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阪本奨悟が演じたベストキャラは?芝居×音楽の可能性ひらくハイブリッドな実力派

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かつて11歳で芸能の世界に飛び込んだという、阪本奨悟。

1993年6月13日生まれの彼は、今年27歳の誕生日を迎える。

彼の誕生日を記念して、2.5ジゲン!!では「阪本奨悟が演じた中で一番好きなキャラクター」についてアンケート調査を行った。

2.5次元ファンそれぞれが選ぶ「阪本奨悟のベストキャラ」はどの役なのだろうか? 寄せられたコメント(抜粋)を基に紹介していこう。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

阪本奨悟プロフィール

シンガーソングライター / 俳優
兵庫県西宮市出身のシンガーソングライター。
過去にミュージカル「テニスの王子様」やNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に出演し、
役者としての将来を期待されるも、音楽への強い思いからその道を選び、東京を離れ、地元兵庫にて単身音楽活動を開始。

2年間の自主活動を経て、2014年シンガーソングライターとして東京での活動を再開。
そして2017年5月31日に両A面シングル「鼻声/しょっぱい涙」でメジャーデビューをはたす。
同年、10月14日公開の映画『恋と嘘』の主題歌、挿入歌を担当し話題に。
(中略)
また、俳優としても2018年3月よりミュージカル『刀剣乱舞』〜結びの響、始まりの音〜へ出演するなど、幅広く活躍する今最も注目する新人アーティスト。

引用:阪本奨悟オフィシャルサイトより

越前リョーマ|ミュージカル『テニスの王子様』

これまでさまざまな役柄を演じてきた阪本奨悟。今回のアンケートでは、その中でもとくに2人のキャラクターに大きな注目が集まった。

そのうちの1人が、ミュージカル『テニスの王子様』の主人公・越前リョーマである。

まずは、ファンから寄せられたコメント(その役柄を選んだ理由)を抜粋してご紹介しよう。

「テニミュ」で初めて奨悟くんを見たとき、「なんだこの歌の上手い子は!」と衝撃を受けました。奨悟くんを知るきっかけになった特別な作品です!

初めて奨悟くんを観た作品でその頃からずっとすきだから

初めて奨悟くんを知ったのが「テニミュ」のリョーマだったのですが余りの歌の上手さとビジュアルの素晴しさに感動したのを今でも覚えているので♪

私が2.5次元を知るきっかけになったからです。

初めて観劇した2.5舞台が「テニミュ」1st全国氷帝戦で、その真ん中にいるのが奨悟くんでした。姉と同い年なのに、しっかり堂々とリョーマを演じていたのを10数年経った今でも鮮明に覚えています。

越前リョーマが3次元に実在していた

もっと何回も見たかったと思うから。

2007年、阪本はミュージカル『テニスの王子様』(通称「テニミュ」)に青学4代目の越前リョーマ役として出演。

勝ち気でクールなリョーマを見事に表現する演技力とルックス、さらにその歌声の美しさで一躍注目を集めた。

当時、阪本は14歳。すでに芸能活動中であったとは言え、初の主演舞台としては非常に大きな作品である。

しかし、ステージのセンターで見せる堂々とした立ち姿と、全身を使って気持ちよさそうに披露した歌声は、多くのファンの心に刻まれる存在となった。

堀川国広|ミュージカル『刀剣乱舞』

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今回のアンケートでとくに多くの支持を集めたもう1人のキャラクターが、ミュージカル『刀剣乱舞』(通称「刀ミュ」)の堀川国広である。

こちらも、ファンの声をご紹介していきたい。

自然に、キャラそのままを演じてくれたから

可愛いし面白いしかっこいい

可愛いビジュアルなのに刀剣男士ならではの葛藤が感じられたし、最後のシーンで泣いてるのを見て涙腺が崩壊した。

所作からキャラ作りまで全て思っていた通りに演じてくださいました

優等生っぽいキャラクターがハマっていた。歌もファンサービスも上手で好きになった!

