われて、本当にいいネーミングだなと感心したのを覚えていますね(笑)。

――以前のうつけ坂49のインタビューでは、あえて役を作り込まずに収録に臨んだと仰っていました。今回のSHINはどのように役作りされたのでしょうか。

今回は史実を絡めた一人一人のインタビューパートもあったので、歴史的なワードがすごく多いなという印象があって。「意味をしっかり分かった上でやらないと」と思ったので、セリフをしっかり理解することも兼ねて、事前に高杉晋作の本を買って勉強しました。

なので、利ちゃん(うつけ坂49の前田利家)の役作りとはアプローチがちょっと違いましたね。利ちゃんのときは、「頭に矢が刺さっても頑張ろう」みたいなところがフィーチャーされていたので(笑)。

今回は、史実を絡めながら幅広く彼の人となりに迫る内容だったので、勉強の必要性を感じましたね。

――勉強したことで、芝居に反映されたのはどんな部分ですか。

歴史上の高杉晋作は行動力も決断力もあって、皆を率いていく力もあって、すごくカリスマ性のある人物だなという印象でした。あとは寡黙で熱心な人だなと。

でも、感じたままにそれだけで演じてしまうのは、“「ChoshU」の高杉”としてはもったいないのかな、プラスアルファしていけたらいいなと考えて、高杉が武士であることに情熱的だったように、ChoshUのSHINもアイドルというものに対して情熱的でいたいなというのを、一つの大事なキーポイントとして演じました。

史実の高杉のイメージを持って見ていただくと、意外とSHINのテンションが高くて驚く方もいらっしゃるかもしれないですが、「SHINは戦に行くようなマインドで、ChoshUで活動しているんだよ」というところが伝わればいいなと思います。

最初はもう少し勉強したイメージを活かして、ガッシリと力強い感じで演じようと思っていたんですけど、最終的には「真面目」という要素を取り入れて、アイドルを真面目にやる高杉という形にしました。

あとは、(吉田)松蔭先生を心から慕っていて、先生のためなら自分の命も顧みず危険に立ち向かっていけるという“意志の強さ”を高杉晋作からは感じました。

歌やダンス、スタジオトーク、オーディションでも、松蔭先生の下でアイドルができる喜びや忠誠心を散りばめていきたいなと思っていて。映像から、松蔭先生のことが大好きなんだなということが伝わればいいなと思っています。

「笑顔でいること」の大切さ

――S.Y.Moushiは「志と嫉妬心」がアイドルにとって必要な要素だと言っていました。滝澤さんが思うアイドルに必要な要素は何ですか。

え~難しいな。作品の中でアイドルを演じさせていただいたり、ユニット活動をさせていただいたりしているんですけど、そういった活動を通して感じるのは「笑顔でいること」の大切さですね。

これは浅くもあり(笑)、深くもあるんですが、僕も好きな2次元のキャラクターがいて、「そのキャラクターが笑っていてくれたらそれ以上はもう何もいらない」と思う瞬間があるんですね。その瞬間って、そのキャラクターを好きになって良かったなと思う瞬間でもあるので、2次元、3次元関係なく、自分もステージに立つ以上は、観てくださっている人に「この人がずっと笑っていてくれたらいいな」と思ってもらえるような明るさや元気さは大事にしていきたいなと思っています。

でも、その反面、落ち込んだり辛くなったりしたことを隠さないというのも、アイドルにとっては一つの魅力なんじゃないかなと思うんです。

色んな表情を見せるからこそ、「応援したいな」と思っていただける部分もあると思うので。感情を隠さずにさらけ出しつつ、最終的には笑顔でいる。そんなところがアイドルの魅力だと思います。

――S.Y.Moushiとのやり取りでは“志”キューブを託されるシーンもありますね。ご自身にとって譲れない“志”は何でしょうか。

志と言うとちょっと大義な感じがしちゃいますけど、譲れないものとしては「和を乱さない」ことですね。とにかく自分発信で和を乱したくないなという志はあります。

仕事に対して立ち向かっていくとかストイックであるとかは、志というよりもマストで持っていないといけないものだし、今さら自分に言い聞かせるものでもないと思うので、あえて言葉にする必要はないかなと思うんです。

なので、協調性を持つことを意識しています。グループ活動では、仲は良くても気を遣うとか、一人で突っ走らないで周りを見るようにしようと心掛けていますね。

――その志を持つに至ったきっかけがあったのでしょうか。

ソロの活動や舞台でもそうですが、「この人がいてくれて助かったな」「この人のために何かをしてあげたい」と思えるマインドが素敵だなと思える場面が結構あって。

どのお仕事もたくさんの人が関わってくださっているので、ときには自分が縁の下の力持ちになって全体を持ち上げられることもあるだろうし。そういった全体のバランス感って武器だなと思っているので、自分もいつでもバランスが取れるように広い視野を持ち続けていたいなと考えるようになりましたね。

――では、SHINはChoshU内でどんな立ち位置の人物ですか。

SHINってあんまりべらべら喋るタイプじゃないんですよ。率先して発信するというよりは、一歩引いて俯瞰で見ているようなキャラですね。でもパフォーマンスになると、グッと目で追いかけてしまう華やかさを持ち合わせているキャラクターだと思います。

トークとパフォーマンスで結構ギャップがあると思うので、そんなところにも注目してもらえればと思います。

――撮影時の滝澤さんはどんな立ち位置でしたか。

僕はSHINよりもうるさかったのは確かです(笑)。初めましての方が多かったんですが、皆さん気さくに話してくれましたし。

一番盛り上がったのは、ソロダンスパートの収録ですね。僕以外のメンバーがカメラ裏でコーレスしたり「キャー」って言ってくれたり、すごく声援を飛ばしてくれたのでめちゃくちゃ盛り上がったんですよね。

その日、会ったばかりで、振り入れしてみんな余裕がない中、お互いにエールを送り合っている空気感というのがすごく素敵だなって。自分のことで精一杯になっちゃってもおかしくない状況の中、ChoshUを盛り上げようっていう気持ちが皆の中にあるのをすごく感じられて、このグループに参加できて良かったなと思いましたね。

――パフォーマンスで注目してほしいところはどこですか。

SHINが自分のソロパートでウインクしているところがあるので、それを探してほしいです!

