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納谷 健が演じたベストキャラは? 爆発的ポテンシャルで新時代を切り拓くMr.ストイック

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納谷 健は、身体能力も表現力も縦横無尽で、その広がりに限界を感じさせない役者だ。「おっ」と思った次の瞬間には、今いる場所から高く跳ね上がり、次のステージにいる。そんな印象すらある。

8月7日の今日、納谷は25歳を迎えた。1年前は、誕生日を記念したコラムでお祝いとさせてもらったが、今年は事前にファンアンケートを実施した。この記事では、そのコメントを紹介していくので、ぜひ楽しんでもらえたらと思う。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

小夜左文字 役/舞台『刀剣乱舞』

鮮烈なデビューを飾った舞台『刀剣乱舞』での小夜左文字役は、多くのファンの心に残っているだろう。

今回のアンケートでは、50件を超える回答が小夜左文字役に寄せられていた。もちろん2.5次元ジャンルのビッグタイトルかつデビュー作ということもあるのだろうが、それ以上に「彼が小夜左文字だ」と客席を納得させる実力があるからこそ、この回答数なのだろう。

まずコメントの中で目立っていたのが、殺陣アクションの素晴らしさについて言及するものだ。

動いてるところを初めて見た時、思い描いていた小夜ちゃんそのままの動きだったので「さ。。。小夜ちゃん!」となったので。普段より高く発声している声も好きです。

あの大きな笠を背負ったまま繰り出される殺陣に驚かされたし、かっこよくて印象に残っています。しかも、納谷さんも決して小さい訳ではないのに、小夜のサイズ感の再現がすごかった。日常的シーンと戦闘シーンの静と動のギャップが好き。納谷さんは、舞台の上で動いている生の姿を見たくなる。

演じてるときの殺陣もすごくカッコ良くて、またキャラクターはあまり笑わないキャラだけど、カテコの時の笑顔のギャップがすごくかわいらしいから!

小さい小夜に見えるところがすごい!! 殺陣やアクションのシーンがかっこ良すぎる!!

初の大舞台にもかかわらず、大人気刀剣乱舞、そして小夜左文字という大役を素晴らしい演技と殺陣で演じられていて、観ていて2次元からそのまま出てきたのかと思いました。

キャラクターがそのまま出てきたみたいな再現度。見た目、目付き、声のトーン、身軽さなど全てがお小夜。

はじめての舞台だとは思えない演技力とテコンドーで鍛え上げられたアクションに目を奪われました

お小夜ちゃんは一番大好きなキャラで、舞台で健君を見たとき、本当にお小夜ちゃんがいて動いてる! と感動しました。小夜左文字は刀剣男子の中で一番身長が小さく、健君との身長差も大きく舞台であの身長の再現はできないと思っていたのですが、振る舞いや小さく素早く見せる殺陣で身長差が気になりませんでした。ただでさえ難しい殺陣で体は小さく見せながら強く大きい動きを求められる大変な役をこなす健君はすごいです!

初めて、虚伝を見た時に、納谷くんの殺陣にひたすら圧倒されました。他の俳優さんも殺陣はものすごいですが、納谷くんの殺陣ほど圧倒的なものはありません。足技の使い方も含めて、そこに小夜左文字がいるとしか思えないほどです。

キャラ自体も好きでしたが、そのまんまとしか言えない立ち姿からのアクロバティックな殺陣、大人しいのに静かに復讐を抱える姿でありつつ、小動物のようなかわいさに見事に打ち抜かれました。

私が初めて納谷くんを知ったのが小夜左文字で、表情や動き、殺陣などを観てすごくかっこいい、本物の小夜ちゃんのようだと思ったから。また小夜ちゃんを演じてほしい! 大好きです!

キャスト陣には殺陣のうまさに定評のある名がいくつも並んでいる。その中で小夜左文字は、短刀の持つ俊敏性やリーチの短さを活かした殺陣を観せなくてはならない。舞台デビュー作とは思えぬ完成度の高さは、そのまま彼の底しれぬポテンシャルに通じているのだろう。

もうひとつ、コメントの中で印象的だったのが、成長というキーワードだ。

とにかく殺陣のキレがすごい! シリーズを追うごとに、小夜左文字の成長も見られて嬉しくなります。

中盤での語りの表情は切なくて、山姥切とのシーンはとても素敵でした。小夜もあんまり喋らないのに、自分のことを考えながら話をしているのが良かったです。最後の笑顔で完全に惚れました。

復讐にとりつかれている小夜ちゃんを、健くんが全身全霊で演じている。でもかわいさも滲み出ていて、健くんが演じる小夜ちゃんが大好きです!

