1991年4月8日生まれの俳優、二葉勇。
ツインボーカルユニット「TWiN PARADOX (ツインパラドックス)」としても活躍する双子、二葉兄弟の兄である。
今年29歳を迎える彼の誕生日を記念して、2.5ジゲン!!では「二葉勇が演じた中で一番好きなキャラクター」についてアンケート調査を行った。
2.5次元ファンそれぞれが選ぶ「二葉勇のベストキャラ」はどの役なのだろうか? 寄せられたコメント(抜粋)を基に紹介していこう。
※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。
永見貞愛|ミュージカル『刀剣乱舞』
おかんからこんなLINEが来ました。
咳止まらなくならないように気をつけて生きます。
今日から愛知公演🔥
貞愛の故郷!!
貞愛は愛知県 知立神社32代神主なんです。
がんばるぞーーー🔥#刀剣乱舞#ミュージカル刀剣乱舞#刀ミュ#歌合#愛知公演#貞愛 pic.twitter.com/5QHXbJDcxC
— 二葉 勇(兄) (@2BA_yuu) January 11, 2020
まずはこちら、ミュージカル『刀剣乱舞』〜葵咲本紀〜の登場人物・永見貞愛だ。
アンケートでファンに「どうしてこのキャラクターを選んだのか」を訊ねたところ、こんなコメントが寄せられた。
良い意味で人間くさいキャラクターだったし、しかも人間の強いところを示してくれた。コミカルなシーンも多くて、シリアスなストーリーに和みをくれたのも良かったです。
この作品までは、先に人気作品に出ていた要くん(双子の弟・二葉要)のファンが多かったが、『刀剣乱舞』で貞愛を演じてから勇くんファンが増えたため。
2.5次元に新たな道を切り拓いたミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ。「葵咲本紀」は、2019年8月〜10月にかけて上演された作品だ。
二葉が演じた永見貞愛は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて実在した人物である。愛知県にある知立神社で32代神主を務めた。
永見貞愛の出生に関わるドラマチックな出来事は、「葵咲本紀」のストーリーにも深く関わっている。
そして二葉の演じた温かみのある人物像は、クライマックスの展開に説得力と深みを持たせた。
霧隠才蔵|「天下統一恋の乱 Love Ballad ~序章~」
女性向け恋愛ドラマアプリが原作の舞台「天下統一恋の乱 Love Ballad ~序章~」では、人気キャラ霧隠才蔵を演じた。
人気の高いキャラクターをアドリブパートも含めて見事に演じていたから
クールで何を考えているのか分からない的な魅力があるキャラクターに、キリッとした顔立ちがすごく映えていたから。
すごく才蔵なんだけど、個性もしっかり出ていた
霧隠才蔵は、真田幸村に仕える「真田十勇士」のひとり。原作ゲームでは気まぐれでサド気の強い忍者として描かれている。
舞台版の「天下統一恋の乱 Love Ballad ~序章~」で描かれたのは、ゲームに登場する人物たちがとある島で繰り広げるシリアスな人狼ゲーム、つまりアドリブ劇である。
キャラクター性を保ちながら結末を含めた多くのシーンをアドリブでこなすという状況は、演劇作品として珍しい試みだ。
普段は朗らかな関西弁が特徴的な二葉だが、この作品では見事にクールな霧隠才蔵をアドリブで演じてみせてくれた。
加賀尾益兵衛|『甘くはないぜ!3』
#番町ボーイズ × #10神ACTOR コラボ公演 「甘くはないぜ!3」
メンバーからの告知映像6人目は #二葉勇
チケット一般販売受付中!!
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— 劇団番町ボーイズ☆ (@bancho_boys_5) November 26, 2018
もうひとり、ファンに人気の高かったキャラクターが、オリジナル作品『甘くはないぜ!3』の加賀尾益兵衛である。
歌舞伎俳優のおたくの役なのですが、言っていることがわかりみしかありませんでした。
平和な推し方をするオタク役がハマっていたから。
まさに私が「推し」に感じていることを、見事に代弁してくれる役だったから。益兵衛さん健気でかわいい、応援したい!
『甘くはないぜ!』シリーズは、個性豊かな若手俳優集団「劇団番町ボーイズ☆」によるオリジナルの作品シリーズだ。
第3弾となる『甘くはないぜ!3』は、福岡を中心に活動するタレント・俳優集団「10神ACTOR」とのコラボ公演として上演された。
ストーリーは、ショコラティエとして働く現代の青年・加賀尾千代太(演・二葉要)が、ひょんなことから幕末にタイムスリップしてしまう……という設定のコメディだ。
二葉が演じた加賀尾益兵衛は、千代太のご先祖。ひいきの歌舞伎役者=「推し」がいる、なんとも親しみ深い人物で、長屋を経営しているものの入ってきたお金をすべて推しにつぎ込んでしまったりする。
コメントにもあったとおり、観客の中には思わず共感してしまった人も多いのではないだろうか。少なくとも筆者は、コミカルな演技に腹を抱えて笑いつつ、妙にリアルな振る舞いや推しに対する愛情表現に感動しきりだった。
自然体で真摯、役柄に温かみを加える役者・二葉勇
今日は遂にメジャーデビュー日。
色んな紆余曲折があって、やっとの思いでたどり着きました。
色んな人が支えてくれました。
今度は俺らが恩返しして行かないと。
やっとスタートラインです!
ファンのみんな、スタッフさん、仲間、みんな連れて走って行きます🔥⚡️
本日渋谷のリリイベ楽しみましょう‼️ pic.twitter.com/fECUkXQYm0— 二葉 勇(兄) (@2BA_yuu) February 26, 2020
2019年6月までは「劇団番町ボーイズ☆」の一員として、またその後は個人の俳優として、さまざまな演劇活動に参加してきた二葉勇。
その芝居は役に真摯に向き合いながらも不思議なほど自然体だ。観ていると彼の温かい人柄が伝わってくるようで、客席がなんとも言えない居心地の良さに包まれる。
2017年からは、双子の弟・二葉要とともにツインボーカルユニット「TWiN PARADOX」として、音楽活動にも力を入れている。
29歳を迎える俳優・二葉勇は、いったいどんな活躍を見せてくれるのだろうか?ファンの皆様とともに、今後も注目していきたい。
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