インタビュー

小柳心、辿り着いた境地からさらに高みへ 東堂葵で魅せる舞台「呪術廻戦」

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「週刊少年ジャンプ」で連載中の芥見下々の漫画『呪術廻戦』を原作とした舞台化作品「じゅじゅステ」待望の第2弾となる舞台「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同-が現在絶賛上演中だ。

2.5ジゲン!!では全3回に渡りキャストへのメールインタビューをお届け。今回は、舞台版初登場キャラクターの1人、呪術高専京都校の東堂葵を演じる小柳心に、役づくりや公演が始まってみての思い、“マイブラザー”佐藤流司とのエピソードなどを聞いた。

――原作漫画やアニメの『呪術廻戦』にはどんな印象を抱いていましたか。

もともとジャンプで連載が始まった時から単行本でしたが読んでいました。ジャンプの新たな看板漫画が始まったんだ、とワクワクしたのを覚えています。

また、ジャンプにしてはかなり「ダーク」な内容で、すでに大人だった私はなお引き込まれました。

――東堂葵を演じるうえで、ご自身にとって“挑戦”となったことはどんなことでしょうか。

私ごとになってしまうのですが。20代の鳴かず飛ばずの中、「何か特徴をつけなければ!」と思い、あれこれやって辿り着いたのがこの肉体でした。

そして私が知り得る限り、この“東堂葵”という男は私の集大成かと思います。挑戦してきたからこそ辿り着けた境地、だと思います。

――東堂葵をどう捉え、役づくりをおこないましたか。

名は体を表す、というならば、体は名を表すのでは、というのが私の考えです。

東堂葵に近づけるよう必死にトレーニングを積み重ねました。東堂葵と出会う前からこの日のためにジムにいたのだと思います。

――配信でぜひ注目してほしいポイントを教えてください。

私と、マイブラザー佐藤流司との共闘をぜひ見ていただきたいです。虎杖の細やかな苦悩の表情や、私の大胸筋の張りをお楽しみください。

――小柳さんから見た京都校キャストの雰囲気はいかがですか。キャスト陣を家族に例えると?

竹内夢ちゃんや塩田康平くんのコミュ力のおかげで、とても和気藹々(あいあい)としています。演出家である小林顕作さんの人柄もあってか、カンパニー全体がいつもいい空気です。

家族に例えるというか、もはや家族のようです。楽屋ではみんなで将棋を指しています。ちなみに私が一番弱いです。

――“ブラザー”虎杖を演じる佐藤さんとの印象的なエピソードはありますか。

佐藤流司とは2023年、別作品を含め半年以上一緒にいます。それでもなお、彼の主演たるスター性には敬服せざるを得ません。

あまりにも一緒にいすぎて、ここでお話しできるようなエピソードが思い浮かびません。ただ言えることは、私はブラザーのことが大好きです。

――「じゅじゅステ」で始まる2024年の抱負を教えてください。

人生が変わるなら今、と思いながら日々精進してきました。2024年は飛躍の年にしたいです。飛躍します。なんとしても。この思いが呪いに転ずることなきよう、明るく楽しく元気よく過ごすことも抱負の1つです。

あとBIG3を伸ばしたいです。スクワットが弱いので頑張ります。合計400kgを超えたいです。

――公演が始まりお客さまが入ったことで見つかった新たな発見はありますか?

意外とTシャツはゆっくり破ったほうが面白い…かもしれない。

――ここまでの日替わりシーンで印象に残っているものを教えてください。

ご期待に添えず申し訳ないのですが、日替わりシーンはございません。しかしながら日々新鮮さを忘れず、まるですべてのシーンが日替わりかのような思いで臨んでいます。

もしかしたら今日は高田ちゃんと付き合えるかもしれません。高田ちゃんと付き合える。その可能性は0ではない!!

――本番の中でブラッシュアップした部分があれば教えてください。

すべて、とお答えしておきましょう! 日々研鑽(けんさん)を続け、クオリティアップに余念がないすばらしいカンパニーです。

――最後に千秋楽でのライブ配信に向けて、ファンへのメッセージをお願いします。

秋という字には我々演劇界では「飽きが来る」というところから縁起が悪いなんて言われて千穐楽という漢字を使うことがよくあります。飽きるなんて一度だって思ったこともない。まだまだ演じたい、まだまだ続けたい。東堂葵とともに歩みたい。高みへ昇りたい。

これは終わりではなく、まだ続く物語のはじまり。
どうぞ最後までお楽しみください。

そして願わくば、画面の向こうでも盛大な拍手をいただければ幸いです。

***

次回は加茂憲紀を演じる梅津瑞樹が登場。絶賛上演中の公演を楽しみながら、こちらのインタビュー記事の公開も楽しみに待ってもらえたらと思う。

取材・文・撮影:双海しお

ライブ配信情報
※以下のリンクはプロモーションを含みます。
■対象公演・チケットリンク

【配信期間/販売期間】
①2024年1月14日(日)12:30公演(マルチアングル)
・ライブ配信:1月14日(日)12:30~公演終了まで
・見逃し配信:準備が整い次第~1月21日(日)23:59
・販売期間:12月11日(月)10:00~2024年1月21日(日)20:59

②2024年1月14日(日)18:00大千秋楽公演(マルチアングル)
・ライブ配信:1月14日(日)18:00~公演終了まで
・見逃し配信:準備が整い次第~1月21日(日)23:59
・販売期間:12月11日(月)10:00~2024年1月21日(日)20:59

【視聴料】
視聴チケット価格:各3,800円(税込)

【マルチアングル】
CH1:スイッチング映像
CH2:全景映像
※1:スイッチング映像と全景映像の2つの画面をご自身で切り替えながら視聴可能です。

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公演情報

タイトル

舞台「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同-

原作

「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)

脚本

喜安浩平

演出

小林顕作

構成補佐

伊藤マサミ(進戯団 夢命クラシックス)

期間・劇場

2023年12月15日(金)~31日(日)
東京・天王洲 銀河劇場

2024年1月6日(土)~14日(日)
兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobe

キャスト

虎杖悠仁:佐藤流司

伏黒恵:熊沢学
釘崎野薔薇:山口乃々華

禪院真希:高月彩良
狗巻棘:定本楓馬
パンダ:寺山武志

夜蛾正道:南誉士広
冥冥:立道梨緒奈

東堂葵:小柳心
加茂憲紀:梅津瑞樹
西宮桃:久家心
禪院真依:長谷川愛
三輪霞:竹内夢
究極メカ丸:塩田康平

庵歌姫:平湯樹里
楽巌寺嘉伸:陰山泰

組屋鞣造:北村海
重面春太:益川和久
高田ちゃん:小貫莉奈

壊相:青柳塁斗

五条悟:三浦涼介

公式サイト

https://jujutsukaisen-stage.com

公式X(旧Twitter)

@jujutsu_stage

(C)芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会

WRITER

双海 しお
 
							双海 しお
						

アイスと舞台とアニメが好きなライター。2.5次元はいいぞ!ミュージカルはいいぞ!舞台はいいぞ!若手俳優はいいぞ!を届けていきたいと思っています。役者や作品が表現した世界を、文字で伝えていきたいと試行錯誤の日々。

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