堀川国広という刀は、新選組副長・土方歳三が愛用していたと言われる脇差だ。「刀剣乱舞」の世界では、礼儀正しくまじめな好青年、かつ熱い心を秘めた刀剣男士として描かれている。

まじめな好青年でありながら熱い心を持っている、という人物像は、どこか阪本自身の印象にも当てはまる。

また、阪本のミュージシャンとしての実力も「刀ミュ」を生きるこのキャラクターに深みを与えてくれた。それは、多数のコメントからもうかがえる。

阪本奨悟というミュージシャン・俳優に出会わせてくれた思い出深い作品です。初日、最初の堀川ソロの生歌に圧倒され、新撰組の終焉をなぞっていく堀川くんの切ない演技にもとても魅かれました。002部の客降り曲で、にこにこ手を振りながら歌ってる姿も可愛すぎました。初日を見てすぐ、そのまま奨悟くんのライブの先行を申し込んだのもいい思い出です。

ギターを弾く姿がカッコ良かったです

1部の堀川と2部の歌が上手い堀川で推せる。あと歌合の時堀川のままギター生演奏も凄かった。

前説から可愛かったし、ギターがあまりに上手くてびっくりしました。歌もとても上手くて多才な方だと感心しました。

「テニミュ」卒業から2年後の2011年、阪本は「自身の将来をじっくり考えたい」との理由から所属事務所を退所。その後出身地である兵庫に戻り、単独で音楽活動を始めた。

2年間の自主活動ののち、シンガーソングライターとして2014年芸能界に復帰。長年の夢であった「音楽の道」を進むこととなる。

そんな阪本が、復帰後初めて2.5次元のステージへ帰ってきた作品が、2018年に上演された「ミュージカル『刀剣乱舞』〜結びの響、始まりの音〜」であった。

2.5次元に初出演したときと同じ、日本青年館の板の上。……厳密には建て替えにより建物は変わっていたが、「テニミュ」時代からのファンにとっては感慨もひとしおだったのではないだろうか。

また「刀ミュ」で披露した芝居と歌は、多くの新たなファンとの出会いも生んだ。

「〜歌合 乱舞狂乱2019〜」では、ギターの生演奏を披露。あらためて、阪本の多彩な魅力と能力を堪能できることとなった。

さらに、この他にもファンの支持を集めたキャラクターたちがいる。いただいたコメントをご紹介していきたい。

ユージン王子|「王室教師ハイネ-THE MUSICALⅡ-」

・立ち居振る舞いが原作のユージン王子そのままだった。

・劇場版アニメも含め、ユージンは阪本さんしか考えられない!歌声も素敵で、歌が得意なユージンは阪本さんにピッタリでした!

・初めて阪本奨悟さんを観たくて観劇した作品だったので、とても印象に残っています。歌が素晴らしいのは勿論、アニメで声優もされていましたが舞台になってもそのままでとても可愛らしい双子王子が素敵でした。

シエル・ファントムハイヴ|「音楽舞闘会『黒執事』―その執事、友好―」

暗く、闇を抱えてなお強いシエルそのものでした。

島村勇太|「BLACK PEARL」

とにかく可愛い。高校生役なのですが、家庭教師との勉強のシーンが印象的。

芝居×音楽で新境地を拓く「阪本奨悟」という可能性

自身とは異なる誰かの人生を、ステージ上に出現させる。そのために、役者はしばしば自身の人生を糧にする。

だから本人の経験や感情、思考の引き出しが増えれば、表現の幅も広がっていく。ミュージシャン・阪本奨悟は、俳優・阪本奨悟に新たな表現の術を与えてくれた。

それはおそらく、逆も同じだ。音楽に携わる仕事にも、そうした部分があるだろう。

彼が劇場の板の上に帰ってきたとき、その魅力が褪せないどころか、より一層色鮮やかになっていることに感動したのは、筆者だけではないはずだ。

何よりも嬉しいのは、阪本自身が芝居と音楽をともに楽しんでいる様子が伝わってくることだ。阪本はこれからも、彼にしかできない進化を見せてくれるに違いない。

シンガーソングライターとしても、メジャーデビューから3周年を迎えた阪本。今後の活躍にも注目したい。

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WRITER

豊島 オリカ
 
								豊島 オリカ
							

観劇好きのフリーライター。2.5次元が大好きです。頂いた日々の活力、勇気、心を揺らす奇跡のような感覚に、どうにか恩返しできないものかと願いながら執筆しています。カーテンコールで拍手することと、鼻ぺちゃな犬も大好きです。

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