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安井一真が演じたベストキャラは?芝居も音楽も表現豊か、多芸多才なムードメイカー

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1994年2月12日生まれの俳優、安井一真。

今年26歳を迎える彼の誕生日を記念して、「2.5ジゲン!!」では「安井一真の演じた中で一番好きなキャラクター」についてアンケート調査を行った。

2.5次元ファンそれぞれが選ぶ「安井一真のベストキャラ」はどの役なのだろうか? 寄せられたコメント(抜粋)を基に紹介していこう。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

日々樹渉|『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』

今回のアンケートで最も多くの支持を獲得した役は、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』シリーズ(通称あんステ)の日々樹渉だ。

まずは、寄せられたコメント(その役を選んだ理由)を抜粋してご紹介したい。

再現度が素晴らしいから

背格好や振る舞いがまさに日々樹渉だった。

仕草が優雅でビジュアルがマジ卍最強だったから

水色長髪、トップエンターテイナーであり、作品中でも特に演じるのが難しいキャラクターだと思いますが、安井さんのオリジナリティが加わることで、より愛される人物となっていました。

日替わりも面白かったしそのまま日々樹渉だった!

素晴らしかった。日々樹渉の不思議な感じがとても出ていておもしろいのに、歌になるととてもかっこよくてお上手で! また見たいです。

骨格からキャラだったのと歌が上手い、手がきれい、お芝居が合ってたので

テンション高くて、ちょっとわけわからないくらい巻き込み力が高い日々樹先輩を、すごく素敵に演じてくださいました!

安井さんの渉のパフォーマンス大好きでした。
あの髪色、あの長さのウィッグが似合っててすごいと思います。

初めて観たときに日々樹渉さんが存在してると感じるくらいの演技に圧倒されました。あんステはご卒業されましたが、卒業されても作品を愛してくださってることがファンとしては嬉しいです。

日々樹渉は、アイドル養成学校・夢ノ咲学院において、間違いなくトップクラスの実力を持つ者の一人だ。

渉が所属しているのは、 “皇帝” と呼ばれる生徒会長・天祥院英智が率いるユニット「fine(フィーネ)」。圧倒的なパフォーマンスと絶大な人気を誇るアイドルユニットである。

また、実力はあるが制度の枠に収まりきらない存在として「五奇人(現・三奇人)」のひとりにも数えられている。いずれの立場も、その才能が凡庸ではないことを物語っている。

自ら道化師を名乗る渉は、ステージ上でも私生活でもトリッキーな言動が持ち味だ。他人を驚かせることが大好きで、手品やモノマネ、突拍子もない行動など、あの手この手で周囲の度肝を抜いてくる。

ミステリアスな面もあれば、お茶目ないたずらっ子のように無邪気に見える面もある。不思議な魅力を持つ人物なのだ。

安井はそんな渉のことを「渉さん」と友人のように呼び、配役発表から卒業まで独特の距離感とリスペクトをもって演じきった。

渉のようにテンションが高くトリッキーなキャラクターは、一歩間違えばステージ上で空回りをしてしまいかねない。だが安井の演じる日々樹渉をひと目見た瞬間、不安はきれいに払拭された。

考えてみれば、突拍子もない行動もミステリアスなセリフも、すべて日々樹渉という人間が選んだものだ。

安井は、そこに秘められた渉の思いを、ひとつひとつ丁寧に掬い上げながら演じてくれた。

だからどんな表情を見せても空回りせず、ブレることもなく、ひとりの人間として「日々樹渉」が成立したのではないかと思う。

安井が約2年にわたり心を込めて演じ上げた日々樹渉が、今回最も多くの支持を獲得した。

また、今回のアンケートでは、次のキャラクターたちにもコメントが寄せられている。

徳川家康|「天下統一恋の乱 Love Ballad ~序章~」

サッパリしたイケメンで実力もあるけど、うさんくさい。その感じがツボです。
生の人狼ゲームを舞台で観られるのも面白かった!

「天下統一恋の乱 Love Ballad ~序章~」は、安井が所属する劇団番町ボーイズ☆の第4回本公演にあたる作品。

原作は、歴史上の人物と恋を繰り広げる恋愛ドラマアプリ『天下統一恋の乱 Love Ballad』だ。今作は人狼TLPT(人狼 ザ・ライブプレイングシアター)とコラボし、舞台上で役者たちが生の人狼ゲームを行うというチャレンジングなステージだった。

この作品で安井が演じたのは、徳川家康。「利用できるものは何でも利用する」「誰にも心を許さないイケメン」というキャラクターで、日々樹渉とはまた異なる魅力を感じられる。

安井の飄々とした表情や、狡猾な策略家の芝居を堪能できる作品だ。

ナツキ|「マネキンライフ」

ビジュアルが天才!とにかく顔が良かった

華やかな衣装も着こなしていて、眼福でした!

こちらの「マネキンライフ」は、劇団番町ボーイズ☆の第7回本公演にあたる作品だ。

舞台となるのは、創業80年を超える老舗百貨店。紳士服売り場にたたずむマネキンたちが、夜ごと動き出して自由に振る舞う……というファンタジックなストーリーである。

安井が演じたナツキは、中性的で美しい容貌を持つマネキンだ。昼はぴくりとも動かない無機物、夜は生き生きと歌い踊る。

そんなマネキンの一人として生きるナツキの姿=まさにマネキンライフは、ファンの心に鮮やかに刻まれているようだ。

芝居も歌も誠実に。惜しみなく愛を注ぐ男・安井一真

SNSやインタビュー、またカーテンコールの挨拶など。気持ちを伝える場面ではいつも、安井は温かくポジティブな言葉を選んで紡ぐ。

どの現場でもムードメイカー的な明るさを放つ安井だが、その言葉選びからは彼の誠実な人柄もよく伝わってくる。

俳優として稀有な表現力を持つ安井は、一方でミュージシャンとしても活躍中だ。所属するボーイズグループ「XOX(キスハグキス)」でメジャー・デビューも果たしている。

残念なことに「XOX」は2020年3月をもって全メンバーの卒業が発表されたのだが、安井はその際オリジナルソングを作詞・作曲し、自身の思いを大好きな音楽に乗せて綴った。

芝居を愛し、演じる役を愛し、音楽をとことん愛する安井。その姿は「多芸多才」という言葉では表現しきれないほど、温かい愛情に満ちている。

26歳を迎える安井一真。俳優としてもミュージシャンとしても、必ず新たな輝きを見せてくれるに違いない。

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WRITER

豊島 オリカ
 
								豊島 オリカ
							

観劇好きのフリーライター。2.5次元が大好きです。頂いた日々の活力、勇気、心を揺らす奇跡のような感覚に、どうにか恩返しできないものかと願いながら執筆しています。カーテンコールで拍手することと、鼻ぺちゃな犬も大好きです。

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