知ったきっかけでもあり、デビュー作でもあるので。回を追うことによって成長が見えて素敵だった

小夜ちゃんの心が成長していく過程が見事に演じられていたから

最初に見た時に本物の小夜がいると思った。初演からクオリティが高いと思ったけど、どんどん公演を重ねていくうちに殺陣が上手くなってすごいなと思ったから。

最後、極の姿で帰ってくるのがとてもかっこよかったので…!

いわゆる“実写化”が大嫌いで2.5も同じようなものだろうと思っていた私を、まずビジュアルで殴り、そして動きでもう一度殴って行ったほど小夜左文字そのものだったからです。キレッキレの殺陣と殺意に陰鬱な雰囲気、それでいて短刀ならではの愛らしさ。どこをとっても私の大好きな小夜ちゃんそのもので、虚伝初演の時に観ようともしなかったことを後悔しました。虚伝、虚伝再演、義伝、外伝、ジョ伝、慈伝会場替わりと6作出演していますが、納谷さんの小夜左文字の真骨頂はジョ伝2幕だと思っています。

極となり、成長したステータスを見せつけるようなそれまで以上の殺意と攻撃力の殺陣、そして少し前を向いた小夜ちゃんの強さが伝わって来る、そんな小夜左文字でした。外伝や慈伝でのにじみ出る短刀らしさもかわいらしくて、強いだけじゃない姿も大好きです。

復讐にとらわれている小夜左文字が、出陣や本丸での関わりを通じて少しずつ変わっていく過程。そして小夜左文字 極として、心も技もたくましくなって帰ってくる姿が、「刀ステ」では丁寧に描かれている。

会場替わりゲストや再演も含めるとこれまで納谷は6タイトルに出演してきた。その中でゆっくりと確実に変わっていく姿を、ファンも静かに見守ってきたことがうかがえるコメントがとても多い。

また、本シリーズの初演がデビュー作だったということもあり、役者・納谷 健の成長を「刀ステ」を通じて実感しているファンも多い印象を抱いた。

劇団Patchや外部作品で得た経験が、どういった形で彼の血となり肉となっているのか。それを感じ取れるのも、同じ役を演じ続けてくれているおかげだろう。いつかまた「刀ステ」の世界で、さらに成長を遂げた小夜左文字に会える日が今から楽しみだ。

メリオダス 役/舞台『七つの大罪 The STAGE』

「刀ステ」で一気に知名度を上げた納谷の初主演作となったのが、舞台『七つの大罪 The STAGE』のメリオダス役だ。

初主演、初座長の中でプレッシャーもあったとは思いますが、全てをはねのけるような素敵な笑顔が印象的だったので。

主演作品であり、彼の持ち味である素晴らしい身のこなしや、仲間たちとの掛け合いでのコミカルな一面、本気になった時のクールな一面も全て堪能できる作品だからです。たけちゃんのメリオダスが本当に大好き過ぎて、連日劇場に通いました。

王道ファンタジーのアクションを再現する身体能力、キャラクターを見事にとらえた表現力に心を奪われたので。

健くん初主演の舞台なので。

初めて納谷くんを見た舞台だった。それまで観劇など経験が無かったけど新しい趣味になった。

原作から飛び出てきたようなメリオダスで、とても記憶に残っています。(初めて納谷くんを生で見た舞台でした)

一見すると能天気でお気楽な性格をしているメリオダスだが、その内側には禍々(まがまが)しいほどの歪みと悲しい愛を内包している。その影と光のグラデーションが見事に表現されていた。

メリオダスはカラッとした笑顔も特徴的だが、納谷の持つ“気のいいお兄ちゃん”感あふれる笑顔はまさにメリオダスにぴったり。

小柄な身体の中に他を圧倒する戦闘力を秘めている点も、彼自身の身体能力に通じるところがあり、「この役は納谷 健にしか演じられない」と思わせてくれる役のひとつだ。

鷹 役/少年社中第37回公演『天守物語』

メリオダス役と同数のコメントが寄せられていたのが、2019年に上演された少年社中第37回公演『天守物語』の鷹 役だ。

本当に鳥のように見えて、迫力がすごくて、こんな役もできたんだと思いすごく印象に残っているから

高い身体能力が生かされ、本物の鷹のように美しかったから。一挙一動が洗練されていたと感じたし、生で見ることが出来て幸せだった。

「鷹」役と聞き、どういうこと? となりましたが、観劇したら本当に「鷹」がそこにいました。動き全てが本当の鳥で、「殺陣が上手な役者さん」というイメージが一気に「身体表現の幅がとてつもなく広い役者さん」と変わりました。愛する人への想いが痛いぐらいに伝わり、会場全体が納谷くんに引き込まれていくのを感じました。