曲のパート割をもらったときに「ここは絶対キメてやろう」とアイドルセンサーがビビビっと反応したところだったので。ぜひ映像を見ながら「ここで反応したんだ」と思いながら見てもらいたいです(笑)。

あとは、(番組の)プロデューサーさんが「この曲の歌詞には強い言葉があるんだけど、それを全力で楽しそうにやる儚さが面白いところだと思う」と仰っていたので、とにかく楽しくというのを意識しましたね。身体中から自然と溢れる笑み、みたいなものを振付に乗せて踊るようにしました。

“最高の粗”を探してほしい

――滝澤さんはうつけ坂49、Official付け髭男dismにも参加されています。グループによって雰囲気の違いは感じましたか。

全てのユニットに関して、フレッシュなメンバーが揃っていて、だからこそのエネルギッシュさとか明るさが出ているなと思います。

そういった共通点がある中で、ChoshUはより“これからの可能性”を感じさせるようなグループだと思います。

うつけ坂49の場合は、最初から世界観が完成されていてコンセプトの主張もすごく強く持っていたし、Official付け髭男dismはバンドらしい渋さがあったし。

それに対してChoshUは、いろんな色を付け足していける可能性のあるグループだと思います。

――オーディションから描かれているので、思わず成長を見守りたくなる魅力がChoshUにはありますよね。

そうなんですよ、未完成の部分も含めて魅力というか。

収録ではダンスパートを先に全部撮ってから、オーディション風景を撮影したんですね。ダンスのときはすでに完成されたChoshUとしての撮影だったので、メイクもしっかりしてもらっていたんですけど、オーディションのときはデビュー前なのでメイクを落とそうということになって。

よりシンプルな容姿にするために、急遽アイメイクを落として服もシンプルなものに変えて、時系列的な部分もこだわって作られていて。

ダンスも引きの映像で見ると「あれ、ミスっているかな!?」みたいなところも、実は無くもないんですけど(笑)。それも逆にChoshUの良いところなのかなと思っていて。

それでも笑顔で乗り切ってやるぞっていうエネルギッシュさが、このグループの武器になっていると思うので、すごくいい意味での“最高の粗”をたくさん探してほしいです!

――エネルギッシュなメンバーが集っているChoshUですが、滝澤さんの推しメンは誰ですか?

SHINです!

――即答ですね!

もちろんです。SHINは良いですよ~。かっこいいし(笑)。

でもGEN(演:白柏寿大)もいいですね。彼の些細な気配りというか、縁の下の力持ち的なところがすごく良いなと思っていて。彼は高身長なのでパフォーマンスも映えますしね。

なんならGENとSHINの双璧ソングみたいなものも作れたらいいなと思うんです! お互いジェラシーやライバル心を感じつつも一番にはリスペクトがある、みたいな。ぜひ実現したいので、この記事で文字にしておいてください(笑)。

YouTubeという皆さんの声を身近に感じられるメディアでやらせてもらっているので、その分、皆さんの声が大きければ実際に反映されていくんじゃないかなと思うんです。皆さんに“草莽崛起(そうもうくっき)”していただいて、二人三脚でChoshUを盛り上げていきたいなと思います!

――最後にファンに向けてのメッセージをお願いします。

今までにない全員の生い立ちを知った上で展開されていくユニットということで、各メンバーを推したい気持ちが芽生えやすいのではないかと思います(笑)皆さんもぜひSHINのように“強い意思”を持って推していただきながら、この先の配信も楽しんでいただけたら嬉しいです。

そして、これまでにも増して史実をなぞらえている内容になっているのではないかと思いますので、楽しく歴史を学んでいただけたら嬉しいです。

ぜひ何度も見返して、キャラクターも歴史も深く知っていただけたらなと思います!

* * *

SHINを演じた滝澤に、ChoshUインタビューの初陣を飾ってもらった。役作りへのこだわりを知った上で改めて「Nine 志士 Road」を見ると、きっと新たな発見があるだろう。

ぜひファンの皆さんの声を届けてほしいと熱弁していた滝澤。少しでもChoshUの活躍の場が増えることを願って、動画再生やコメントで盛り上げてみてはどうだろうか。

文:双海しお

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公演情報

番組名

「戦国炒飯TV」

オフィシャルサイト

http://sengokuchahantv.com

オフィシャルTwitter

https://twitter.com/sengokuchahanTV

YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCw_xrcNi6xHt_8nYAX0Sqcg

スタッフ

全体構成:酒井健作
コンセプトデザイン:ニイルセン
脚本:安部裕之、熊本浩武、土屋亮一
監督:住田崇

制作プロダクション:ディアステージ
制作協力:TIA・スマイトピクチャーズ
音楽制作:キングレコード
企画・製作:「戦国炒飯TV」推進委員会

(C)2020 戦国炒飯TV

WRITER

双海 しお
 
							双海 しお
						

アイスと舞台とアニメが好きなライター。2.5次元はいいぞ!ミュージカルはいいぞ!舞台はいいぞ!若手俳優はいいぞ!を届けていきたいと思っています。役者や作品が表現した世界を、文字で伝えていきたいと試行錯誤の日々。

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