2020年12月に大阪、2021年1月に東京で上演予定のミュージカル『DREAM!ing』。ゆめ見る男子のキズナ育成ゲーム『DREAM!ing(ドリーミング!)』の舞台化で、名門校・東雲学園を舞台に、絆を深め、切磋琢磨していく首席候補生たちの青春ストーリーが描かれる。
夢を思いのままにすることができ、かつ他者に共有することができる新技術のシステム、「ゆめシステム」。その中で行われる首席候補生のパフォーマンス「ゆめライブ」は同アプリの魅力のひとつであり、今回の舞台化によってどのような演出がなされるのか、期待が寄せられている。
2.5ジゲン!!では、主人公・望月悠馬役の佐藤信長と、花房柳役の山田ジェームス武にインタビューを行った。この日が初対面という2人が、互いの印象から役作りのこだわりまで、熱く語った様子をお届けする。
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もくじ
山田「何でも言い合っていこうね」 舞台のために交わした約束
ーー舞台に出演が決まったときのお気持ちを教えてください。
山田ジェームス武:今まで演じたことのないタイプの役なので、とても楽しみです。
お話をいただいてアプリをプレイしてみたのですが、キラキラしているのはもちろん、ストーリーがすごく深い。
明るくてきれいでキラキラした面と、ガツガツしている泥臭い面が両方あって、このゲームが舞台になったら面白いだろうな、と感じました。
佐藤信長:僕も、アプリをプレイしてみてストーリーに引き込まれました。「これを舞台でやったらどうなるんだろう?」とわくわくしました。
原作付きのミュージカルへの出演は、実は初めてなんです。芝居はもちろん、歌もダンスも稽古を頑張って、たくさんの原作ファンの皆さんの期待に応えたいです。
ーー今日がお2人にとって初対面とのことですが、印象はいかがですか?
山田:誠実そうだな、というのが第一印象でした。でもね、話しているうちに「あれ? ふわふわしてて……ちょっと抜けてるのかな?」って(笑)。それですごく親近感を持ちました。
絡みやすいし、話しやすいし、僕は自由にやりたいタイプなのですが、何でも許してくれそうなので安心しています(笑)。
佐藤:思っていることを全部言ってくれるので、裏表がないそのままの人なんだなと感じました。
何でも伝えてくれるのは、いい作品を作るためにとても大事なことだし、信頼関係も生まれます。お互いに何でも言い合っていこうと思っています。
山田:作品作りのために、何でも言い合っていこうね。
佐藤:そうですね!
運命を感じたキャスティング 佐藤「悠馬と境遇がとても似ている」
ーーそれぞれが演じられるキャラクターの印象を教えてください。
山田:柳はすごく色気のあるキャラクターですよね。そういう役を演じた経験がないので、色気をどう出していけばいいのかな、と考えています。
舞台を観て柳のことをもっと好きになって、改めてアプリのストーリーに深みを感じてもらえたら嬉しいです。
佐藤:悠馬と僕は、実は境遇がとても似ているんです。悠馬は鹿児島から出てきて、名門の東雲学園に入学して成長していく。僕は宮崎から上京して役者をやっているので、お話を頂いたときに「似ているな」と運命を感じました。
それから、声をあてられているのも僕と同じ「信長」という名前の島﨑信長さんなので、ここでも運命を感じます。島﨑さんとは一度お会いしてお話ができて、本当に嬉しかったです。
ーーお互いのキャラクターに対しては、どのような印象を持たれていますか?
山田:悠馬に対しては、ものすごく勇気のある人物だと思っています。悠馬は東雲学園でどんどん成長して変わっていきますよね。
「変わっていく」それって、すごく勇気がいることなんです。
例えば、僕は「Men’s egg」という雑誌でギャル男モデルをやっていました。でも、もちろん生まれたときからギャル男だったわけではありません。19歳のときに「変わりたい」と思って、勇気を出して変わりました。
悠馬が勇気を出して変わっていく。そのパワーに周りが引っ張られていく……。とても強い意志を持ったブレない人間だと感じます。
佐藤:柳先輩は、何でも完璧にこなせてしまう人物です。悠馬に対して、「ゆめライブ」で自分を出すことを教えてくれたのも柳先輩だったし、いろいろなことを教えてくれて導いてくれる人。
柳先輩もそうなんですけれど、山田さんにもこれからたくさん頼っていきたいと思っています(笑)。
役作りのこだわり。原作へのリスペクトを表現するために
ーー役作りや稽古について伺います。工夫していることや、大変だと思うことは何でしょうか?
山田:僕は、原作付きの舞台で役を作るときに決めていることがあるんです。それは、声優さんの「声まね」を第一優先にしないこと。
大事にしているのは「言い回し」です。そこに、キャラクターの考え方や、どうやって生きてきたのか、それこそ人生そのものが表現されていると思うんです。
声優さんはさまざまな言い回しでそのキャラクターに命を吹き込んで、魅力的な人物を作り上げています。
言い回しを研究して自分の中に落とし込んで、舞台でしかできない方法で表現していく。生身の人間が演じる意味を重ねて、さらに人物に深みを持たせること。それが、原作と声優さんに対する、僕の最大のリスペクトです。
演じているうちに、自然と声が似てくることはあります。でもそれは、僕と役と声優さんの想いが一体になった結果だと思うので、とても素敵なことですよね。
佐藤:大変なところで言えば、ダンスの振り付けです!(笑)。(振付のMAMORUさんの振り付けは)本当に速くて振りが多い。これはレッスンをたくさんしなければいけないなと思っています。
みなさんに楽しんでいただけるように、頑張って稽古を重ねていきます。
『DREAM!ing』をさらに好きになってくれたら
ーー最後に、舞台を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
佐藤:舞台のキャスト発表で生配信(※『DREAM!ing』公式生放送「ドリ生!」)に出演させていただいたときに、改めてこの『DREAM!ing』という作品が多くのファンの皆さんに愛されているのだと知りました。
こんなにも愛されているこの作品に出演できること、悠馬という役を演じられることを本当に幸せに思っています。
今まで画面の中で見ていたものが目の前に現れる……。僕自身、原作付きの2.5次元舞台を初めて見たときにとても感動したことを覚えています。その気持ちを、お客様にも同じように感じていただけたら嬉しいです。
たくさん稽古をして、最高のものを作り上げられるように頑張ります!
山田:役者である僕たちは、生身の人間が舞台で演じる意味があるものを作り上げたいと思っています。
舞台を観てくださったお客様が、改めて『DREAM!ing』って本当に面白いな、と思ってくださるように、そして『DREAM!ing』というコンテンツ全体をもっと好きになってくれたら本望です。
原作をリスペクトしながら、ファンの皆さんの想いも込めて、熱い気持ちでしっかりと作りこんでお届けしますので、ぜひ楽しみにしていてください。
撮影:ケイヒカル
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— 2.5ジゲン!! 編集部【公式】 (@25jigen_news) August 26, 2020
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