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瑛が演じたベストキャラは?迫力の美貌とキュートな笑顔が光る正統派イケメン【誕生日アンケート】

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端正な容貌に、180cmの長身。一見近づきがたいほどの迫力を持つ二枚目だが、口をひらけば一瞬にして、気さくな親しみやすさがこぼれる。瑛はそんな俳優だ。

1997年1月6日生まれの俳優、瑛(あきら)。

今年23歳を迎える彼の誕生日を記念して、「2.5ジゲン!!」では「瑛の演じた中で一番好きなキャラクター」についてアンケート調査を行った。

2.5次元ファンが選ぶ瑛の「ベストキャラ」とは、一体どの役なのだろうか? 寄せられたコメント(抜粋)を基に紹介していこう。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

乙狩アドニス|『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』

今回のアンケートで最も多くの支持を集めたのは、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』(通称あんステ)シリーズの乙狩アドニスだ。

まずは、ファンのコメント(その役を選んだ理由)を抜粋して見てみよう。

観たときにほんとに「本物だ!!」と思った

瞳のキラキラが、ピュアなアドニスにぴったりだと思います。

アドニスくんを演じたおかげで出会えたから!

ハーフのアドニスくんを綺麗なお顔でそのままに演じてくださった瑛さんには感謝しかありません!! 優しくて強くてかっこいい瑛さんのアドニスくんが大好きです!

外国人の父と日本人の母を持つ乙狩アドニスは、褐色の肌を持つエキゾチックな美青年。「過激で背徳的」がキャッチコピーのアイドルユニット「UNDEAD」に所属する高校2年生だ。

高身長で体格が良く、寡黙な性格もあいまって一見「怖そう」に見えるかもしれないが、実際は穏やかで心優しい人物である。

常に「自分より小さいものを助けたい」という思いを抱き続けており、「弱いものは俺が守る」がキメ台詞のようになっている。

そんなアドニスが2.5次元に初めて登場したのは、2016年に上演された「あんステ」の初演だ。そこから2019年に上演されたUNDEAD主演の番外編「Destruction × Road」に至るまで、瑛は愛情深くアドニスを演じ続けている。

瑛自身がイギリス人と日本人のハーフである点は、アドニスと重なる。もともと色白の瑛だが、褐色の肌を表現したメイクにも違和感がない。

迫力を感じるほど端正な容貌と、小さな子どものように純粋な眼差しをあわせ持つ。舞台上の瑛はアドニスそのものだ。

「Destruction × Road」では、UNDEADの結成秘話が演じられた。日本に来たばかりで少しぎこちないが、今と変わらず自分らしくまっすぐに行動するアドニスの姿は、シリアスなストーリーの中でも観客をホッと和ませてくれた。

その空気感は、まさにアドニスその人のものであった。

マーリン|「Fate/Grand Order THE STAGE」

「Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット」に登場したマーリンにも多数のコメントが寄せられている。

マーリンの胡散臭さまでもが表現されていた

ろくでなしでふざけているマーリンがそのまんまで感動しました。

見た目はため息が出るほどキレイなのに、中身はすっごくうさんくさい! でもやっぱり強いし最終的にはかっこいい。そんなマーリンそのものでした。

原作のアプリゲーム「Fate/Grand Order」(通称FGO)は、歴史上の偉人や物語に登場する英雄たちを「サーヴァント」と呼ばれる英霊として召喚し、ともに戦うというストーリーだ。

マーリンは、もともとアーサー王物語に登場する高名な魔術師。FGOではトップクラスの能力を誇るキャスター(魔術師)として登場し、非常に多くのファンを擁する。

「花の魔術師」と呼ばれるマーリンは、華やかな美貌にいつも何を考えているのか読み取れない笑みをたたえ、何が起きても他人事のように淡々と振る舞う。

それは彼の能力やバックグラウンドに深く関係しているのだが、一般的には「うさんくさい」と評されることも多い。

人間と夢魔のハーフであるため、人間に感情移入しないマーリン。だが人間という生き物に対し深い愛情も抱いているマーリン。

優美で難解、うさんくさいがなぜか愛しい。そんな魅力的なマーリンを、瑛はステージ上で存在感たっぷりに再現してくれた。

今回のアンケートでは、乙狩アドニスとマーリンがツートップに選ばれた。

美しく伸びやかな芝居で観客を魅了する、俳優・瑛

2015年の俳優デビュー以来、多くの役を演じてきた瑛。

甘いロマンスにうっとり浸らせてくれる「イケメン戦国」「イケメンヴァンパイア」から、コミカルな芝居に腹を抱えて笑える『妖怪!百鬼夜高等学校』まで、そのフィールドは幅広い。

人狼ゲームと上演を組み合わせた舞台「天下統一恋の乱Love Ballad ~序章~」や、観客投票でラストが決まる舞台「甘くはないぜ!」など、アドリブ勝負のステージでも経験を積んできた。

瑛は、どんなキャラクターともまっすぐに向き合い、不器用なほど丁寧にキャラクターと自分を同化させていく。そして板の上に立てば、一瞬一瞬を思いきり楽しみながら演じる。

キャラクターへの愛情を全身でのびのびと表現する彼を観ていると、筆者は「役者っていいものだなあ」と羨ましくなってしまう瞬間がある。その感覚は、少し寂しくも心地よく、愛おしいものだ。

飾り気のない笑顔で芝居を楽しみ続ける俳優、瑛。

23歳を迎えた彼はステージ上でどんな表情を見せてくれるのだろうか? 今後もますます期待したい。

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WRITER

豊島 オリカ
 
								豊島 オリカ
							

観劇好きのフリーライター。2.5次元が大好きです。頂いた日々の活力、勇気、心を揺らす奇跡のような感覚に、どうにか恩返しできないものかと願いながら執筆しています。カーテンコールで拍手することと、鼻ぺちゃな犬も大好きです。

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