他の作品の納谷くんも魅力的ですが、天守物語の鷹は、物語の最後の最後まで素敵な鷹でした! 鷹の一つ一つの動きが、本当の鳥のようで素敵でした。舞台を観ているとき、鷹は納谷くんなんですけど、本物の鳥の鷹がいるようでした(歩き方だったり、止まり方だったり、鳥の表情だったりetc)。

鷹の仕草と人の魂の集合体。繊細な役作りが大好きです。

納谷健の演技力の全てが凝縮された役。愛する人の頬に触れる仕草で溢れんばかりの優しさと愛を感じて涙が止まらなくなった。劇場でもう一度観たい作品。

鋭く射抜くような視線と、気高く美しい羽ばたきはまさしく「鷹」であり、作中における「鳥」という存在そのものもとても印象的だったのでこちらを選びました。また、愛する富姫に触れる姿と表情があまりに美しく、そして切なく、今でも鮮明に記憶に残っています。
作品自体もエネルギーに満ち溢れていて、今このようなご時世だからこそ、改めて観てみたいと思う作品です。

鷹の羽ばたくシーンが忘れられません。口数の多い役ではなかったので、体全身で表現した動きに感動しっぱなしでした。

少年社中の作品らしい、エネルギーが渦巻きぶつかり合う作品において、鳥の鷹という難しい役どころを好演。

彼の持つ表現力の新たな可能性を感じたファンからの熱いコメントが印象的だ。

坂井知季 役/「DIVE!!」The STAGE!!

初主演の舞台を踏んだ翌月、再び座長として挑んだ作品が「DIVE!!」The STAGE!!である。本作の坂井知季役では、高校生の葛藤や競技への苦悩といった、等身大な役柄ならではの表情を見せてくれた。

すごく体を張っていたし、めっちゃ感動したから

アスリートのつらさと思春期の感情の揺れ動きがすごく胸に響いてきたから。

納谷くん単独主演の第2作目なのですが、座組の熱量が高かった。ご本人の情熱がそのまま伝わってくる作品でした。
きっと名前の上がるだろう小夜左門字やメリオダスみたいに演じるキャラクターに魅力があった、というより、納谷くん演じる坂井知季とその仲間の関係性、飛び込み競技を舞台で表現する…2.5次元作品ですが、舞台の無限の可能性・表現力を感じました。とにかく最高なので、納谷くん出演作品で円盤を探している方は是非観てほしい作品です!!!

「DIVE!!」で初めて納谷さんのお芝居を観て、とても引き込まれる演技で、そこからファンになったからです。

納谷くんらしさが全面的に出ていて、それがキャラクターと相まって、お芝居がすごく心に刺さったから。

ファンタジー作品とはまた違った現実世界に寄り添う細やかな芝居は、観る人に「明日も頑張ろう」という、小さいけれど確かなきらめきを残してくれたのではないだろうか。

大人気2.5次元作品から2020年上演の“あの役”まで コメントが寄せられた作品を紹介

デビュー以降、彼は駆け抜けるように次々と舞台作品に出演してきた。それだけに、コメントが寄せられた作品もとても多い。

ここからは上記以外にコメントが寄せられた作品をまとめて紹介しよう。

斎藤 一 役/ミュージカル 『薄桜鬼』
・志譚 土方歳三篇での、斎藤が会津に残る場面の台詞の一つ一つがとても重く、最後の「土方さん!」の台詞で泣いてしまいました。斎藤一篇、観たかったです。

・納谷さんを知った作品。刀ステのお小夜ちゃんの殺陣も良くて、小夜左文字か悩みましたが、やはり斎藤さんにしました。納谷さんの斎藤さんが…かわいいのなんの…

ナラボート 役/エン*ゲキ#04『絶唱サロメ』
・忠実そしてコミカルさを上手く使い分けていてとても印象に残っています。ヘロディアのボイスシーンのダンスがとても好きです。

・他にもたくさん素敵な作品ばかりで決めきれなかったけど、納谷くんを知るきっかけになった、『絶唱サロメ』は初めて生で納谷くんの演技を観て衝撃を受けたからです。

徳重マサチューセッツ翼 役/梅棒9th”RE”ATTACK『超ピカイチ!』
・セリフがない舞台なのに見てるだけで色々な感情が出てきて新しい発見でした。また、色々な種類のダンスを見られたりセリフがないからこそ様々な表情が見られたりして、何回も観たくなる舞台でした! 納谷くんの短パンもたまらなかったです!笑

・納谷健の魅力が120%発揮された脚本・演出だった。楽しそうで全力で公演終了があんなに名残惜しそうな推しを初めて見た。ほんまに楽しかったんやろなって思ったし、観ているこっちも終演後に、「もう1回!」ってなってリピチケを買った。円盤がないのがつらい作品No.1

又三郎 役/ 本格文學朗読演劇シリーズ 「極上文學」第12弾『風の又三郎・よだかの星』
・納谷さんを初めて見た舞台で、チャームポイントを親しみやすい笑顔っていってにっこり笑った姿が忘れられないので。

・又三郎という転校生の不思議な少年から異界の鬼までを声音、目線、動きで演じ、宮沢賢治の世界にスッと連れていかれる。鳥肌が立ちました。

オリヴィア 役/舞台『十二夜』
・仕草や表情などすっかり恋する女の子だった。

猿飛太 役/舞台『大正浪漫探偵譚〜君影草の設計書〜』
・舞台『刀剣乱舞』の初演で本公演が初めてだった納谷くんの2つ目の舞台。小夜左文字の大人しい雰囲気の印象が強かった為、元気でかわいい「子供」役を観てとても驚いたのを覚えています。舞台の上を走り回り、子供の無邪気さを全面に表現していて、納谷くんの可能性を感じられ、これからどんどん活躍されていくんだろうなと思えた作品です。小柄なことを特技に変えて、納谷くんだからできるお芝居や動きを見出している素敵な役者さんだと思います!

ファンイチオシ! 抑えておきたい劇団Patch関連作品

ここまで読んできて、「あれ?」と思ったファンもいるかもしれないが、納谷を語る上で欠かせない劇団Patch関連の作品については、ここからまとめて紹介していきたいと思う。

劇団Patch関連では、大きな反響を呼んだPatch × TRUMP series 10th Anniversary『SPECTER』のサトクリフ役にコメントが多く集まっていた。

恵比三 役、弁才 役/Patch stage vol.11『JOURNEY-浪花忍法帖-』
・今まで一期生が中心だったPatchステージで、初めて四期生がメインになり、納谷くんがその時までに外部で学んできた殺陣やお芝居がジャー忍で発揮されていて、劇団Patch四期生にこれからの無限大の可能性を強く感じたから。

ブッチャー 役/劇団Patch特別公演『大阪ドンキホーテ 〜スーパースター Patch ver.〜』
・2.5次元の作品のイメージが多いと思いますがブッチャーは清潔感ゼロの超人役で今までに見たことないような表情、声色、歌声をたくさん見せてもらいました。きっと、もっと色んな可能性を見せてくれると確信し、納谷くんについて行こうと心に決めた作品、キャラクターです。

・演技力、歌唱力、存在感、華があり目を引きました

井筒 役/Patch stage vol.12『ボクのシューカツ。』
納谷さんの演技を初めて生で観た役でもあるし、色々思い悩んでいた時期に観た舞台なのでとても記憶に残っていて、大好きなキャラクターです。

サトクリフ 役/Patch × TRUMP series 10th Anniversary『SPECTER』
・二刀流の殺陣が美しい!

・納谷君が演じた中で1番好きなキャラクターです。

・妖艶さがものすごく出ていたから

パリピ先輩 役/Zoom生演劇「ロックダウンスパイ」
新参者の為、劇団Patchの舞台として観たのが、この作品が初めてなので。

関西で旗揚げされた劇団Patchだが、ここ数年はメンバー個々人の華々しい活躍もあり、東京での本公演も上演されている。

「まだ2.5次元作品での姿しか観たことない」という人も、“ホーム”である劇団Patchでのリラックスした素顔や、仲間たちと切磋琢磨し合う姿をぜひ観てもらえたらと思う。

上へ、横へ、斜めへも。どこにだって手を伸ばし結果を掴み取るストイックマン

劇団Patchの他己紹介企画では、他メンバーからストイックで勉強熱心で、努力を諦めない人と評されていた納谷。

彼の持つその芯の強さが、彼の芝居の軸にあるのだろう。だからこそ、ステージ上で気づくと目を奪われてしまうのだ。

そのストイックさを武器に、どこまで登りつめるのだろうか。25歳の誕生日を迎えた納谷 健の躍進が楽しみで仕方がない。

【お詫びと訂正】
記事初出時、舞台『刀剣乱舞』に関する情報に一部誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。

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WRITER

双海 しお
 
								双海 しお
							

アイスと舞台とアニメが好きなライター。2.5次元はいいぞ!ミュージカルはいいぞ!舞台はいいぞ!若手俳優はいいぞ!を届けていきたいと思っています。役者や作品が表現した世界を、文字で伝えていきたいと試行錯誤の日々。

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